あんりふ!

スマホ、タブレット、PC、Amazon、Windows etc...お得情報やHow toブログ

第5世代Fireのプリインストールアプリを削除する方法!?【要root化】

今回は、root化済みの第5世代Kindle Fireの最初から入っているアプリを消す方法を案内します。ファイル管理アプリ『ESファイルエクスプローラー』を使用します。

※root化および既存アプリの削除は文鎮化のリスクを伴います。当該情報に基づいた行動により被ったいかなる損害に関しても当ブログの関係者は責任を負いませんので予めご了承ください。

0.前準備
0-1.Fire 5thのroot化
0-2.『ESファイルエクスプローラー』をインストール
1.プリインストールアプリ削除の手順
1-1.ファイル管理アプリのroot権限取得
1-2.消したいアプリを削除
2.消しても大丈夫なアプリ 

0.前準備

0-1.Fire 5thのroot化

Fire 5thの初期インストールアプリを消すためにはroot化をしておく必要があります。無論root化にはリスクが伴うので、自己責任にて。

0-2.『ESファイルエクスプローラー』をインストール

プリインストールアプリ以外は、アプリを長押しタップすればアンインストールできますが、プリインストールはそのままでは削除できません。今回は削除するために『ESファイルエクスプローラー』を使います。

ES ファイルエクスプローラー
ES ファイルエクスプローラー
開発元:ES Global
無料
posted with アプリーチ

1.プリインストールアプリ削除の手順

1-1.ファイル管理アプリのroot権限取得

まずは『ESファイルエクスプローラー』を起動。『メニュー』を開きます。

f:id:ahiru8usagi:20160521140856p:plain

『ツール』欄の『Rootエクスプローラー』をタップ。

f:id:ahiru8usagi:20160521140914p:plain

スーパーユーザーリクエストが開くので『許可』をタップ。 

f:id:ahiru8usagi:20160521140922p:plain

RootエクスプローラーがONになりました。

f:id:ahiru8usagi:20160521140930p:plain

これでプリインストールアプリなどの重要なファイルも削除できるようになりました。

1-2.消したいアプリを削除

次に消したいアプリを削除していきます。『ローカル』欄の『/ 端末』→『System』を順にタップ。

f:id:ahiru8usagi:20160521142119p:plainf:id:ahiru8usagi:20160521140946p:plain

主にここにある『apps』と『priv-app』の中にプリインストールアプリのデータが保存されています。

/system/app
/system/priv-app

f:id:ahiru8usagi:20160521140954p:plain

試しにAmazonのブラウザ『Silk Browser』を削除してみます。

priv-appの『com.amazon.cloud9』を長押しして『削除』→『OK』を選択。

f:id:ahiru8usagi:20160521141021p:plainf:id:ahiru8usagi:20160521141210p:plain

削除した後HOME画面に戻ると『Silkブラウザ』が黒くなっています。 

f:id:ahiru8usagi:20160521141220p:plain

この状態でFireを再起動すると、アプリが消えます。

f:id:ahiru8usagi:20160521141229p:plain

この要領で不要なアプリは削除しましょう。ただし、必要なアプリまで消すと動作が不安定になったり、最悪動作しなくなるので慎重におこなう必要があります。

アプリの確認の仕方

ちなみにフォルダをタップすればアプリのアイコンが表示されるので、どのアプリのデータが入っているかすぐに確認できます。

f:id:ahiru8usagi:20160521141241p:plainf:id:ahiru8usagi:20160521141250p:plain

2.消しても大丈夫なアプリ

こちらの記事に消しても大丈夫なアプリが記載されていたので、参考にしながら削除しました。

f:id:ahiru8usagi:20160521141259p:plain

削除後再起動するとこんな感じに。

f:id:ahiru8usagi:20160521141310p:plain

とてもスッキリしましたね。アプリを削除した影響か、GeekBenchのスコアも微増しました。2回ずつ計りました。

削除前

f:id:ahiru8usagi:20160521143320p:plainf:id:ahiru8usagi:20160521143333p:plain

削除後

f:id:ahiru8usagi:20160521143344p:plainf:id:ahiru8usagi:20160521143357p:plain

Fire 5thのスペックは控えめのため、めちゃくちゃサクサク動くというわけではありませんが、より使いやすくなりました。あとはGoogle PlayでAndroidアプリを自由に入れて楽しみましょう。

【2/2】第5世代Fire(2015) 5.1.2をroot化する方法・手順【実行編】

前回の記事のつづきです。この記事では『SuperTool.bat』と『Kingroot.apk』を使って第5世代Fire(2015)をroot化する手順を解説します。 

f:id:ahiru8usagi:20160517233435j:plain

はじめに
0.これまでのセットアップ内容
0-1.『OS5.1.2.1』の場合は『OS5.1.2』にダウングレード
0-2.Fire 5thとPCのセットアップ
前回の記事)1.Fire 5th側の準備
前回の記事)2.PC側の準備
3.Fire 5th 5.1.2 root化
4.root化後にやっておきたいこと
4-1.Fire OSとしてそのまま使っていくなら
4-2.カスタムROM(Cyanogen Modなど)にするなら

 

はじめに

準備したもの

root化するにあたって準備したものは以下のとおり。

・第5世代Fire(2015) OS5.1.2
・PC(Windows 7 64bit)
・microUSB-USBケーブル(充電専用でないもの/Fire付属品でOK)

注意事項

※私が試してうまくいった方法を一例として掲載しています。万が一root化において損害やトラブルが発生しても当ブログで責任は一切負いかねますので予めご了承ください。

参考動画

参考にさせていただいたroot化ツール『SuperTool』提供者の解説動画です。非常にわかりやすいです。

 

0.これまでのセットアップ内容

0-1.『OS5.1.2.1』の場合は『OS5.1.2』にダウングレード

Fire 5thがOS5.1.2.1の場合、この記事の手順ではrootを取得できません。ダウングレードの方法は前回の記事をご参照ください。

0-2.Fire 5thとPCのセットアップ

Fire 5thは可能であれば『工場出荷状態』に戻し、ADBを有効にします。PCには『SuperTool.bat』をダウンロードし、『Kingroot.apk』を手動更新します。

手順については前回の記事をご参照ください。

以上が完了したら、いよいよ『SuperTool.bat』と『Kingroot.apk』を使ってFire 5thのroot化を行います。

3.Fire 5th 5.1.2 root化

最初にFire 5thとPCをUSBケーブルでつないでおきます。

 

前回の記事でセットアップ済みの『SuperTool』のフォルダを開きます。

f:id:ahiru8usagi:20160517214806j:plain

 

『AmazonFire5thGenSuperTool』を展開。

f:id:ahiru8usagi:20160517214816j:plain

 

『1-Amazon-Fire-5th-gen.bat』をダブルクリックで起動させます。

f:id:ahiru8usagi:20160517214839j:plain

 

『SuperTool』起動中の画面です。

f:id:ahiru8usagi:20160517215050j:plain

 

起動が完了し、青い文字が表示されたら、『6』(Root your Amazon Fire 5th gen)と入力し『ENTER』キーを押します。

f:id:ahiru8usagi:20160517215214j:plain

 

OS選択画面になります。今回は『5.1.2』なので『3』と入力し『ENTER』キーを押します。

f:id:ahiru8usagi:20160517215341j:plain

 

「このスクリプトはkingrootをインストールし、rootを取得し、superSUアプリに置き換えます」といった内容が表示されます。そのまま『ENTER』キーを押すと『Kingroot.apk』がFire 5thにインストールされます。

f:id:ahiru8usagi:20160517215437j:plain

 

この画面が表示されたら『Kingroot.apk』のインストール完了です。Fire 5thの画面を見てみましょう。

f:id:ahiru8usagi:20160517215939j:plain

 

『Kingroot』がインストールされています。『タップ』して起動します。

f:id:ahiru8usagi:20160517220114p:plain

 

チュートリアルが表示されるので画面を下から上にスワイプ。最後に『Try It』をタップします。

f:id:ahiru8usagi:20160517220215p:plain

 

端末のチェックと準備が数秒で完了します。『Try to ROOT』をタップ。

f:id:ahiru8usagi:20160517220317p:plain

 

rootの取得が始まります。16%前後で自動的にFire 5thが再起動します。再起動後、rootの取得の続きが始まります。

f:id:ahiru8usagi:20160517220447p:plain

『Unable to Root』などと表示された場合はroot化失敗です。この場合は画面下の『Retry』をタップし、もう何回かrootの取得を試みます。(1回でroot化できるのは珍しいらしく、私は3回目で成功しました。)

成功した場合はこのような画面になります(一旦100%になり、78と表示されました)。この画面になったら『Root authorization』をタップ。

f:id:ahiru8usagi:20160517220758p:plain

 

『ADB Program』を『Prompt』から『Allow』に変更します。

f:id:ahiru8usagi:20160517221032p:plain

 

『ホームボタン』を押すと『Kingroot』の他に『Purify』というアプリがインストールされています。このアプリは特に使いませんので、後ほど削除します。

f:id:ahiru8usagi:20160517221223p:plain

 

この状態で一旦PCの『SuperTool』で『Enter』キーを押します。下のような画面になります。

f:id:ahiru8usagi:20160517221352j:plain

 

