dアカウントを複数取得する方法と複数のdアカウントでポイントを共有する方法、d払いを複数端末で利用する方法を案内します。
予備知識
dアカウント複数取得可
個人で複数のdアカウントを取得することは可能です。(2019年7月5日時点)
Source:https://id.smt.docomo.ne.jp/src/dlogin/notice2.html
2種類のdアカウント
dアカウントは2種類あります。
- ドコモ回線dアカウント:docomoの電話番号を紐付けたdアカウントのこと
- キャリアフリーdアカウント:docomoの電話番号を紐付けていないdアカウントのこと
ドコモ回線を契約していなくてもdアカウントの取得は可能です。
ポイント共有グループとは
複数のdアカウントに貯まっているdポイントを相互に利用できるようにするのが『ポイント共有グループ』です。
Source:https://www.nttdocomo.co.jp/service/dpoint/point_sharing/about/
- ドコモ携帯回線契約者
- ドコモ光契約者
- dカード契約者
のいずれかであればグループを作成できます(これを代表会員)。
三親等以内の人(自分自身を含む)であればグループに入れることができます(これを子会員)。キャリアフリーdアカウントでもグループに入れることが可能です。
グループ内のdポイントは共有・相互利用することができます(代表会員は子会員のdポイント使用可否を設定できます)。また最大20名まで登録可能です。
dアカウント(2個目以降)取得の手順
dアカウントログイン画面にアクセスします。
→https://id.smt.docomo.ne.jp/cgi7/id/menu
『dアカウントを発行する』をタップ。※PW入力画面となっている場合は最初に「別のdアカウントでログイン」をタップします。
2個目以降のdアカウントに設定したいメールアドレスを入力します。
複数のdアカウントを同じメールアドレスで管理したい場合
Gmailの場合、メールアカウントに「+」を付けて自由な文字列を入力し、新しいメールアドレスをつくることができます。
例:aaabbbccc@gmail.comの場合
aaabbbccc+ddd@gmail.com
aaabbbccc+Alice@gmail.com
aaabbbccc+2nd@gmail.com「+○○○」を付けても同じ受信BOXにメールが届きますが、dアカウント登録時には別のメールアドレスと見なされます。一つのメールアドレスで複数のdアカウントを管理したいときに便利です。
dアカウントのIDを『好きな文字列』or『連絡先メアドをIDにする』に設定し『次へ」進む』をタップ。
『パスワード』『氏名』『生年月日』等を入力します。複数アカウントの取得は問題ないので正直に入力します。
以上で2個目以降のdアカウントの作成完了です。
これでポイント共有グループに入れるキャリアフリーdアカウントができました。
必須ではありませんが、2段階認証を設定しておいたほうがセキュリティ上安全です。
ポイント共有グループを申し込む手順
子会員が「ドコモ回線dアカウント」である場合は、電話でポイント共有グループに入れることができるそうですが、「キャリアフリーdアカウント」は電話番号の紐付けがないアカウントなので、「ドコモショップ」でグループ設定をお願いする必要があります。
今回は、
- 代表会員はドコモ回線dアカウント(電話番号の紐付けあり)
に
- 子会員(キャリアフリーdアカウント / 電話番号の紐付けなし)
を試してみたので、手順を案内します。
用意したもの
- 代表会員(自分)の電話番号
- 代表会員(自分)の本人確認書類
- 子会員(自分・2個目)のdアカウントのID(メールアドレス)
- 子会員(自分・2個目)のdアカウントのパスワード
が必要でした。
ポイント共有グループ設定の流れ
お近くのドコモショップに行きます。(キャリアレスdアカウント発行当日に行きました)
整理券横に立っている店員さんに「ポイント共有グループの設定をお願いします」といえば伝わりました。
順番が回ってきたら、
- 担当者に「自分がdアカウントを2つ(あるいは複数)持っているので、ポイント共有グループの設定をしたい」といった旨を伝えます
- 本人確認書類を見せます
- 書類にドコモ回線契約者(自分)の『氏名』『登録住所』『電話番号』などを書きます
- 店員さんがタブレットを持ってくるので、子会員の『dアカウントID(メールアドレス)』『パスワード』を入力します
以上でポイント共有グループの設定完了です。
d払いも複数端末で運用できる
dアカウントを複数所有していれば、複数端末でd払いを運用することもできます。dポイントが共有されていることが確認できるでしょう。
ただし、dアカウントは別なのでポイント倍率などが異なってきます。
電話料金支払いをdカード(+1%)にしたり、いちおしパックに加入(+1%)できるのはドコモ回線dアカウントのみなので、その点にはご留意を。
ドコモ回線dアカウントとキャリアレスdアカウントの違い
キャリアレスdアカウントはWi-Fi接続や格安sim、他社simであってもd払いの「初期設定」や「支払い方法変更」ができるのに対し、ドコモ回線dアカウントではspモード接続(docomoのsimカードを挿しWi-Fiを切った状態)でないと設定ができません。
dアカウントの種類 | 初期設定 | d払い利用 | 支払い方法変更 |
---|---|---|---|
ドコモ回線dアカウント | spモード | Wi-Fi接続ok | spモード |
キャリアレスdアカウント | Wi-Fi接続ok | Wi-Fi接続ok | Wi-Fi接続ok |
docomoの担当者曰く「セキュリティを高めるため」とのことですが、ドコモ回線契約者だけ縛りが多くなる説明にはなっていません。
dアカウントを先に取得して「d払い」の初期設定と支払い方法設定を済ませておき、後ほどdocomoの電話番号を紐付けるという方法もあるので、不便ないように使っていきましょう。
おわりに
複数のdアカウントのポイント共有をする方法でした。複数の端末でd払いを運用できるのと、キャリアレスdアカウントならd払いの初期設定や支払い方法変更を自由にできるというメリットがあるので、必要であればご活用あれ。
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