Android 14でモバイルデータ通信のデフォルトにしているSIMカードの電波が悪いときに、2枚目のSIMカードに自動で切り替える設定にする方法は以下のとおり。
- 『設定』
- 『ネットワークとインターネット』
- 『SIM』
- デフォルトではない方の『SIMカードのプロファイル名』を選択
- 『モバイルデータに自動的に切り替えます』をON
以下、スクショ付きで手順を解説します。
※モバイルデータを自動で切り替える機能はAndroid 14から利用可能となりました。
※当記事の手順はPixel 7 Pro、Android 14の例です。機種やバージョンが異なる場合、手順も異なる場合があります。
【Android 14】デュアルsimを自動切り替えする設定手順
『設定』を開き『ネットワークとインターネット』をタップします。
『SIM』をタップ。
モバイルデータのデフォルトではないほうの『SIMカードプロファイル』をタップ。
『モバイルデータに自動的に切り替えます』を『ON』にする。
以上で、デフォルトのSIMカードの電波が悪いときに、自動的にもうひとつのSIMカードに切り替える設定完了です。
圏外に行ったら自動で切り替わる
モバイルデータ通信のデフォルトを『楽天モバイル』、デュアルsimで『ワイモバイル』の自動切り替えをONにしている状態で、
- 楽天モバイル→圏外
- ワイモバイル→電波あり
の場所に行ったら、しっかり回線が自動で切り替わってくれました。通知がくるので切り替わったことにはすぐ気づけます。
楽天モバイル圏内に戻ると、モバイルデータ通信は自動で楽天モバイルに戻りました。
ちなみに
メイン回線には勿論ですが自動で切り替え設定の項目は表示されません。
まとめ:アプリ不要でデュアルSIMの自動切り替え可能に
Android 14からサードパーティ製のアプリを使わずに、設定からデュアルSIMの自動切り替えが可能となりました。「メイン回線は楽天モバイルで無制限で使っており、電波の悪いときはLINEMOに自動的に切り替える」などといった運用方法ができるのでご活用あれ。
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メイン回線の切り替え方法はAndroid 13のときと同じです。