再度Fire 5thを見ると『SuperSU』の画面が立ち上がっています。『続行』→『通常』を順にタップ。

f:id:ahiru8usagi:20160517221856p:plainf:id:ahiru8usagi:20160517222055p:plain

 

『SuperSU』のインストールがはじまります。「~アンインストールしますか?」と表示された場合は『OK』をタップします。

f:id:ahiru8usagi:20160517222638p:plainf:id:ahiru8usagi:20160517222726p:plain

 

『SuperSU』のインストールが完了しました。『OK(再起動しない)』をタップします。

f:id:ahiru8usagi:20160517222752p:plain

 

ホーム画面に戻り『Purify』を『長押し→アンインストール』で削除します。

f:id:ahiru8usagi:20160517222813p:plain

 

次にPCの『SuperTool』の画面で再度『Enter』キーを押すと、Fire 5thの再起動が始まります。

f:id:ahiru8usagi:20160517223143j:plain

 

再起動が終わると『Kingroot』もアンインストールされ、『SuperSU』のみになります。

f:id:ahiru8usagi:20160517223351p:plain

 

ただしこの状態では『Kingroot』の残骸が少し残っているので、念のためそれも削除しておきます。削除の流れとしては『設定』→『アプリとゲーム』→『すべてのアプリケーションを表示』→『com.kingroot.kinguser』→『アンインストール』→『OK』。

f:id:ahiru8usagi:20160517223703p:plainf:id:ahiru8usagi:20160517223716p:plain

 

f:id:ahiru8usagi:20160517223547p:plainf:id:ahiru8usagi:20160517223731p:plain

 

以上でroot化の作業完了です。

『SuperSU』インストール手順が若干前後するかもしれませんが、『Kingroot.apk』で100%になったあとはPCとFire 5thを両方見ながら作業すればスムーズにroot化できると思います。

4.root化後にやっておきたいこと

4-1.Fire OSとしてそのまま使っていくなら

OTA Block(OTAアップデートの停止)

Fire OS 5.1.1以前はroot取得の手順も楽だったのですが、5.1.2以降はやや複雑になってきています。OTAが有効になっているとFire OSを自動でアップデートされ、root化が無効になる恐れがあるので、OTAアップデートを停止します。

OTA Blockは『SuperTool』の3番で行えます。

ロック画面広告の削除

ロック画面の広告は設定でOFFにできますが、消してしまいたい場合は『SuperTool』の8番で簡単に削除できます。

Google Playのインストール

同じく『SuperTool』の2番でGoogle Playをインストールできます。通常のAndroidアプリをインストールできるようになります。

ESファイルエクスプローラーのインストール
ES ファイルエクスプローラー
ES ファイルエクスプローラー
開発元:ES Global
無料
posted with アプリーチ
Amazonプリインストールアプリの削除

FireにプリインストールされているAmazonアプリをESファイルエクスプローラーを利用して削除していくことで、容量の空きを増やし動作を軽くします。ただし、重要なファイルも消してしまうと端末が動作しなくなる恐れもあるので慎重に。

HOME画面をAndroid風に変更

HOME画面をAndroidのランチャーに変更することで、Fire OSもかなり通常のAndroidに近づきます。

root化Fire OSを使っていくなら最初にやることはこんなところだと思います。

4-2.カスタムROM(Cyanogen Modなど)にするなら

FlashFireをインストール

カスタムromをインストールするならSuperToolの4番ではなく、アプリ『FlashFire』を使って焼くことができます。『FlashFire』のインストールはSuperToolの5番でできます。

カスタムROMを焼く

FlashFireを使って『Cyanogen Mod』か『Slim LP Rom』を焼いていきます。これでFireを普通のAndroidタブレットとして使うことができます。コスパ最高。私的にはFire OSよりもカスタムROMの方が使いやすいので好きです。

 

おわりに

自由度が高まる反面危険性も上がるroot化の手順でした。自己責任とはなりますが、あとはご自由にカスタマイズをお楽しみください。

【1/2】第5世代Fire(2015) 5.1.2をroot化する方法・手順【準備編】

この記事では第5世代FireのOS5.1.2をroot化するためのツールの導入方法を案内します。

f:id:ahiru8usagi:20160517193021j:plain

はじめに
0.下準備
0-1.Fire OS5.1.2.1を5.1.2にダウングレードする
0-2.Platform-Toolsやドライバの導入
1.Fire 5th側の準備
1-1.【推奨】Fire 5thを工場出荷状態に戻す
1-2.『ADBを有効にする』
2.PC側の準備
2-1.『SuperTool』のダウンロード
2-2.KingRootを手動アップデート

 

はじめに

準備したもの

今回私が準備したものは次のとおり。

・第5世代Fire(2015) OS5.1.2
・PC(Windows 7 64bit)
・microUSB-USBケーブル(データ通信可能なもの/Fireの付属品でOK)

注意事項

※私が試してうまくいった方法を一例として掲載しています。端末のroot化には端末が起動しなくなる、情報が漏洩する可能性が上がるなどのリスクが伴います。諸々の事象において当ブログでは一切責任取れませんので試す場合は自己責任にて。

参考動画

Fireのroot化ツール提供者による動画です。手順確認のため予め視聴しておいたほうがよいです。

 

0.下準備

0-1.Fire OS5.1.2.1を5.1.2にダウングレードする

『設定』→『端末オプション』→『システムアップデート』からFire OSのバージョンを確認できます。『5.1.2.1』の場合でも『5.1.2』と表示される場合があるので、その場合は『5.1.2』にダウングレードします。『5.1.2.1』のままではroot化がうまくいきませんでした。ダウングレードの方法については前回の記事をご参照のこと。

0-2.Platform-Toolsやドライバの導入

また、ADBコマンドを打つための『Platform-Tools』や『ドライバ』を導入しておきます。OSダウングレードの際など、一度導入しておけば再度導入する必要はありません。

1.Fire 5th側の準備

1-1.【推奨】Fire 5thを工場出荷状態に戻す

今回のroot取得手順では中国製アプリ『kingroot』を使用します。万が一情報送信などの挙動が起こったとしても大丈夫なように、予めFire 5thを『工場出荷時の設定にリセット』にすることを推奨します。また、この手順を踏むことでrootを取得できる確率が上がるとのこと。※この手順により端末内のデータは全て消えるので、必要な場合はバックアップを取ってください。

『設定』→『端末オプション』→『工場出荷時の設定にリセット』を順にタップします。

f:id:ahiru8usagi:20160517183557p:plainf:id:ahiru8usagi:20160517183615p:plain

端末内のデータが消去され、Fire 5thが自動的に再起動します。初期設定を済ませましょう。

f:id:ahiru8usagi:20160517183631p:plainf:id:ahiru8usagi:20160517183645p:plain

※AmazonアカウントのログインはSkipして構いませんが、Wi-Fiの接続設定は行う必要があります。

これで万が一root化アプリが不正データ送信をするような動きを見せたとしてもデータ自体がない状態となりました。

1-2.『ADBを有効にする』

開発者オプションよりADBを有効にします。『設定』→『端末オプション』を順にタップ。

f:id:ahiru8usagi:20160517191242p:plainf:id:ahiru8usagi:20160517191253p:plain

『シリアル番号』を7回タップすると『開発者オプション』が表示されるのでこれをタップ。

f:id:ahiru8usagi:20160517191303p:plain

『ADBを有効にする』をON(オレンジ色)にしておきます。

以上でFire 5th側の準備完了です。

2.PC側の準備

次にroot化するためのツールをPCにダウンロードしていきます。

2-1.『SuperTool』のダウンロード

rootjunkyのサイトの『SuperTool』をダウンロードします。

http://rootjunkysdl.com/files/?dir=SuperTool

今回は上記サイトの『AmazonFire5thGenSuperTool.zip(2016-05-08)』を使用しました。クリックしてダウンロード。

f:id:ahiru8usagi:20160517184332j:plain

ダウンロードが完了しました。

f:id:ahiru8usagi:20160517184720j:plain

.zipファイルなので先に解凍しておきます。

f:id:ahiru8usagi:20160517184726j:plain

zipファイルが解凍されました。

f:id:ahiru8usagi:20160517190020j:plain

2-2.KingRootを手動アップデート

SuperToolに同梱されているroot化ためのapkファイル『KinfRoot』はバージョンが古いので、手動でアップデートを行います。

http://www.apkmirror.com/apk/kingroot-studio/kingroot/kingroot-4-9-2-release/kingroot-4-9-2-android-apk-download/

今回は上記URLの『KingRoot 4.9.2』を使用しました。『DOWNLOAD』をクリック。

f:id:ahiru8usagi:20160517184914j:plain

ダウンロードしたファイルは『com.kingroot.kinguser_4.9.2-143_minAPI9(nodpi).apk』というファイル名になっているので、手打ちで『kingroot.apk』と書き換えます。

f:id:ahiru8usagi:20160517185150j:plain

ファイル名を書き換えたらこのファイルをコピー(または切り取り)します。

つづいて手順2-1で解凍した『SuperTool』を展開。

f:id:ahiru8usagi:20160517190020j:plain

『AmazonFireGenSuperTool』を展開します。

f:id:ahiru8usagi:20160517190127j:plain

『apps』を展開します。

f:id:ahiru8usagi:20160517190135j:plain

『apps』フォルダの中にはすでに『Kingroot.apk』というファイルが入っています。

f:id:ahiru8usagi:20160517190147j:plain

ここに先ほどコピーしておいた名前を書き換えたほうの『kingroot.apk』を貼り付け、上書き保存をします。

f:id:ahiru8usagi:20160517190714j:plain

これで『kingroot.apk』を更新(4.9.2)できました。

以上で必要なツールが整いました。PC側の準備も完了です。これらのツールを使ってFire 5th 5.1.2をroot化していきます。

第5世代Fire(2015)を5.1.2.1から5.1.2にダウングレードする方法!

今回は、第5世代Fire(2015)のOSを5.1.2.1から5.1.2にダウングレードする方法をシェアします。(Fire OSが5.1.2.1であっても『設定』→『端末オプション』→『システムアップデート』では『5.1.2』と表示される場合があります。)

f:id:ahiru8usagi:20160517105856j:plain

 

はじめに
1.PC側の準備
1-1.ADBとドライバをインストール
1-2.Firmware(ファームウェア)をダウンロード
2.Fire 5th側の準備
3.ダウングレードの手順 

はじめに

準備したもの

今回のFire 5thダウングレードのために私が準備したものは以下のとおり。

・第5世代Kindle Fire (2015) OS5.1.2.1
・PC(Windows 7 64bit)
・microUSB-USBケーブル(データ通信可能なもの/Fireの付属品でOK)

注意事項

※第5世代Fireは2016/5/5に購入したものです。
※私が試してうまくいった方法を一例として掲載しています。失敗時の文鎮化、データ破損、不具合の発生、情報漏えい等々起こってたとしても当ブログでは一切責任が取れませんので、試す場合は自己責任でお願いします。

参考動画

参考にさせて頂いたFirmwareファイル提供者による解説動画です。非常にわかりやすいと思います。

 

1.PC側の準備

1-1.ADBとドライバをインストール

Fire 5thとPCを接続し、ADBコマンド入力できるようにするため『Platform-Tools』と『ドライバ』をインストールします。すでにインストール済みであれば再度インストールする必要はありません。私はこちら記事を参考に導入しました。

追記:以前はAndroid SDKというパッケージをダウンロードして、その中にある『Platform-Tools』をインストールしていましたが、現在はPlatform-Tools単体でインストールできます。こちらの手順の方が簡単です。

1-2.Firmware(ファームウェア)をダウンロード

『Fire OS 5.1.2』のFirmware(ファームウェア)を先にPCにダウンロードしておきます。必要ファイルはサイト『rootjunky』にて提供されています。

URL⇒http://rootjunkysdl.com/files/?dir=Amazon%20Fire%205th%20gen/Firmware

上記URLにアクセスし、末尾『~8620.bin』と書かれたFirmwareをクリック。

f:id:ahiru8usagi:20160517111449j:plain

Fire OS 5.1.2のFirmwareをダウンロードできました。

f:id:ahiru8usagi:20160517111551j:plain

※末尾『~9020.bin』のファームウェアではrootを取得できませんでした。
※Fire OS 5.1.2以降を5.1.1以前にダウングレードすると文鎮化するという記述を見かけた気がするので、日付がさらに古いものは使わないほうが良いと思います。

以上でPC側の準備はOKです。microUSB-USBケーブルでFire 5thとPCを繋ぎましょう。

2.Fire 5th側の準備

次にFire 5thの電源を切り、『電源ボタン』と『ボリューム下』を同時に押して『リカバリモード』を起動させます。

f:id:ahiru8usagi:20160517112245j:plain

上記のような画面になったら、上から2番目の『Apply update from ADB』を選択/決定します。

※ボリューム上下で項目選択、電源ボタンで決定です。

Fire 5thの画面に黄色の文字で『Now send the packege you want to appluy to the device with "adb sideload <filrname>" ...』と表示されたらFire 5th側の準備完了です。

3.ダウングレードの手順

つづいてPCで『cmd』を開きます。Windows 7の場合は『スタートボタン』→『検索ボックスにcmdと入力』→『cmd.exeをクリック』です。

f:id:ahiru8usagi:20160517112926j:plain

 

『cmd』が開いたら、

adb devices

と入力し、Enterキーを押します。

f:id:ahiru8usagi:20160517113037j:plain

 

PCとFire 5thの接続に問題なければ下記のような表示が出ます。

f:id:ahiru8usagi:20160517113224j:plain

 

次に手順1-2でダウンロードしたFirmwareをFire 5thに焼くコマンドを入力します。

adb sideload [ファイルパス/ファイル名]

と入力します。『adb sideload(スペース)』まで入力したら、ダウンロードファイルをドラッグオンドロップすることでファイルパスが入力されます。

f:id:ahiru8usagi:20160517113310j:plain

 

Enterキーを押すとFirmwareが焼かれます。

f:id:ahiru8usagi:20160517113631j:plain

 

焼きこみ中のFire 5thの画面はこんな感じ。

f:id:ahiru8usagi:20160517113652j:plain

 

完了するまでおよそ10分程度かかります。『Install from ADB complete.』と表示されたら完了です。USBケーブルを抜いて『Reboot system now』を実行しましょう。

f:id:ahiru8usagi:20160517113813j:plain

 

Fire 5thの再起動と最適化が行われます。

f:id:ahiru8usagi:20160517113959j:plain

 

再度10分ほど経つと、いつものHOME画面が開きます。

f:id:ahiru8usagi:20160517114053p:plain

以上でFire OS5.1.2.1をFire OS 5.1.2にダウングレードすることができました。

第5世代Kindle Fire(2015)の簡易レビューと最初にした設定 まとめ

Amazonの格安タブレット『第5世代Kindle Fire(2015)』を購入して数日間いじってみました。まだ使いこなせていない部分はありますが、簡単なレビューと最初にした設定なんかをシェアしていきたいと思います。

1.本体レビュー
2.第5世代Kindle Fireの最初にした設定

1.本体レビュー

1-1.注文から到着まで

5月5日の夜に注文し5月7日の昼ごろ到着しました。運送便はヤマトだったのでGW中でも関係なしに素早く郵送。たぶん午前中の注文なら翌日に届けてくれそうです。

1-2.梱包状態と本体

いつものAmazonの箱で届きます。

f:id:ahiru8usagi:20160510183808j:plain

 

パッケージの表裏はこんな感じ。

f:id:ahiru8usagi:20160510183753j:plainf:id:ahiru8usagi:20160510183825j:plain

『Fire』の名の通り炎を彷彿とさせる赤いパッケージです。

中身は『Fire本体』『充電アダプタ』『充電ケーブル』『説明書』。

f:id:ahiru8usagi:20160510183836j:plain

本体の裏面には『amazon』のロゴあり。

f:id:ahiru8usagi:20160510183847j:plain

 

ほとんどのインターフェースは本体上部に揃っています。左から順に『電源』『microUSB』『ボリューム上下』『イヤホンジャック』。

f:id:ahiru8usagi:20160510183857j:plain

Screenshotを撮るときは通常のAndroid機同様『電源ボタン』と『ボリューム下』の同時押し。イヤホンジャック側がボリューム下です。

SDカードの差込口は右側面の上。

f:id:ahiru8usagi:20160510183906j:plain

 

挿し込むときはギザギザしている方を上に向けて挿します。

f:id:ahiru8usagi:20160510185253j:plain

画像引用元:microSDカードの挿入と管理

 

若干衝撃に弱そうな素材の質が気になりますが見た目は通常のタブレットと遜色なし。何より背面のamazonのロゴが気に入っています。やっぱりブランド物っていいですね。

1-3.Fireタブレットの使い勝手

・動作⇒HOME画面やAmazonアプリはサクサク動く。
・アプリ⇒Amazonアプリストアだけだと不便。
・電子書籍⇒画質は高。大変読みやすい。
・動画⇒画質は並。
・音楽⇒音質悪め。
・カメラ⇒画質悪め。撮影はスマホ使ったほうが良さげ。
・ゲーム⇒動画の性能を求めないゲームなら普通に動く。

Amazonのサービスを利用しやすいように最適化されているようなタブレットでした。プライム会員であればなおさら使いやすいと思います。

ただし、デフォルトではGoogle Playが入っていないため、通常のタブレットのように使おうとするとアプリが少なくどうしても不便さを感じます。

電子書籍の読みやすさはGood。画質綺麗で目が疲れない。

1-4.あったほうがいい周辺アイテム

Fireタブレットを使ってみると普通のタブレットより画面に皮脂がすごく付きやすい印象を受けました。『画面クリーナー』か『液晶保護シート』のどちらかはあったほうがいいかもしれません。メガネ拭きとかも流用できそうです。

あと8GBモデルの場合、実際に使える容量は5GB強なので、足りない場合はSDカードで容量を継ぎ足しましょう。タイムセールで買ったこれを使いました。

その他機体の損傷が心配であれば『カバー』 『事故保証』を付けると良いですが、私の場合壊すことがないのでこれらは購入しませんでした。

2.第5世代Kindle Fireの最初にした設定

私がFireタブレットに最初に施した設定を紹介。

2-1.初期設定

Fireタブレットは購入時点で端末に自分のアカウントが紐付けられているのでAmazonアカウントの入力は不要。開封後の初期設定の流れとしては、

『言語設定』⇒『Wi-Fi設定』⇒『バックアップ設定』⇒『ソーシャル連携』⇒『チュートリアル』

以上を済ませれば利用可能となります。とてもスムーズでした。

2-2.フリック入力に変更

Fireデフォルトのフルキーボードが打ちにくかったので、即フリック入力に変更しました。

2-3.スリープ時間を1分に

Fireタブレットのデフォルトのスリープまでの時間は5分です。電子書籍を読むとき以外はこんなに長くする必要はないのでとりあえず1分に変更しておきました。

2-4.ロック画面広告をOFFに

スリープ状態から復帰する度に表示される広告もOFFにするととても快適です。

2-5.PINコード設定と端末名変更

Fireタブレットは画面左上に端末名(デフォルトで自分の名前)が表示されるので、これも変更しました。

2-6.Google Playのインストール

初期状態では『Amazonアプリストア』のアプリしか使えないので『Google Play』をインストールしました。Google PlayのAndroidアプリが使えるだけでかなり使用用途が広がります。

2-7.Androidアプリのインストール

Google Playインストール後は普段使っているAndroidアプリを入れました。Amazonアプリストアのアプリよりもちょっと動作が重かったりしますが、大体使えます。

3.root化してAndroidタブレット化する

Google Playを入れた時点でかなり使える高コスパタブレットとなったので、まだroot化はしていません。そのうちカスタムROMとかを入れて遊びはじめると思うので、そしたら方法を追記します。

5/17追記:もうroot化してしまいました。

5/22追記:さらにカスタムROM導入しました。これにてAndroidタブレットとして存分に使用できます。

7/2追記:CM12.1を使い続けたい人のための手動アップデート方法をシェアしました。


おわりに

Fireタブレットは安価であることに加え、読書・動画・音楽・ゲームをするのに最低限のスペックは備わっており、Google Playを入れることでAndroidタブレットとしても使えるというかなり高コスパなタブレットだと思います。また、思った以上に背面のamazonロゴのブランド力が所有欲を満たしてくれます。まだ一機もタブレットを持っていないということであれば、試しに使う分には充分のパフォーマンスを発揮してくれるでしょう。また、プライム会員になると4,000円OFFクーポンが使えるのでさらにコスパが高まりますが、無料体験期間中はクーポンの使用不可なのでご注意ください。

関連記事:Amazonプライム会員のメリット!特典利用で年会費も無料にできる!?

第5世代Kindle Fire(2015)に最初にインストールしてみたAndroidアプリ

第5世代Kindle Fire(2015)にGoogle Playを入れさえすればあとは通常のAndroidをインストールできるようになります。今回は最初に私が入れたAndroidアプリを簡単に紹介します。

1.ブラウザ(Chromeブラウザ)
2.動画アプリ(YouTube)
3.メディアストリーマー(Chromecast)
4.地図アプリ(Googleマップ)
5.文字入力アプリ(Google日本語入力)
6.クラウドストレージアプリ(Googleドライブ)
7.ブックマーク/RSSアプリ(Pocket/evernote/Feedly)
8.SNS/メッセンジャーアプリ(LINE)
9.ニュースアプリ(Smartnews)
10.フリマアプリ(メルカリ/フリル) 

1.ブラウザ(Chromeブラウザ)

最初に入れたのはコレ。Fireタブレットに初期搭載されている『Silkブラウザ』はどうしても慣れず。Chromeブラウザであればブックマークや履歴の同期も出来るので便利。

Chromeブラウザ-Google
Chromeブラウザ-Google
開発元:Google, Inc.
無料
posted with アプリーチ

ただし、検索上にYoutube動画がでてきてタップしてもYoutubeアプリを立ち上げてくれません。

『Firefox』や『Opera』も使用可能でした。

2.動画アプリ(YouTube)

定番動画アプリ『YouTube』も使えました。動画再生まで若干時間がかかるような気がします。画質は可もなく不可もなく。

YouTube
YouTube
開発元:Google, Inc.
無料
posted with アプリーチ

『niconico』や『dTV』も使用OK。

『hulu』や『NETFLIX』はAmazonアプリストアにあり。

3.メディアストリーマー(Chromecast)

Fire TVのライバル『Chromecast』も快適に動作しました。ミラーリングとアプリのキャスト両方対応。

Google Cast
Google Cast
開発元:Google, Inc.
無料
posted with アプリーチ

4.地図アプリ(Googleマップ)

Googleマップも使用できました。ただしFireにGPS機能は付いていないので、ナビは不可。

マップ
マップ
開発元:Google, Inc.
無料
posted with アプリーチ

5.文字入力アプリ(Google日本語入力)

Google日本語入力も快適にサクサク動きます。ただし、これを入れるとなぜか初期搭載のFire標準キーボードが消えてしまいます。どちらかお好きなほうを。(5/11追記:一旦Google日本語入力を消去し、再度インストールしなおすとFire日本語キーボードが復活しました。ここらへんの挙動の原因はうまくつかめておりません。)

Google 日本語入力
Google 日本語入力
開発元:Google Inc.
無料
posted with アプリーチ

6.クラウドストレージアプリ(Googleドライブ)

Googleドライブでファイル共有もOKです。

Google ドライブ
Google ドライブ
開発元:Google, Inc.
無料
posted with アプリーチ

『Amazon Cloud drive』と併用するのもアリですね。

『One Drive』はAmazonアプリストアにあり。

『dropbox』も使えました。

7.ブックマーク/RSSアプリ(Pocket/evernote/Feedly)

情報収集に役立つ『Pocket』『evernote』『Feedly』に関しては全てAmazonアプリストアにありました。

8.SNS/メッセンジャーアプリ(LINE)

FireでLINEも使用可能!無料通話もできます。

LINE(ライン) - 無料通話・メールアプリ
LINE(ライン) - 無料通話・メールアプリ
無料
posted with アプリーチ

流行りの『Instagram』もGoogle Playならインストール可能です。

『Facebook』『Twitter』はAmazonアプリストアにアリ。

9.ニュースアプリ(Smartnews)

ニュースアプリの王道『Smartnews』です。

スマートニュース/圏外でもニュースサクサクSmartNews
スマートニュース/圏外でもニュースサクサクSmartNews
開発元:SmartNews, Inc.
無料
posted with アプリーチ

Amazonアプリストアになかったので、これがあると助かる。

10.フリマアプリ(メルカリ/フリル)

『メルカリ』や『フリル』もインストールできました。

フリマアプリ「メルカリ」オークションよりかんたん
フリマアプリ「メルカリ」オークションよりかんたん
開発元:Mercari, Inc.
無料
posted with アプリーチ
フリマアプリ フリル - オークションより簡単フリマ
フリマアプリ フリル - オークションより簡単フリマ
開発元:Fablic, Inc.
無料
posted with アプリーチ

おまけ

Amazonアプリストアにはなかったモンストこと『モンスターストライク』も無事動作しました。参加せざるを得ない。

モンスターストライク
モンスターストライク
開発元:mixi, Inc.
無料
posted with アプリーチ

まとめ

インストールしたアプリをざっと挙げてみるとこんな感じです。思った以上にいつも使っているアプリがAmazonアプリストアにはなくてびっくり。Fireをタブレットとして快適に使うならGoogle Playは必須かも。

他にも『Gmail』や『Office系』アプリも使えるのでお試しあれ。あとアプリを入れすぎると動作がにぶくなるので適量どうぞ。

【root化不要】第5世代Kindle FireにGoogle Playを入れる方法!

Amazon謹製タブレット『Kindle Fire』は、初期状態ではGoogle Playがインストールされていません。Amazonアプリストアである程度のアプリはインストールできますが、やはり『Chromeブラウザ』や『youtube』『Googleマップ』『Chromecast』その他AmazonアプリストアにはないAndroidアプリがほしいところ。

そこで今回は第5世代Kindle Fire(2015)にGoogle Playをインストールし、Androidアプリを自由にインストールできるようにする方法を案内します。

f:id:ahiru8usagi:20160508152627j:plain

0.用意するもの
1.第5世代Kindle Fire(2015)側の準備
2.PC側の準備
3.第5世代Kindle Fire(2015)にGoogle Playをインストールする
4.Google Playの初期設定

 

0.用意するもの

今回用意したものはこちら

・第5世代Kindle Fire(2015)
・PC(Windows 7 64bit)
・microUSB-USBケーブル(データ通信可能なもの)

※PCはWindows 7以外でもGoogle Playの導入可能。
※USBケーブルは充電専用ではなくデータ通信可能なものをご用意ください。(Fire付属のケーブルでOK)
※betterと思われる方法を紹介していますが端末に不具合が生じたり、補償が効かなくなったりしても当ブログでは責任取れませんので、自己責任でおこなってください。

 

1.第5世代Kindle Fire(2015)側の準備

まずはFireタブレットの方をGoogle Playインストール可能な状態にします。

1-1.USBデバッグを有効にする

『設定』をタップ。 

f:id:ahiru8usagi:20160508142138p:plain

 

 『端末オプション』をタップ。

f:id:ahiru8usagi:20160508142145p:plain

 

ここで『シリアル番号』 を7回タップすると一番下に『開発者オプション』が現れます。『開発者オプション』をタップ。

f:id:ahiru8usagi:20160508142207p:plain

 

『ADBを有効にする』をタップし、有効(黄色)の状態にします。 

f:id:ahiru8usagi:20160508142225p:plain

 

1-2.FireタブレットとPCを接続する

FireタブレットとPCをMicroUSB-USBケーブルでつなげます

Fireタブレットに「USBデバッグを許可しますか?」という表示が出たら『OK』をタップ。

f:id:ahiru8usagi:20160508142235p:plain

インストール作業中に何回か表示されるので、都度『OK』をタップするのが面倒な場合は『このコンピューターを常に許可』にチェックを入れて『OK』を押します。

以上でFireタブレット側の準備完了です。

2.PC側の準備

2-1.ADBとドライバをインストール

私の場合はこの手順は飛ばしても、Google Playをインストールできてしまいました(おそらく以前Nexus 7 (2012)をリカバリしたときに環境構築していたためだと思います)。

Google Playインストール時に先に進めなくなってしまった場合は、手動でADBドライバをインストールする必要がある場合があります。手順については以下どちらかの記事がわかりやすいと思います。

参考①:http://androidlover.net/tablet/amazon-kindle-fire-hd/usb-debug-driver-install.html#Google_USB_Driver
参考②:https://andmem.blogspot.jp/2014/04/installjdkandroidsdkadb.html

2-2.Google Playのインストーラーをダウンロードする

FireタブレットへGoogle PlayをインストールするためのファイルをPCにダウンロードします。

rootjunkysdl.com

にアクセスし『Amazon Fire 5th Gen』をクリック。

f:id:ahiru8usagi:20160508142448p:plain

 

『Amazon-Fire-5th-Gen-Install-Play-Store.zip』をクリックします。

f:id:ahiru8usagi:20160508142505p:plain

 

『保存』をクリックするとダウンロードがはじまります。

f:id:ahiru8usagi:20160508142520p:plain

 

ダウンロードが終わったらフォルダを解凍(展開)しておきます。

f:id:ahiru8usagi:20160508142534j:plain

 

以上でPC側の準備完了です。

3.第5世代Kindle Fire(2015)にGoogle Playをインストールする

それではいよいよFireタブレットにGoogle Playをインストールしていきます。

『Amazon-Fire-5th-Gen-Install-Play-Store』フォルダを展開し、『1-Install-Play-Store.bat』というbatファイルを実行します。

f:id:ahiru8usagi:20160508142545p:plain

 

『実行』をクリックします。 

f:id:ahiru8usagi:20160508142555p:plain

 

実行後数秒待つとこのような水色の文字の画面がでます。

f:id:ahiru8usagi:20160508142608p:plain

ここでエラーが発生して先に進めなくなってしまった場合。

ADBドライバが正常に作動しておらず、PCがFireタブレットを認識できていない可能性があります。手順2-1に戻ってADBドライバをインストールしなおすと先に進めるかもしれません。

 

『2』と入力し『Enter』キーを押します。

f:id:ahiru8usagi:20160508142623p:plain

 

「最初にFireタブレットでADBを有効にする必要があります。開発者オプションを出すにはシリアル番号を7回タップしてね。」といった内容が出ます。すでに準備できているので『Enter』キーなどを押します。

f:id:ahiru8usagi:20160508142634p:plain

 

Google Playのインストールが始まります。下記のような画面が表示されたらインストール完了。

f:id:ahiru8usagi:20160508142646p:plain

 

Fireタブレットを見ると無事『Google Play』が表示されています。

f:id:ahiru8usagi:20160508142700p:plain

 

4.Google Playの初期設定

インストールが終わったらGoogle Playを使うための初期設定を行います。

『Google Play』もしくは『Google設定』をタップすると、アカウント追加の画面が出るので、設定を済ませましょう。

f:id:ahiru8usagi:20160508142711p:plain

 

設定終了後、通知バーに『Google Play開発者サービス』をインストールしてくださいといった通知できます。もしくはGoogle Playでそのまま検索してインストールしてもOK。 

f:id:ahiru8usagi:20160508142748p:plain

 

以上で通常どおり『Google Play』が使えるようになりました。

f:id:ahiru8usagi:20160508142759p:plain

あとは通常のAndroidタブレットのようにAndroidアプリを自由にインストールして楽しみましょう。

おわりに

思いのほかAmazonアプリストアのアプリだけでは物足りなかったのでGoogle Playを導入してみました。root化しなくてよいところがgood。これで第5世代Kindle Fire(2015)の利用価値が大幅に高まると思います。

Kindle FireのPINコード(パスワード)設定と端末名の変更方法!

今回は、万が一Kindle Fireを落としたり無くしたりしても中身を見られないように設定していきます。(第5世代Kindle Fire(2015)の例です)

1.PINコード or パスワード設定の手順
2.端末名を変更する手順

 

1.PINコード or パスワード設定の手順

まずは画面ロックに『PINコード』or『パスワード』を設定します。

ホーム画面もしくはステータスバーの『設定』をタップ。

f:id:ahiru8usagi:20160508010424p:plain

 

『セキュリティ』をタップ

f:id:ahiru8usagi:20160508010433p:plain

 

『ロック画面のパスワード』をタップ

f:id:ahiru8usagi:20160508010445p:plain

 

『PIN』か『パスワード』を選択し、新しい『PIN』or『パスワード』を入力。『終了』をタップします。

f:id:ahiru8usagi:20160508010455p:plain

 

一旦スリープにして起動後画面をスライドすると、PIN(orパスワード)入力画面になりました。

f:id:ahiru8usagi:20160508010507p:plain

紛失時の情報保護に効果的。

 

2.端末名を変更する手順

ロック画面の設定をしましたが、Kindle Fireは常に画面の左上に端末名が表示されています。デフォルトでは自分の氏名になっており、PINコードやパスワード入力画面の前に下記のような画面が表示されるので、起動させるだけで氏名のみバレてしまいます。

f:id:ahiru8usagi:20160508010518p:plain

気になる場合は端末名を変更しましょう。

変更するには『設定』→『端末オプション』をタップ。

f:id:ahiru8usagi:20160508010529p:plain

 

『端末名を変更』をタップ

f:id:ahiru8usagi:20160508010542p:plain

 

端末名の入力欄が出てくるので任意の端末名を入力し『保存』をタップします。

f:id:ahiru8usagi:20160508010558p:plain

 

変更後15秒ほどタイムラグがありますが、画面左上の端末名が変更されました。

f:id:ahiru8usagi:20160508011447p:plain

これで端末紛失時に氏名がわかってしまうということもなくなります。探しやすさと個人情報保護に関してはトレードオフ。

おわりに

PINもしくはパスワードを設定する場合は忘れないよう注意。

第5世代Kindle Fireのロック画面広告をOFFにする方法!

Kindle Fireはデフォルト設定だとロック画面に広告が表示されるようになっています。これは特に特別なことは行わずに通常の設定変更でOFFにすることができるので、今回はロック画面広告をOFFにする方法を紹介。(第5世代Kindle Fire(2015)の例です。)

1.ロック画面広告をOFFにする手順
2.行動ターゲッティング広告を制限する
3.アプリの使用状況データを収集のON/OFF

 

1.ロック画面広告をOFFにする手順

ホーム画面もしくはステータスバーの『設定』をタップ。

f:id:ahiru8usagi:20160507230112p:plain

 

『アプリとゲーム』をタップ 

f:id:ahiru8usagi:20160507230139p:plain

 

『Amazonアプリケーションの設定』をタップ。

f:id:ahiru8usagi:20160507230149p:plain

 

『キャンペーン情報』をタップ 

f:id:ahiru8usagi:20160507230305p:plain

 

『ロック画面のキャンペーン情報』をタップ

f:id:ahiru8usagi:20160507230606p:plain

 

『オフ』をタップ

f:id:ahiru8usagi:20160507230319p:plain

以上で設定完了です。

一旦電源ボタンを押して再度Fireを起動させると・・・?

f:id:ahiru8usagi:20160507230344p:plain

広告は表示されず美しい景色が映りました。

電子書籍を読むときに起動の度に広告が出るとストレスになるという場合はOFFにしてしまいましょう。

2.行動ターゲッティング広告を制限する

ロック画面広告とは関係ありませんが、広告といえばKindle Fireには広告IDなるものが割り振られており、特定のAmazonアプリの広告表示を最適化するために匿名のデータを適宜送信しています。匿名のデータなので個人が特定されるわけではありませんが、「なんとなくデータを送信されるのはイヤだ」という場合はOFFに設定できます。

『設定』→『アプリとゲーム』→『広告ID』と順にタップします。

f:id:ahiru8usagi:20160507230400p:plain

 

『行動ターゲッティング広告』をタップすることでOFFに設定できます。

f:id:ahiru8usagi:20160507230411p:plain

逆にどうせ広告が表示されるなら自分にあった広告を表示してほしいと思う場合はONにしておいたほうがよいでしょう。

Amazon - 広告IDについて

 

3.アプリの使用状況データを収集のON/OFF

広告とは別に使用したアプリの『使用頻度』や『使用時間』の情報も収集されています。主にアプリ品質向上のために使用される匿名のデータですが、こちらも気になるようであればOFFにできます。

『設定』→『アプリとゲーム』をタップし、『アプリの使用状況データを収集』をタップでOFFになります。

f:id:ahiru8usagi:20160507230423p:plain

 

おわりに

ロック画面広告をOFFにすることでだいぶ使いやすくなりました。特別な条件なしに無料でOFFにできるのはありがたい限りですね。

Kindle Fireの画面の明るさ調整と暗くなる時間を変更する方法

読書のときに最適な明るさを。Kindle Fireの画面の明るさを暗くしたり、スリープ状態になるまでの時間を変更する方法を案内します。(第5世代Kindle Fireの例)

1.Kindle Fireの通常時のディスプレイの明るさ調整
2.Kindle Fireの就寝時の画面の明るさを調整
3.Kindle Fireのスリープ時間の調整
4.Kindle Fireのフォントサイズの変更
5.Kindle Fireの画面回転のON/OFF 

1.Kindle Fireの通常時のディスプレイの明るさ調整

ホーム画面もしくはステータスバーから『設定』をタップ。

f:id:ahiru8usagi:20160507203443p:plain

 

『ディスプレイ』をタップ。 

f:id:ahiru8usagi:20160507203454p:plain

 

『画面の明るさ』を左右に動かすことで、画面の明るさを調整できます。

f:id:ahiru8usagi:20160507203601p:plain

 

2.Kindle Fireの就寝時の画面の明るさを調整

『Blue Shade』機能は第5世代Fireタブレット(2015年版)から追加された機能です。ブルーライトをカットし、睡眠時にちょうどいい明るさと色合いを演出します。

『Blue Shade』機能は手動でON/OFFを切り替えます。『設定』→『ディスプレイ』の画面から『Blue Shade』をタップ。

f:id:ahiru8usagi:20160507203613p:plain

 

『Blue Shade』をタップすることで、就寝時に適した明るさ、色合いに。 

f:id:ahiru8usagi:20160507203623p:plain

 

『Blue Shade』有効時の明るさを調整することもできれば、『色』を調整することができます。最大限右に寄せるとオレンジ色に。

f:id:ahiru8usagi:20160507203631p:plain

 

最大限左に寄せると赤色に変色。 

f:id:ahiru8usagi:20160507203640p:plain

一見画面が見づらそうですが、かなり眠気を誘います。安眠できそう。

また、設定画面から調整するのが面倒な場合は、ステータスバーでON/OFF切替可能です。 

f:id:ahiru8usagi:20160507203649p:plain

 

3.Kindle Fireのスリープ時間の調整

Kindle Fireのスリープ(勝手に画面が暗くなる)までの時間はデフォルトで5分の設定になっています。読書にはちょうどいいですが普段使いには長すぎるのでスリープまでの時間も調整してみましょう。

『設定』→『ディスプレイ』と順にタップし、『画面スリープ』をタップ。

f:id:ahiru8usagi:20160507203700p:plain

 

時間が表示されるのでスリープまでの時間をお好みで選択します。 

f:id:ahiru8usagi:20160507203710p:plain

 

4.Kindle Fireのフォントサイズの変更

同『ディスプレイ』の画面でフォントサイズの変更も可能。「普通」「大」「特大」を選択できます。デフォルト設定は『普通』。

f:id:ahiru8usagi:20160507203721p:plain

 

5.Kindle Fireの画面回転のON/OFF

画面の回転も同じく『ディスプレイ』の画面で変更可能。『自動回転』か『固定』を選択できます。

f:id:ahiru8usagi:20160507203729p:plain

 

おわりに

第5世代からのみの機能ですが『BlueShade』の色合いがいい感じです。Kindle Fireを読みながら寝られれば理想。

第5世代Kindle Fireの入力方法をフルキーボードからフリックにする方法

AmazonのFireタブレットはデフォルトではフルキーボード入力になっているので、フリック入力に変更する方法を紹介します。(第5世代Kindle Fire(2015)の例です。)

フルキーボード→テンキーボードにする手順

まずはデフォルトのフルキーボードをテンキーボードに変更します。

①ホーム画面もしくはステータスバーの『設定』をタップ

f:id:ahiru8usagi:20160507193327p:plain

 

②個人メニューの中にある『キーボードと言語』をタップ

f:id:ahiru8usagi:20160507193335p:plain

 

③『Fireキーボード(日本語)』をタップ

f:id:ahiru8usagi:20160507193344p:plain

 

④『表示』をタップ

f:id:ahiru8usagi:20160507193355p:plain

 

⑤『キーボードタイプ』をタップ

f:id:ahiru8usagi:20160507193404p:plain

 

縦画面のときと横画面のときのキーボードタイプをそれぞれ変更できるようになっています。まずは縦画面のキーボードを全てテンキーボードにしてみます。

⑥『まとめて設定』をタップ

f:id:ahiru8usagi:20160507193413p:plain

 

⑦『テンキーボード』をタップし『OK』

f:id:ahiru8usagi:20160507193433p:plain

 

⑧これで『テンキーボード』になりました。

f:id:ahiru8usagi:20160507193421p:plain

 

⑨横画面の場合も変更したい場合は下の『横画面時のキーボードタイプ設定』をタップします。

f:id:ahiru8usagi:20160507193445p:plain

 

⑩『入力モード別設定』をタップすると、例えば「日本語はテンキーボード」「英語はフルキーボード」といった個別の設定ができます。

f:id:ahiru8usagi:20160507193454p:plain

私は一律テンキーボードにしました。

 

テンキーボードのフリック入力を有効/無効にする手順

※デフォルトでは『フリック入力』はONになっているためこの操作は不要ですが念のため案内

『設定』→『キーボードと言語』→『Fireキーボード(日本語)』と進んだところで『キー操作』をタップしてみます。

f:id:ahiru8usagi:20160507195037p:plain

 

こちらで『フリック入力』のON/OFF切替可能です。『キー操作音』なども変更可。

f:id:ahiru8usagi:20160507195051p:plain

おわりに

フリック入力の方が慣れている場合は変更してしまいましょう。また、テンキーボード設定であっても、外付け物理キーボードを取り付けた場合は普通に入力できるので問題なし。

【5/8まで】Amazonの第5世代fireタブレットが3,980円で買える!?母の日イベント開催中!

5月6日~5月8日の3日間限定でAmazonの第5世代fireタブレットが割引中。期間中、fireタブレットの8GBは通常8,980円のところを1,000円引きの7,980円に。さらにプライム会員であれば4,000円OFFのクーポンが使える(1回限り)のでなんと最安3,980円で普通に使える新品7インチタブレットを購入できます。

1.第5世代Fireタブレット(2015)とは?

2.第5世代Fireタブレット(2015)の性能

3.第5世代Fireタブレット(2015)を安く買う方法

 

1.第5世代Fireタブレット(2015)とは?

今でこそ何でも買えるというイメージのあるAmazonですが、実は事業開始当初は本だけしか売っていませんでした。本の電子書籍化が進んだ現在においては、電子書籍を読ませるため&Amazonのサービスを使ってもらうためのタブレットを積極的に販売しています。そのタブレットこそがよく耳にする『Kindle』。Kindleタブレットは大まかに分けて2種類あります。

1-1.電子書籍リーダー(Kindle)

1つ目は電子書籍リーダーとしての『Kindle』タブレット。こんな感じで色々種類があります。

f:id:ahiru8usagi:20160506061415j:plain

特徴としては『文字が読みやすい』『軽い』『安い』『充電持ちがいい』など電子書籍を読むのに最高のパフォーマンスを発揮できる仕様となっています。発売時期に合わせて『○○世代』と記載され、上位互換機種の場合は同じ名称で世代表示だけ違ったりします。参考:電子書籍リーダーの見分け方

1-2.安価タブレット(Kindle Fire)

2つ目のタブレットとして『Kindle Fire』があります。Kindleを省略して『Fire』とか『Fireタブレット』と表記されることもあります。こちらはざっくりいうとスペック控えめのタブレットです。いわばAmazonサービスを使ってもらうために安価に売り出している端末というわけですね。

f:id:ahiru8usagi:20160506062712j:plain

特徴としては『安い』『Amazon musicやプライム・ビデオ、買い物をするのに便利』といったところです。こちらも発売時期にあわせて『○○世代』と表記されており、今回1,000円割引となったタブレット『Fire(第5世代)』は2015年発売の最新のものです。参考:Fireタブレットの見分け方

※電子書籍リーダー、タブレットともに高スペックのものもアリ。そちらは値段高め。

1-3.無料アプリ(Kindle無料アプリ)

ちなみに、スマホやPCでAmazonの電子書籍を読むことができるアプリがあります。このアプリも『Kindle』といいます。

f:id:ahiru8usagi:20160506063244j:plain

1-4.電子書籍(Kindle本)

そして、Amazonで販売されている電子書籍のことを『Kindle本』『Kindleコミック』『Kindle洋書』などといいます。これらを販売しているAmazonのサイトをKindleストアといいます。

 

ということで『Kindle』というと『電子書籍リーダー』『安価タブレット』『無料アプリ』『電子書籍』などの複数の意味になります。「Kindleとは何か?」と聞かれたら「Amazonの電子書籍サービスの総称」と答えた方がよいかもしれません。

2.第5世代Fireタブレット(2015)の性能

Kindleについてスッキリしたところで、今回1,000割引となった第5世代Fireタブレットの性能をみていきましょう。

2-1.第5世代Fireタブレット(2015)のスペック

基本的なスペックと金額は以下のとおり。(赤文字はキャンペーン価格)

f:id:ahiru8usagi:20160506065244j:plain

資料①:Amazon - Fire タブレット

Amazonのプライム(有料)会員になると4,000円割引のクーポンが使えるので、最安で3,980円でFireタブレットが買えてしまいます。simカードは挿せずWi-Fi(b/g/n)のみ。bluetoothのバージョンは4.0の『A2DP』『(B)LE』(資料② / 資料③)。SDカードで128GBまで容量UPできます。

CPUはクアッドコア1.3GHzのメモリ(RAM)は1GBです。これはどれくらいの性能なのでしょうか。

2-2.第5世代Fireタブレット(2015)のベンチマーク

性能をわかりやすく数値で比較してみましょう。端末の性能を測るアプリはたくさんありますが、今回は『Geekbench 3』というアプリの値を参考にしてみます。改めて自分で計測してみました。

f:id:ahiru8usagi:20160507182922p:plain

この動画ではシングルコアスコアが『361』、マルチコアスコアが『1,174』と出ました。数値が多いほど性能が高いという指標になります。他の端末と比べると・・・

f:id:ahiru8usagi:20160506070016j:plain

参考:https://browser.primatelabs.com/android-benchmarks

Nexus 7(2012)のシングルコアスコアが『336』なので、第5世代Fireタブレットはそれを少し上回る性能という目安になります。3,980円でNexus 7(2012)と同等スペックのタブレットが買えるとなると、これはかなりコスパが高いといえそうですね。

 

3.第5世代Fireタブレット(2015)を安く買う方法

最後にプライム会員となって第5世代タブレットを3,980円で買うまでの流れを簡単に解説。

3-1.すでにプライム会員であること

現在Amazonのプライム会員であり、1回も4,000円割引を使っていなければ、今回Fireタブレットを最安の3,980円で購入することができます。

私はすでにプライム会員になっていたので未確認ですが、今からプライム会員に登録してもクーポンコードはすぐには使えない可能性大。

f:id:ahiru8usagi:20160506074250j:plain

source:【5/8まで】Fireタブレットが1,000円OFF、プライム会員なら下記クーポンでさらに4,000円OFF!

学生であればプライム会員料金が半年間無料(その後年会費1,900円)で利用可能ですが、amazon studentも4,000円割引の対象外となっています。

amazon prime

amazon student

3-2.注文の際にクーポンコード『PRIMEFIRE』を入力

次にAmazonサイトでFireタブレットをカートにいれます。8GBか+2,000円で16GBが選べます。

届け先住所や注文料金が表示された画面で『PRIMEFIRE』と入力し『適用』をクリックします。

f:id:ahiru8usagi:20160506075206j:plain

 

『プロモーションコードが商品に正常に適用されました。』と表示されたら4,000円割引の適用完了です。適用された割引の部分にも『Fire Primeクーポン』と表示されます。

f:id:ahiru8usagi:20160506075432j:plain

(私の場合別の自動適用されるプロモーションコードを持っており、適用と表示されているにもかかわらず適用されていませんでした。カスタマーサービスで対応してもらえたので、トラブルがあった場合は問い合わせましょう。)

3-3.5/8までなら1,000円引き

5/6~5/8までならさらに1,000円引きです。すでにプライム会員で1回もクーポンを使っていないという人は少なそうです、条件が合えば3,980円でFireタブレットを入手できるでしょう。

 

さいごに

実は私は5月5日に注文していました。Amazonのカスタマーセンターの人も教えてくれなくてくやしい。Kindle Fireの購入を決めていたタイミングなら5月6日~5月8日の間に注文したほうがおトクです。

Kindle雑誌が99円均一!?Newtonの『スマホ大解剖』が面白かった

AmazonにてKindle雑誌99円均一セール開催中(5月8日まで)。科学雑誌Newtonの『スマホ大解剖』を読んでみたので内容とか簡単に書いていきます。他、気になった雑誌紹介など。

1.Newton『スマホ大解剖』

Newton2015年4月号『スマホ大解剖』。出版日は1年以上前とちょっと古めですがPART1ではiPhone 6を分解したイラストがあり各部品の形や位置が丸わかり!

PART3は電波についての解説でした。

・「電波って?」
・「なぜ外でも地下でも電波はつながるの?」
・「同時にスマホを使う人が多いとなぜ通信速度が遅くなるの?」
・「通話アプリと音声通話の違いは?」

といった基本的なことがすごくわかりやすく解説されています。また、さらっと重要なことを記載していたり。

f:id:ahiru8usagi:20160504133909j:plain

(引用元:Newton 2015年4月号 PART3 疑問6 より)

通話専用回線とデータ回線が統合されたら料金どうなるんでしょうね。

2.その他のNewton雑誌

その他に私的に気になった99円Newton雑誌をいくつか紹介していきます。

脳と意識

統計の威力

超ひも理論

人体大図鑑

ティラノサウルス

おわりに

Newton雑誌はAmazonポイントが19ポイント付くので実質80円です。内容もおもしろくコスパ高め。

Nexus 7(2012)にCyanogenMod 12.1を導入する方法・手順

Nexus 7(2012)にカスタムの定番『CyanogenMod 12.1』(略称:CM12.1)を導入してみたので手順を解説します。

f:id:ahiru8usagi:20160414060347j:plain

0.はじめに
0-1.用意するもの
0-2.下準備
1.必要ファイルの入手
1-1.『Cyanogen Mod』のカスタムROMを入手
1-2.『Gapps』を入手
2.カスタムROMを焼く
2-1.既存データのWipe(消去)
2-2.『カスタムROM』『Gapps』のインストール
2-3.CMを起動させる
3.『Cyanogen Mod 12.1』の使用感 

0.はじめに

0-1.用意するもの

・Nexus 7(2012)

0-2.下準備

・Nexus 7(2012)のroot化
・Nexus 7(2012)のカスタムリカバリ導入

CM12.1を導入するためにはNexus 7(2012)をroot化およびカスタムリカバリを導入しておく必要があります。まだ実施していない場合は過去記事をご参照のこと。

1.必要ファイルの入手

Cyanogen Mod導入に必要なファイルをダウンロードします。Nexus 7(2012)のブラウザでそのままダウンロードしてもよいですし、一旦PCにダウンロードをしてからUSBケーブルやクラウドストレージでNexus 7(2012)に転送してもOKです。

1-1.『Cyanogen Mod』のカスタムROMを入手

まずは『Cyanogen Mod』のカスタムROMを入手します。下記URLにアクセス。

https://download.cyanogenmod.org/?device=grouper

Cyanogen Modのバージョンが並んでいるので好きなものを選びます。今回はCM12.1(SNAPSHOT)を選択しました。

f:id:ahiru8usagi:20160414051557j:plain

SNAPSHOTとNIGHTLYの違い?

OSの更新頻度と安定性が異なります。NIGHTLYの方が更新頻度が高い代わりにバグがでやすい。SNAPSHOTはNIGHTLYよりも更新頻度は低いですがその分バグも比較的出にくいバージョンとなります。

1-2.『Gapps』を入手

次にCMで『Google Play』などのGoogleアプリを使うための『Gapps』をダウンロードします。今回はこちらから入手。

http://www.teamandroid.com/gapps/

さきほど選んだOSに対応するものを選択します。(下記画像はCM12.1の例)

f:id:ahiru8usagi:20160414052248j:plain

~~zipと書かれたリンクをクリック→『Download』をクリック→数秒待ってから『CLICK to Download』をクリックするとダウンロードできます。

なぜカスタムROMをは別にGappsが必要?

ライセンスの問題でカスタムROMとGoogleアプリは同梱できないようです。よって、基本的にカスタムROMを焼くときは、カスタムROMとGappsをそれぞれ焼きます。

 

2.カスタムROMを焼く

必要ファイルは入手できたので、次に『CM』と『Gapps』を焼いていきます。今回はMultiROMを使わない従来の方法で焼いていきます。

2-1.既存データのWipe(消去)

一旦Nexus 7(2012)の電源を落とし、『ボリュームボタン下』と『電源ボタン』を同時に押して『ブートローダー画面』を表示させます。

f:id:ahiru8usagi:20160414052901j:plain

ボリュームキーの上下で『Recovery Mode』を選択。『電源ボタン』で決定をします。

TWRPのリカバリ画面が開きます。まずは『Wipe(消去)』を選択。

f:id:ahiru8usagi:20160414053456j:plain

『Advanced Wipe』をタップ。

f:id:ahiru8usagi:20160414053443j:plain

次の4項目『Dalvik Cache』『System』『Cache』『Data』にチェックをいれ、『Swipe to Wipe』を左から右へスライドさせます。(『Internal Storage』にチェックを入れると内部ストレージまで消去されてしまうので、ここではチェックをいれません。)

f:id:ahiru8usagi:20160414053639j:plain

 

2-2.『カスタムROM』『Gapps』のインストール

戻るボタンでカスタムリカバリのトップに戻り、次は『Install』をタップします。

f:id:ahiru8usagi:20160414054040j:plain

 

最初にダウンロードしたカスタムROM『cm-12.1-20151117-SNAPSHOT-YOG7DAO1KA-grouper.zip』を選択。

f:id:ahiru8usagi:20160414054246j:plain

 

『Swipe to Confirm Flash』を左から右へスライドさせます。

f:id:ahiru8usagi:20160414054416j:plain

以上でカスタムROMを焼くことができました。続いてダウンロードしておいた『gapps-lp-20150314-signed.zip』を選択し、同様に『Swipe to Confirm Flash』を左から右へスライドさせ、Gappsをインストールします。

f:id:ahiru8usagi:20160414054542j:plain

以上でカスタムROMおよびGappsのインストール完了です。

2-3.CMを起動させる

あとはCMを起動させます。戻るボタンでトップに戻り『Reboot』をタップ。

f:id:ahiru8usagi:20160414054752j:plain

『System』をタップ。

f:id:ahiru8usagi:20160414054808j:plain

 

Cyanoge Modが起動します。

f:id:ahiru8usagi:20160414054822j:plain

起動後自動的にアプリの最適化が始まり、正常に終わればCyanogen Modの初期設定の画面が開きます。Wi-Fi接続やGoogleアカウントの設定をすれば通常どおり使えるようになります。

3.『Cyanogen Mod 12.1』の使用感

CM12.1の起動後の画面はこんな感じ。青と黄色の壁紙に必要最小限のアプリが備わっています。

f:id:ahiru8usagi:20160414055100p:plain

 

タブレット情報を見ると、Androidのバージョンは5.1.1ベース。

f:id:ahiru8usagi:20160414055133p:plainf:id:ahiru8usagi:20160414055308p:plain

 

『Geekbench』でベンチマークを2回ほど計ってみました。

f:id:ahiru8usagi:20160414055340p:plainf:id:ahiru8usagi:20160414055351p:plain

 

AOSPのNexus 7(2012)用のMarshmallowカスタムROMを入れていたときがこのくらいだったので、

f:id:ahiru8usagi:20160414055600p:plainf:id:ahiru8usagi:20160414055608p:plain

あまり処理速度は変わりませんでした。

しかし、CM12.1の動作が安定しており今のところバグ表示も出てこないので前回入れていたカスタムROMよりは使いやすいです。相変わらずブラウズの際多少もたつきますが娯楽用端末としては充分ですね。

おわりに

今回カスタムROM王道のCyanogen Modをインストールしてみました。root化後一度でもカスタムROMを導入してしまえば、他のカスタムROMのインストールも簡単にできるようになると思うので、色々と試してみると面白いかと思います。ご参考までに。

nexus 7 2012(Wi-Fi)をAndroid 6.0 Marshmallowにアップグレードする方法!?(非公式カスタムROM)

Android 6.0 Marshmallowのサポート対象から外れていたNexus 7 2012(Wi-Fi)。

非公式ではありますがカスタムROMでAndroid 6.0 Marshmallowがあるらしいので、nexus 7 2012(Wi-Fi)に焼いてみました(10月下旬頃にはすでにあったらしいですね)。ので、今回私が試してうまくいった方法を紹介。

f:id:ahiru8usagi:20151220100300p:plain

はじめに(免責事項)

1.カスタムROM(AOSP)とGappsをダウンロード

2.カスタムROMをインストールする。

2-1.ブートローダー起動

2-2.カスタムROMのインストールをする。

3.Android 6.0 Marshmallow(AOSP)起動後の画面

4.マルチウィンドウ機能を使ってみた感じ。

5.使ってみた感想

 

はじめに(免責事項)

私が試した方法なので再現性があるかどうかわかりません。また万が一Nexus 7の故障の原因となっても当方では一切責任は負えませんので、試す場合は必ず自己責任に行ってください。

●用意したもの

①Nexus7 2012(Android 5.1.1)

②Windows PC(Windows7を使用)

③microUSB-USBケーブル(充電専用不可・データ通信が行えるもの)

●Nexus 7の下準備(この記事では⑦から説明)

④Bootloaderロック解除済み

⑤root化済み

⑥カスタムリカバリ導入済み

⑦カスタムROMダウンロード済み

⑧Gappsダウンロード済み

●④~⑥の手順については過去記事参照。

【1/2】Nexus7(2012)root化の簡単な方法・手順 - And Reframing Things

【2/2】Nexus7(2012)root化の簡単な方法・手順 - And Reframing Things

●参考にさせて頂いたありがたい記事

Nexus 7 (2012)にAndroid 6.0 MarshmallowのROMを焼いてみた - はんぺんの備忘録

【ROM焼き】Nexus 7 2012にAndroid 6.0 Marshmallowを焼いてみました! ~ 沙綺のつれづれなるブログ

 

1.カスタムROM(AOSP)とGappsをダウンロード

まずはAndroid 6.0 MarshmallowのカスタムROMとGappsをダウンロード。

・カスタムROM:Android M on Nexus 7 2012 - Dmitry Grinberg

・Gapps:working-marshmallow-gapps.zip - downloadmirror.co

カスタムROMは画面下部にビルド済みのZIPファイルが用意されています。感激!今回TWRPの方を使いました。ドライブ画面はアイコンをクリックすればZIPファイルのダウンロードが始まります。

f:id:ahiru8usagi:20151220102245j:plainf:id:ahiru8usagi:20151220102257j:plain

Gappsの方はそのまま『download now』をクリックすればOKです。

 

2つのファイルをダウンロードできたら、Nexus 7の任意のフォルダに移しておきます。

2.カスタムROMをインストールする。

カスタムROMをインストールする手順です。バックアップをとっていない場合は先にバックアップをとっていたほうがいいです。また、今回先にOSをWipe(消去)するとうまくいかなかったため、Wipeせずにそのまま焼きこみ、アップグレードしています。

2-1.ブートローダー起動

音量下げるボタン+電源ボタンでブートローダーを起動。音量ボタン上下で『Recovery mode』を選択し、電源ボタンで決定。

f:id:ahiru8usagi:20151220103020j:plain

2-2.カスタムROMのインストールをする。

カスタムリカバリ(TWRP)が開いたら『install』をタップ。

f:id:ahiru8usagi:20151220103229j:plain

保存しておいたカスタムROMを選択。

f:id:ahiru8usagi:20151220103255j:plain

『Swipe to Confirm Flash』を左から右へスワイプ。インストールが始まります。

f:id:ahiru8usagi:20151220103350j:plain

これでカスタムROMが焼けました。

インストール完了したら先ほどの画面に戻り、Gappsを選択。

f:id:ahiru8usagi:20151220103508j:plain

同様に『Swipe to Confirm Flash』を左から右へスワイプ。

f:id:ahiru8usagi:20151220103615j:plain

以上で2つのファイルのインストール完了。Nexus 7を再起動します。

f:id:ahiru8usagi:20151220103753j:plain

androidのロゴが表示され、十数分待つと起動。自動的にアプリの最適化が始まり、無事終了すれば、Android 6.0 MarshmallowのHOME画面が開きます。

 

3.Android 6.0 Marshmallow(AOSP)起動後の画面

カスタムROMの焼きこみがうまくいくと、こんな感じのロック画面が表示されます。

f:id:ahiru8usagi:20151220104315p:plain

初期HOME画面はこんな感じ。

f:id:ahiru8usagi:20151220104439p:plain

設定画面もスッキリ。

f:id:ahiru8usagi:20151220104519p:plain

タブレット情報を見ると、Androidバージョン6.0とかかれてますね。

f:id:ahiru8usagi:20151220104730p:plain

 

4.マルチウィンドウ機能を使ってみた感じ。

開発者オプションを見るとマルチウィンドウ機能も使えるように設定できます。

f:id:ahiru8usagi:20151220104850p:plain

これをONにすると例えば3つくらいアプリを起動させておいて・・・。

f:id:ahiru8usagi:20151220105002p:plain

×の隣にある四隅マークをタップすると、レイアウト選択画面が。

f:id:ahiru8usagi:20151220105041p:plain

このいずれかをタップするとマルチウィンドウになります。

f:id:ahiru8usagi:20151220105148p:plain

それぞれ同時稼動してます。PCにまた一歩近づきましたね。早く正規版Android 6.0でもroot取得なしに使えるようにしてほしいものです。

 

5.使ってみた感想

主に2つのバグ発生。たぶん私だけだと思う。

①『問題が発生したため、Googleplay開発者サービスを終了します』のポップアップが頻発。

何もしなくてもすぐ閉じるけど。

②画面を横にしたら縦に戻らない。

もはや再起動するしか。

 

その他はわりと動作正常でした。Wi-Fi接続、ブラウズ、動画閲覧、アプリインストール、特に問題なし。マルチウィンドウを使うとすぐアプリが落ちるので容量不足かバグかよくわかりません。とりあえず実用には耐えられませんでした。

動作速度はAndroid 5.1.1のときより若干早くなった気がするので、ちょっと気に入ってきた。このまましばらくMarshmallowのままで使っていきたいと思います。

 

関連記事: