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Nexus 7(2012)Wi-Fiの文鎮化回避。

取りとめもないただの雑記。

 

Nexus 7 (2012)のAndroid 6.0 Marshmallow AOSP ROM(非公式)が出てたらしいので、この記事を参考に導入を試みてみたんですが。

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私のNexus 7(2012)にはMultiromをインストールしていて、せっかくなのでセカンドROMとしてAndroid 6.0を使おうとしたんですね。

 

Android 6.0のZIPファイルをセカンドROMにインストール。Boot画面でAndroid 6.0を選択するもうまく起動せず。「やっぱりうまくいかないか~。」などと思いつつ、一旦あきらめることにしてセカンドROMを削除し、通常通りAndroid 5.1.1を起動・・・起動しない・・・ギャー文鎮化!!

 

起動はするけど起動直後のAndroidのロゴで止まってしまう現象発生。残念ながらNexus 7は文鎮としてのスペックは高くない、などと思いつつもこの記事あたりを参考にファクトリーイメージを焼きこみ無事Android 5.1.1起動。ホッ。

 

ちなみに、

①Nexus 7(2012)電源オフ→②"flash-all.bat"起動→③"waiting for device"とコマンドプロンプトに表示される→④Nexus 7(2012)の音量下げるボタン+電源ボタン長押し(リカバリモード起動)

の順でやったらうまくファクトリーイメージを書き込めました。

先にNexus 7のTWRP(カスタムリカバリ)画面を出しいてたら"waiting for device"の画面のまま初期化が進まないという凡ミスをしでかしていたので戒めのために書いておこう。

 

あと、ROM焼き完了後、4色のマルが回転するLolipop起動画面から"ようこそ"の画面に切り替わるまで(体感で)10分くらいかかるのでじっくり待ちましょう。このちゃんと起動するかしないかのときが一番不安なんですよね。

 

これで再び寝室でごろごろしながらNexus 7を弄れる。デュアルブートしてたUbuntu消えちゃったなー。

しかし、禍を転じて福と為すというか。これで容赦なくAndroid 6.0 Marshmallow AOSPのROM焼きができるようになりました。また今度挑戦しようかな。

 

関連記事:

タブレットをサブディスプレイ化できるアプリ『Komado』!?

家で使わなくなったAndroidタブレットの再利用に最適?

『Komado』というアプリをタブレットにインストールすると、タブレットをPCのサブディスプレイとして使うことができます(無料)。

インストール方法や操作方法は公式サイトに記載されているので、ここでは使ってみた感じとかを書いてみようと思います。

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※使用イメージ(画像引用元:http://komado.abt.jp/screenshot.html

1.タブレットをサブディスプレイ化できるアプリを5つピックアップ
2.初代Komadoダウンロード場所/ダウンロード方法
3.(初代)Komadoの使用感
3-1.画質maxでもyoutubeの動画がコマ送り
3-2.速度maxでもマウスポインタ遅延
3-3.結論:実用には耐えられない。

1.タブレットをサブディスプレイ化できるアプリを5つピックアップ

調べてみたところタブレットをサブディスプレイ化できるアプリをいくつか発見しました。

うち、無料で使えるのは初代Komadoのみのようです。

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タイムラグが少ないと評判なのは『Duet Display』。ただしAndroidタブレットは非対応。

iDisplayならAndroid版もあり、USB接続も可能なようです。

参考:Komado(2)
参考:
iDisplay: Turn your iPhone, iPad or Android into external monitor for your Mac or Windows PC
参考:Air Display 3 (USB + Wi-Fi)を App Store で
参考:Duet Display - Ex-Apple Engineers Turn Your iPad into a Second Display for your Mac

2.初代Komadoダウンロード場所/ダウンロード方法

PCへのダウンロードは旧Komadoホームページから。

ダウンロード:Komado -スマートフォン外部ディスプレイ化アプリケーション-

 

インストール・操作方法も公式HPにあるとおり。

PC:Komado -インストール方法-
Android:Komado - Google Play の Android アプリ
iOS:komado - ABT Co., Ltd.
操作方法:Komado -操作説明-

3.(初代)Komadoの使用感

Komado接続時のPCウィンドウはこんな感じ。

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デスクトップ・ミラーリングの切り替えや解像度の選択可能。速度優先か画質優先も選べます。

Nexus 7(2012)とWindows7でデスクトップ拡張を試すことにしてみました。

3-1.画質maxでもyoutubeの動画がコマ送り

ひとまず画像にあるように最も画質優先の状態にして、Nexus 7の画面でyoutubeを視聴。画像がかなりカクツク。速度優先のときよりもマシになったのは判断できますが、それでもコマ送り状態です。

3-2.速度maxでもマウスポインタ遅延

速度重視の設定にすると動画はさらにコマ送り状態に。マウスの反応速度は少し高まりますが、それでも(主観的に)0.2秒くらい遅れる印象。文字のコピーやリンクのクリックがすごくズレる。文字入力をして表示されるのにタイムラグ発生。

3-3.結論:実用には耐えられない。

せめてマウス・キーボードの反応速度が速ければ、Web資料表示用として使用したかったんですが、タイムラグがあるのでかなりストレスが溜まります。

動画もカクつくので流し見することも難しい。

せいぜい作業用BGM再生用として使うしかないかなぁ、といった印象を受けました。

でもそれだとタブレットとして普通に使ったほうが早いよね。

おわりに

やはり通常のディスプレイを有線接続した方が快適。ただ、薄くて軽いタブレットは持ち運びしやすいので外出先でもサブディスプレイが欲しいという場合にはKomadoを利用してみてもいいかも。また、iOS専用ですが『Duet display』なんかは割と評判良いので試す価値はあるかもしれません。

Komado
Komado
開発元:ABT Co., Ltd.
無料
posted with アプリーチ
Duet Display
Duet Display
開発元:Duet, Inc.
¥1,200
posted withアプリーチ

関連記事:

【初心者向け】タブレットとは?できることとか料金の仕組みとかを簡単に解説!

 

1.タブレットとは?

1-1.タブレットでできること

2.【重要】Wi-FiモデルとLTE(セルラー)モデルの違い

2-1.Wi-Fiモデルのタブレットとは?

2-2.LTE(セルラー)モデルのタブレットとは?

3.タブレットの料金の仕組み

3-1.Wi-Fiモデルのタブレットの料金

3-2.LTE(セルラー)モデルのタブレットの料金

3-3.LTE(セルラー)モデルのタブレットをWi-Fiだけで使う場合の料金

3-4.実店舗ではタブレットとSIMカードはセット販売されている場合が多い。

4.LTE(セルラー)モデルのタブレット購入方法

4-1.タブレットとSIMカードをセットで買う。

4-2.タブレットとsimカードを別々に購入/契約する。

 

1.タブレットとは?

タブレットとは粗く言うと大きめのスマホです。

スマホと同様に画面をタッチして操作できる端末です。

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1-1.タブレットでできること

インターネット検索はもちろんのこと、

カメラやメール、地図、カーナビ、ゲーム、ニュース、動画視聴、音楽視聴、レシピ検索、通販、辞書、翻訳、Facebook、LINE、Twitterなどに使えます。

 

通話機能は使えるものと使えないものがあります。

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2.【重要】Wi-FiモデルとLTE(セルラー)モデルの違い

タブレットにはWi-FiモデルとLTE(セルラー)モデルの2種類があります。

2-1.Wi-Fiモデルのタブレットとは?

自宅や無料Wi-Fiスポットなど、Wi-Fi環境がある場所でしかインターネットに繋げられないタブレットです。

2-2.LTE(セルラー)モデルのタブレットとは?

Wi-Fiがない場所でもインターネットに繋げられるタブレットです。

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画像引用元:SIMカード - Wikipedia

LTE(セルラー)モデルのタブレットには上記画像のようなチップ(SIMカード)を挿すスロットがあり、これが挿さっているとWi-Fiに接続していなくてもインターネットができます。

しかしこの場合、タブレット端末代以外にこのSIMカードの使用料金(基本的に月額制)がかかります。

3.タブレットの料金の仕組み 

タブレットの料金についてサクッと解説。

3-1.Wi-Fiモデルのタブレットの料金

タブレット端末代のみ。

あとはWi-Fiに繋げて使用できる(基本的に月額通信費が発生することはない)。

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(自宅やWi-Fiスポットのみで使いたい場合。)

3-2.LTE(セルラー)モデルのタブレットの料金

タブレット端末代+SIMカード使用料金(基本的に月額制)。

SIMカード使用料金がかかるが、Wi-Fi環境がなくてもインターネット使用可能。

(もちろんWi-Fiにも繋げられる。)

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(外出先などWi-Fiがないところでもインターネットを使いたい場合)

3-3.LTE(セルラー)モデルのタブレットをWi-Fiだけで使う場合の料金

タブレット端末代のみ。

ただし、本体価格はWi-Fiモデルの方が安い。

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(いずれはSIMカードも契約しようと思っているが、とりあえずWi-Fiで使ってみる場合。)

3-4.実店舗ではタブレットとSIMカードはセット販売されている場合が多い。

docomoやauなどでは、通常タブレットとSIMカードをセット販売しています。

タブレット端末代を分割で購入することもできるので、

『タブレットを使用する=月額料金がかかる』

と思いがちですが、実際は端末代とSIMカード使用料金は別モノです。

 

また、SIMカードの使用料金は基本的に月額制での契約となっているので、全くインターネットを使っていない月があってもSIMカードを契約し続けている限り料金が発生します。

 

目的に応じて、Wi-FiモデルかLTE(セルラー)モデルを選択しましょう。

4.LTE(セルラー)モデルのタブレット購入方法

LTE(セルラー)モデルのタブレット購入方法をざっくり2つに分けて説明。

4-1.タブレットとSIMカードをセットで買う。

docomoやauショップ、家電量販店(ヨドバシカメラ)などでセットで購入する方法です。

メリット:

○インターネットに繋がらないといったトラブルはほとんどない。

○セット購入することで割引になる場合がある。

○タブレットを使っていてトラブルが発生したときにはサポートをうけやすい。

デメリット:

×タブレット端末とsimカードの選択肢が狭まる。

×simカードの月額使用料金が高くなってしまう場合が多い(特にdocomoやauなどのケータイキャリア)。

4-2.タブレットとsimカードを別々に購入/契約する。

タブレットはメーカーのストア(Googleストア/APPLE公式サイト/ASUS Shopなど)やECサイト(Amazon/楽天/メルカリなど)で購入し、
SIMカードはMNO(docomo/au/softbankなど)やMVNO(IIJmio/OCN/mineoなど)で契約する方法です。

メリット:

○好きなタブレットを購入できる。好きなSIMカードを選択できる。

○セール品や中古品を選ぶことでタブレット代を安く購入することができる。

○格安SIMを契約することで、月額使用料金を安く抑えることができる。

デメリット:

×端末とSIMカードの組み合わせを間違えるとインターネットに繋がらない場合がある(SIMロックなど)。

×トラブル発生時にサポートが受けにくい。基本的に自力で解決。

 

といったメリット/デメリットがあると思われるので、面倒ならセット買い。

安くしたい/タブレットのメーカーにこだわりたい/タブレットだけはもってるので格安SIMだけでいい、という場合は別々に調達するほうがよいでしょう。

まとめ

以上、タブレットでできることと料金について簡単に解説してみました。

 

関連記事:

Ubuntu on Neuxs 7(2012)で日本語入力成功!?タブレット端末でUbuntu13.04を動かす。

先だってデュアルブートを施したNexus 7(2012)。ようやくサブROMとしてインストールしていた『Ubuntu13.04』の日本語入力ができるようになりました。

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Ubuntuを使ってみた感じとはデュアルブートの方法については前回の記事参照。

1.Ubuntu 13.04 on Neuxs 7(2012)の日本語入力設定の手順

1-1.『sourcec.list』の書き換え

1-2.Ubuntuのアップデート

1-3.『ibus-mozc』をインストール

1-4.ibus-mozcの設定。

2.『Ubuntu13.04』をシステムの方も日本語化。

3.その他よく使うアプリをインストール。

 

1.Ubuntu 13.04 on Neuxs 7(2012)の日本語入力設定の手順

通常はターミナルの『apt-get install ibus-mozc』でLinux版Google日本語入力をインストールして終わりなんですが、この『Ubuntu13.04』はすでにサポート終了しているので、初期状態ではアプリをそのままでインストールできません。apt-getすらできない状態になっています。よって『sources.list』の編集から行う必要があります。

※あと、筆者は全然Linuxに詳しくないので正しい手法かどうかはわかりません。自己責任にてお試しください。

1-1.『sourcec.list』の書き換え

apt-getでインストールする際に参照されるURLが『source.list』に保存されている。まずはこれをサポート終了後のURLに書き換えないといけない。参考にさせてもらった記事はコチラ(サポート期限後も、 ubuntu 13.04 を使う準備 なんとか ネット。)。すごく助かりました。

あと、コチラも参照。

EOLUpgrades - Community Help Wiki

サポート終了後(EOL--End Of Life)の編集方法が記載されています。

1-1-1.アプリ検索画面で『terminal』と検索→『terminal』を起動
1-1-2.『terminal』でroot取得。

sudo su -

[設定したpasswordを入力]

1-1-3.『gedit(Ubuntuのテキストエディア)』で『sources.list』の編集

sudo gedit /etc/apt/sources.list

すると、『sources.list』のテキストが開くので、すでに保存されている内容の一番下に下記内容を追記する。

## EOL upgrade sources.list
# Required
deb http://old-releases.ubuntu.com/ubuntu/ raring main restricted universe multiverse
deb http://old-releases.ubuntu.com/ubuntu/ raring-updates main restricted universe multiverse
deb http://old-releases.ubuntu.com/ubuntu/ raring-security main restricted universe multiverse

# Optional
#deb http://old-releases.ubuntu.com/ubuntu/ raring-backports main restricted universe multiverse

保存して終了する。これで『sources_list』の書き換え完了です。

1-2.Ubuntuのアップデート

『sources.list』を書き換えたらUbuntuのアップデートをする。terminalにて、

sudo apt-get update

通常だとこの後に、

sudo apt-get dist-upgrade
sudo do-release-upgrade

の2つのコマンドもすると思うんですが、これをやるとなぜかUbuntu13.04が起動しなくなってしまう(Androidは起動できる)ので、今回はupdateのみ行いました。もし解決法がわかったら追記します。

1-3.『ibus-mozc』をインストール

up dateが済んだらapt-getできるようになるので

sudo apt-get install ibus-mozc

を入力。『ibus-mozc』のインストール完了。

1-4.ibus-mozcの設定。

1-4-1.画面一番右上のキーボードのアイコンを右クリックし、『再起動』を選択。
1-4-2.ibusが再起動したら再度右クリック、『設定(preferences)』を選択。
1-4-3.インプッドメソッドのタブを開き、『インプッドメソッドの選択』をクリック。『Mozc』をクリック。閉じる。

以上で日本語入力可能となります。お疲れ様でした。

 

2.『Ubuntu13.04』をシステムの方も日本語化。

初期設定で日本語を選択してもところどころ英語になっているので、気になる場合はコチラも日本語化。

①タスクバーから『システム設定(歯車のマーク)』をクリック。

②『言語サポート(language support』をクリック。

③『言語のインストールと削除』をクリック。

④欄から『日本語』を選択し、『変更を適用』をクリック。

⑤『システム全体に適用』をクリックし『閉じる』。

これで日本語化完了。

 

3.その他よく使うアプリをインストール。

日本語化も日本語入力もできたので、あとは使うアプリをインストールするのみ。『LibreOffice』や『Thunderbird』『Chromiumブラウザ』『gufw』はインストール可能でした。素晴らしい。

sudo apt-get install libreoffice

sudo apt-get install thunderbird

sudo apt-get install chromium-browser

sudo apt-get install gufw

残念ながらi386版『Chromeブラウザ』や『Wine』のインストールができずでした。『Wine』があれば完璧だったんだけどな。どうにかすればインストールできる気がしないでもないけど。

 

とはいえちょっとしたライトユーザーなら充分事足りるアプリは揃っているかと思います。わりとサクサク動くのでびっくりです。

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(こんな感じでAndroidなはずのNexus 7(2012)がノートPCぽく充実した感じに!)

 

おわりに

あとはUbuntu13.04はすでにサポート終了しているということで、セキュリティとかやっぱり心配ですね。Ubuntu13.04以降のバージョンでfor Nexus 7が見当たらず残念。実用するのはちょっと怖いですが、AndroidタブレットをここまでノートPC仕様にできて満足でした。

 

関連記事:

Nexus7(2012)にUbuntu13.04をデュアルブートする方法

AndroidタブレットのNexus7(2012)に『Ubuntu』を『デュアルブート』する方法を案内します。

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実際使ってみたらどんな感じかは前回の記事をご参照ください。

はじめに

●デュアルブートとは?

デュアルブートとは、1台のデバイス(PC/タブレット/スマホなど)に2つのOSを組み込んだ状態のことです(3つ以上の場合マルチブートといいます)。起動するときにOSを選択することができます。(例:下図)

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●用意するもの

①Nexus7 2012本体

②マウスとキーボード(Nexus7用なのでBluetoothもしくはUSBハブにて接続)

●下準備

①Nexus7のブートローダー解除

②Nexus7のroot化

③カスタムリカバリー(TWRP)インストール

※上記①~③までの手順については前回の記事参照

●免責事項

root化やカスタムROM導入をすることで、端末のメーカー補償は一切効かなくなります。
作業中のデータの損失、Nexus7の故障など、当方では一切責任は負えません。

また、齟齬のない表現・案内に努めておりますが、再現性について保証はできかねます。自己責任のもとで作業を行ってください。

はじめに

1.『Ubuntu13.04』のイメージファイルをダウンロード

2.『Mulitirom』と『リカバリ』、『カーネル』のインストール

2-1.GooglePlayから『Multirom』をインストール>

2-2.『Multirom』『リカバリ』『カーネル』をインストール

3.『デュアルブート』の環境構築とUbuntu初期設定

3-1.『デュアルブート』の環境構築

3-2.『Ubuntu13.04』初期設定

 

1.『Ubuntu13.04』のイメージファイルをダウンロード

まずは『Ubuntu13.04』のファイルをダウンロードします。Nexus7(2012)で下記URLから『Asus/Google Nexus7 Tablet preinstalled desktop image』をタップします。

URL:Ubuntu 13.04 (Raring Ringtail)

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『Ubuntu13.04』のイメージファイルがダウンロードされました。

 

2.『Mulitirom』と『リカバリ』、『カーネル』のインストール

『Multirom』とはデュアルブート(マルチブート)が簡単に行えるようになるアプリです。『Multirom』がなくてもデュアルブート(マルチブート)することは可能ですが、手順が煩雑になるため、『Multirom』を用いた方法を案内します。

2-1.GooglePlayから『Multirom』をインストール

まずはアプリ『Multirom』をインストールします。

GooglePlayで『Multirom』と検索。『インストール』をタップします。

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インストールが完了したら『開く』タップ。『Multirom』が起動します。

2-2.『Multirom』『リカバリ』『カーネル』をインストール

アプリ『Multirom』を開くと、「スーパーユーザーリクエスト」と出るので『許可』をタップします。 

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『スーパーユーザーリクエスト』が出ない場合

root化が出来ていない場合、「root権限が取得できません!」という表示が出ます。

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『Multirom』は『root化』していない状態では使用できません。先に前記事で紹介したNexus7の『root化』を行いましょう。

『Multirom』の画面が開いたら、3つのチェック項目が出てきます。『Multirom』『リカバリ』『カーネル』全てにチェックを入れます。『カーネル』には『Stock』や『CM』などを選択できますが、通常は『Stock』で自身のAndroidOSのバージョンを選択します。(例:Android5.1.1の場合→Stock5.1.1を選択)

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全てにチェックを入れ、『カーネル』を選択したら『インストール』をタップ。

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インストールが経過すると「インストールするにはリカバリへ再起動しないといけません」というメッセージが出るので『再起動』をタップします。

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Nexus7(2012)が再起動します。

 

3.『デュアルブート』の環境構築とUbuntu初期設定

Nexus(2012)が再起動すると自動でリカバリ画面が開きます。

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普通にAndroidのHOME画面が開いてしまった場合

一旦Nexus7の電源を切ります。そして音量を下げるボタンと電源ボタンを同時押しで起動。『START』という緑の文字が出ますので、音量ボタン上下で『Recovery mode』を選択し、電源ボタンで決定をします。すると、上記のような『Recovery mode』のような画面が立ち上がります。

3-1.『デュアルブート』の環境構築

『Advanced』をタップ

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『MultiROM』をタップ

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『Add ROM』をタップ

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『Ubuntu Desktop』を選択し、『Next』をタップ

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ファイルの選択画面が開くので、冒頭にダウンロードした『Ubuntu13.04』のイメージファイルを選択。特に移動させていなければdownloadフォルダに格納されています。

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『Swipe to Confirm』を右にスライドさせる。

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インストール開始。若干時間がかかりますので、途中で電源を切ったりしないようにしましょう。

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インストールが完了したら『Reboot System』をタップ。Nexus7が再起動します。

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再起動後『CANCEL』と『BOOT NOW』の選択肢が出るので5秒以内に『CANCEL』をタップ。するとこのように『Android5.1.1(Internal)』と『Ubuntu13.04』が選択できるようになっています。

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以後、Nexus7を起動する度に『Android』か『Ubuntu』を選択することができるようになります。5秒間何もせずにいると『Android』が自動的に起動します。

以上でNexus7がデュアルブートできるようになりました。

 

3-2.『Ubuntu13.04』初期設定

起動画面で『Ubuntu13.04』を選択すると『Ubuntu13.04』が起動します。

最初に立ち上げたときは初期設定画面が開きます。まずは言語設定から。

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任意の言語を選択しましょう。もちろん日本語も選択できます。

次にWi-Fi設定画面が開きます。

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居住地の設定。

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キーボードの設定。(日本語を選択できますが、初期状態では日本語入力できません。)

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『ユーザー名』と『パスワード』の設定

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初期設定中の画面

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初期設定が終わったら、ようやく『Ubuntu13.04』が起動します。

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以上で全ての設定は完了です。Nexus7(2012)を普通に使いたい場合は『Android』で。PCっぽく使いたい場合は『Ubuntu』を選択してご利用ください。

 

おわりに

Ubuntu13.04はサポート期間が終了しているため、初期状態だとソフトウェアのアップロードや新たにダウンロードができないようです。解決できたら追記します。ここらへんのURLに解決策が書いてあるようですね。

参考:Nexus7でUbuntu13.04を日本語入力、日本語化してみる | DroidFire

参考:今更だけどUbuntu 14.02 LTS のUSB起動ディスク作成&Install | I Scream Chocolatl

参考:Ubuntu 14.04 起動USBメモリの作成(変更データ保存領域あり)と日本語化 Linux USB kumasan

2015/10/02追記:完全日本語化&日本語入力できました。

 

関連記事:

【2/2】Nexus7(2012)root化の簡単な方法・手順

(前回の記事の続きです。)Nexus7(2012)のroot化の手順・方法を案内します。

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はじめに

●root化とは?

root化とは、主にAndroid端末において、ルート(スーパーユーザー)の権限を取得すること。ルートの権限を取得することで、メーカーが端末に施した制限を外し、より自由に端末の設定変更をすることができます。その反面、不具合を起こしたり、プログラムが起動しなくなったりというリスクが増大します。 

●用意するもの

①Nexus7 2012本体

②Windows PC(『Nexus Root Toolkit v2.0.5』インストール済みのもの)

③microUSB-USBケーブル(充電専用不可・データ通信が行えるもの) 

●免責事項

root化をすることで、端末のメーカーの補償は一切効かなくなります。
作業中のデータの損失、Nexus7の故障など、当方では一切責任は負えません。
また、齟齬のない表現・案内に努めておりますが、再現性について保証はできかねます。自己責任のもとで作業を行ってください。

はじめに

(前の記事にて)1.『Nexus Root Toolkit v2.0.5』をインストール

2.『Nexus7』用のドライバをインストール&チェック

2-1.『Toolkit』の『Full Driver Installation Guide - Automatic + Manual』をクリック

2-2.『STEP3』タブの『Driver Solution』をクリック

2-3.インストールウィザードの開始

2-4.『Nexus7用のドライバ』のテストを行う。

3.『Bootloader』のロック解除(アンロック)をする

3-1.『Unlock』をクリック

3-2.『OK』をクリック

3-3.『Nexus7』にて『Yes』で電源ボタンを押す。

4.『root化』をする。

4-1.『Custom Recovery』にチェックを入れ、『Root』をクリック。

4-2.『root化』の確認

5.『root化』から普通の状態に戻したい場合

5-1.『Flash Stock + Unroot』をクリック

5-2.『OK』をクリック

 

2.『Nexus7』用のドライバをインストール&チェック

『Nexus7用のドライバ』とはNexus7とPCを通信できるようにするソフトウェアのことです。microUSB-USBケーブルで接続するだけで、ドライバは自動でインストールされますが、このドライバではroot化するのに不十分であるため、より精巧なドライバを『Toolkit』を用いインストールします。

2-1.『Toolkit』の『Full Driver Installation Guide - Automatic + Manual』をクリック

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このボタンをクリックすると、ドライバインストール画面が開きます。

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2-2.『STEP3』タブの『Driver Solution』をクリック

『STEP3』タブをクリックすると下図のような画面に。

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#1と出ている場合は#1のDriver Solution『Google Drivers』をクリックします。#2~4も同様に対応したDriverを選択しクリック。通常は#1と出ます。

次の画面が出たら『OK』をクリックします。

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2-3.インストールウィザードの開始

インストール画面が開くので『次へ』をクリック

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「このデバイスソフトウェアをインストールしますか?」と出た場合は『インストール』をクリック

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インストールが完了します。『完了』をクリック。

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「~コンピューターを再起動する必要があります。」と出ますが、特に再起動しなくても問題ありません。『後で再起動する』を選択。どうしてもドライバのインストールがうまくできない場合は再起動した方がよいかもしれません。

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これで『Nexus7用のドライバ』のインストール完了です。

 

2-4.『Nexus7用のドライバ』のテストを行う。

インストールしたドライバが正常に作動しているかテストを行います。『Full Driver Configration Guide』画面の『Step4』タブをクリック。『Full Driver Test』を行います。

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しばらくいくつかの画面が表示され問題なければ『Success!』の文字が出ます。ドライバのインストール正常です。

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『ADB device was not found』と表示された場合

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この場合何か問題があります。以下のことをチェックしましょう。

Nexus7とPCをUSBケーブルで接続していない
Nexus7でUSBデバックモードを有効にしていない
Nexus7でPCに接続した時の『USBを許可しますか?』の画面でOKを押していない
Nexus7でMTPにチェックを外していない(稀になぜかMTPが有効でなければSuccessしない場合があります。両方試してみましょう。)

以上でNexus7用のドライバインストールおよびテストは完了です。

 

3.『Bootloader』のロック解除(アンロック)をする

次に『Toolkit』を使って『Bootloader』のロックを解除します。『Bootloader』とは、タブレットを起動するときにほぼ一番最初に使われるプログラムのことです。root化に際して、このbootloaderをいじる必要があります。デフォルトでは設定変更できないようにロックがかけられているので、先にこのロックを解除(アンロック)を行います。(一応Bootloderアンロックをしない手法もあるようですが、手順が煩雑になるため、アンロックをする方法で案内します。)注意:Bootloaderアンロックを行うと初期状態になるため、全てのデータが消去されます。必要であれば事前にバックアップをとっておきましょう。

3-1.『Unlock』をクリック

『Toolkit』の『Unlock』をクリックします。

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3-2.『OK』をクリック

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3-3.『Nexus7』にて『Yes』で電源ボタンを押す。

PCの画面にこのようなメッセージが出ます。

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同時Nexus7の画面を見るとこのような画面が表示されています。

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『Yes』と『No』が選択できるようになっているので、『Yes』を選択します。(ボリュームボタンで上下移動、電源ボタンで決定します。)

『Yes』を選択し、Nexus7が再起動すると『Bootloader』アンロックされた証である南京錠が外れたアイコンが表示されます。

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順次自動で画面が切り替わり、下記のような初期設定画面が表示されたら『Bootloader』アンロック完了です。(数十分かかる場合があるので途中でケーブルを抜いたりしないようにしましょう。)

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あとは『Nexus7』で初期設定を済ませればOKです。

 

同時にPCの画面はこのようになっています。

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『OK』をクリックしましょう。

 

以上で『Bootloader』のアンロック完了です。

 

4.『root化』をする。

いよいよ『root化』をします。

4-1.『Custom Recovery』にチェックを入れ、『Root』をクリック。

f:id:ahiru8usagi:20150928170600j:plain

Custom Recoveryにチェックを入れることで『TWRP』も同時にインストールされ、『Recoveryモード』が使いやすくなります。

『Recoveryモード』とは

システムの初期化やキャッシュパーティションクリアをおこなえるモードのこと。ボリューム下ボタンと電源ボタンを同時押しで起動することで、Recoveryモードが起動できます

『TWRP』とは

上記Recoveryモードを更に使いやすくするのが『TWRP(Team Win Recovery Project)』というツールです。『TWRP』をタブレットにインストールすることで、Recoveryモードでもタッチパネルが使えるようになったりと、いろいろと便利になります。) 

このような画面が出るので『OK』をクリック。

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画面が自動的に切り替わります。

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『root化』が完了したら次のような画面に。

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『OK』をクリックして完了です。

 

 4-2.『root化』の確認

『root化』が完了すると、アプリ一覧画面に『SuperSU』というアプリが追加されています。

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タップすると、『スーパーユーザー有効化』にチェックが入っています。チェックが入っているのでroot化ができていることが確認できます。

 

5.『root化』から普通の状態に戻したい場合

『Toolkit』を使えば『root化』から普通の状態に戻すことも簡単です。

5-1.『Flash Stock + Unroot』をクリック

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5-2.『OK』をクリック

元に戻す場合、OSも選択できるようになっています。歴代のAndroidから最新版まで自動でアップロードされているので、好きなバージョンを選択します(ダウングレードも可)。

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OSを選択したら『OK』をクリック。root化から元に戻ります。

 

おわりに

以上でNexus7(2012)のroot化は完了です。『root化』した場合にしか使用できないアプリ『Titanium Backup』や『Multirom』が利用できるようになります。自由にお楽しみください。

関連記事:

【1/2】Nexus7(2012)root化の簡単な方法・手順

Nexus7(2012)のroot化の手順・方法を案内します。

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はじめに

●root化とは?

root化とは、主にAndroid端末において、ルート(スーパーユーザー)の権限を取得すること。ルートの権限を取得することで、メーカーが端末に施した制限を外し、より自由に端末の設定変更をすることができます。その反面、不具合を起こしたり、プログラムが起動しなくなったりというリスクが増大します。 

●用意するもの

①Nexus7 2012本体

②Windows PC(筆者はWindows7を使用)

③microUSB-USBケーブル(充電専用不可・データ通信が行えるもの)

●免責事項

root化をすることで、端末のメーカーの補償は一切効かなくなります。
作業中のデータの損失、Nexus7の故障など、当方では一切責任は負えません。
また、齟齬のない表現・案内に努めておりますが、再現性について保証はできかねます。自己責任のもとで作業を行ってください。

 

はじめに

1.『Nexus Root Toolkit v2.0.5』をインストール

1-1.『Nexus Root Toolkit v2.0.5』のダウンロード手順

1-1-1.画面中腹の『NRT_V2.0.5.sfx.exe[Download via AndroidFileHost]』をクリック

1-1-2.『Begin Download』をクリック

1-1-3.『primary download』もしくは『alt download mirror』をクリック>

1-1-4.『Nexus Root Toolkit v2.0.5』ダウンロード完了

1-2.『Nexus Root Toolkit v2.0.5』のインストール手順

1-2-1.ダウンロードした『Nexus Root Toolkit v2.0.5』を開く

1-2-2.そのまま『Install』をクリック

1-2-3.『端末の種類』と『OS/ビルド番号』を選択

1-2-4.Nexus7の『USBデバッグ』をONにし、『MTP』『PTP』のチェックを外す。

1-2-5.必要ファイルをダウンロード

1-2-6.インストール完了

(次の記事にて)2.『Nexus7』用のドライバをインストール&チェック

(次の記事にて)3.『Bootloader』のロック解除(アンロック)をする

(次の記事にて)4.『root化』をする。

(次の記事にて)5.『root化』から普通の状態に戻したい場合

 

1.『Nexus Root Toolkit v2.0.5』をインストール

Nexus Root Toolkit v2.0.5』とはNexus7のroot化を簡単に行えるフリーソフトのことです。PC側にインストールをして、Nexus7と接続し、操作をします。『Toolkit』なしでもNexus7のroot化は可能ですが、手順が煩雑になるため、ここでは『Toolkit』を用いたroot化の方法を案内します。

1-1.『Nexus Root Toolkit v2.0.5』のダウンロード手順

PC(Windows)で下記URLからNexus Root Toolkit v2.0.5』をダウンロードします。

http://www.wugfresh.com/nrt

1-1-1.画面中腹の『NRT_V2.0.5.sfx.exe[Download via AndroidFileHost]』をクリック

f:id:ahiru8usagi:20150928140327j:plain

1-1-2.『Begin Download』をクリック

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1-1-3.『primary download』もしくは『alt download mirror』をクリック

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1-1-4.Nexus Root Toolkit v2.0.5』ダウンロード完了

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『Nexus Root Toolkit v2.0.5』略して『NRT_v2.0.5.sfx.exe』というファイルがダウンロードできればOKです。

 

1-2.『Nexus Root Toolkit v2.0.5』のインストール手順

PC(Windows)に『Nexus Root Toolkit v2.0.5』をインストールします。

1-2-1.ダウンロードした『Nexus Root Toolkit v2.0.5』を開く

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セキュリティの警告が出た場合は『実行』をクリックします。

1-2-2.そのまま『Install』をクリック

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1-2-3.『端末の種類』と『OS/ビルド番号』を選択

『NRT』のインストールが完了するとこの画面に。

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『Select the device you・・・』では自身の端末を選択します。

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(今回使用したのは『Nexus7 Wi-Fiモデル』なので、それを選択)

『Select the android build you are currently・・・』では現在のOS/ビルド番号を選択します。

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(筆者のNexus7は現在Android5.1.1のビルド番号LMY47Vだったので、それを選択

現在のOSおよびビルド番号の確認の仕方

Nexus7で『設定』→『タブレット情報』を順にタップ。画面一番下に『ビルド番号』、下から3番目に『Androidのバージョン』が記載されています。

選択し終わったら、『Apply』をクリックします。

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1-2-4.Nexus7の『USBデバッグ』をONにし、『MTP』『PTP』のチェックを外す。

次にNexus7側の設定確認を促されます。『Toolkit』を使えるような設定にしてください、という案内のみの画面です。

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案内どおりの設定にするためには『Nexus7』で操作します。『設定』→『開発者向けオプション』を順にタップ

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『開発者向けオプション』が出ていない場合

『開発者向けオプション』が出ていない場合は、『タブレット情報』をタップ。画面一番下の『ビルド番号』を7回タップすると「デベロッパーになりました!」という表示が出て、設定画面に『開発者向けオプション』が表示されます。

『USBデバッグ』をONします。

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『USBデバッグを許可しますか?』のポップアップが出た場合

現時点でPCとNexus7をUSBケーブルで接続している場合、このポップアップが出ます。まずは『OK』をタップ。

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次に『このパソコンからのUSBデバッグを常に許可する』にチェックを入れて(重要)、『OK』をタップします。

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『USBデバッグ』をONしたら、いったん設定画面に戻り、『ストレージ』をタップ。

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次に画面右上の『・・・』が縦に並んだアイコンをタップ。『USBでパソコンに接続』をタップします。

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『MTP』と『PTP』のチェックを外します。

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これで『Toolkit』で使う際の『Nexus7』側の設定は完了です。

PCの画面に戻り『Toolkit』の『OK』ボタンをクリックしましょう。

 

1-2-5.必要ファイルをダウンロード

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 『Nexus Root Toolkit v2.0.5』を始めて使う場合、この画面が表示されます。

『Download + Update All File Dependencies』をタップすると必要なファイルや更新ファイルが自動的にダウンロードされます。ダウンロードが完了したら『Continue』をタップ。

 

1-2-6.インストール完了

以上でインストール完了。『Nexus Root Toolkit v2.0.5』が起動します。

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次記事にて『Nexus Root Toolkit v2.0.5』を使用して『ドライバインストール』『ブートローダーアンロック』『root化』を行います。

 

関連記事:

Nexus7(2012)にUbuntu13.04をデュアルブートしてタブレットPCみたいにしてみた。

ついにNexus7(2012)をroot化し、デスクトップ用のOS『Ubuntu13.04』をインストールしてしまいました。『Android5.1.1』とのデュアルブートなので、起動時に『Android』か『Ubuntu』を選択できる仕様に仕上がっております。

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使用感を動画で見る↓↓↓(音量が大きいので注意)

1.起動時にOS(『Android』or『Ubuntu』)が選択できるようになったNexus7(2012)

2.デュアルブートにするメリット

3.『Ubuntu13.04』の動作

4.そもそも『Ubuntu』とは?

5.『Andromium OS』との比較

 

1.起動時にOS(『Android』or『Ubuntu』)が選択できるようになったNexus7(2012)

デュアルブートとはPCやタブレット、スマホ1台に2つのOSを入れることです。(3つ以上はマルチブートといいます。)今回Androidタブレットの『Nexus7(2012)』に『Ubuntu13.04』というOSをインストールしました。電源を入れると、このような画面になります。

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『Android5.1.1』と『Ubuntu13.04』が選択できるようになっています。Androidを選択すればいつもどおりのAndroidが、Ubuntuを選択すればUbuntuが立ち上がります。

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(左:Android5.1.1起動後の画面 / 右:Ubuntu13.04起動後の画面)

『Android5.1.1』はいつもどおりの見慣れた画面ですね。対して『Ubuntu13.04』の画面。PCのような画面ですがもちろんPCのように使えます。BluetoothかUSBハブでキーボードとマウスを接続すれば、もはやPCです。

 

2.デュアルブートにするメリット

モバイル端末として『Android』はアプリも多く非常に使いやすいOSですが、仕事に使うとなるとちょっと使いづらかったりする(特にExcelとかAndroidでは無理)。そこでデスクトップ用のOSである『Ubuntu13.04』をデュアルブートすることで、ハードな作業をするときは『Ubuntu』、通常使うときには『Android』といった具合に使用することができます。いわゆるSurfaceに代表されるタブレットPCみたいな2in1の使い方ができるようになります。

 

3.『Ubuntu13.04』の動作

今回使用したのはNexus(2012)と古い端末を利用しているので、『Ubuntu13.04』の動作は若干もっさりしていました。WindowsXP以上Windows7以下といった印象です。しかし、メモリ(RAM)1GBのタブレット端末でここまで動作すれば十分すごいと思われます。最近のハイスペックなタブレットを使用すれば実用に耐えうるのではないかと思います。

 

4.そもそも『Ubuntu』とは?

スマホのOSで有名なものといえば『Android』と『iOS』ですね。PCのOSで有名なものいえば『Windows』『Mac』。大抵の方がこのOSを使っていますが、PCのOSの3番手として『Linux』というものがあります。サーバー用のPCなどにはよく使われるOSのようですが、私用として『Linux』を使う人はほとんどいません。

一口に『Linux』と言っても様々な亜種が存在しており、『Ubuntu』『Debian』『Linux mint』『Fedora』『Cent OS』『Kali Linux』などいろんなものがあります。これら全て『Linux』です。

この中でも私的に使うOSとしてよく利用されるのが『Ubuntu』というわけです。

 

5.『Andromium OS』との比較

前回の記事で紹介した『Andromium OS』。

これはOSは『Android』のままでUI(画面の見た目)だけをPCチックにするというアプリでした。どちらかと言えば理想の形はこっちですが、『Andromium OS』は未完成な部分が多く、とても実用に耐えられません。

対して『Ubuntu』は元々デスクトップ用に作られたOSですので、タブレットをバリバリPCとして使用することができるようになります。ただ設定がすごく面倒なのが玉に瑕。モノ好きじゃない人でタブレットPCがほしい人はSurfaceあたりを買ったほうがよさげですね。あと、リモートデスクトップを使うとか。

 

おわりに

ということで、Nexus7(2012)でUbuntu13.04を使えるようになったのでしばらく遊びます。Nexus7(2012)をデュアルブート(マルチブート)にする方法などはまた後日記事に起こします。

 

同カテゴリー記事:

ASUS7インチタブレット『ZenPad7.0(Z370C)』開封の儀!?

9/7ASUS大阪イベントにて新製品『ZenPad7.0(Z370C)』を頂いたので、

開封の儀を執り行います。

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黒地の紙にASUSのロゴが入ったシンプルな手提げ袋に『ZenPad7.0』が入っています。

ので、どんな中身か想像してください

今日の記事はこれでおしまいです。嘘です。

 

中身を取り出してみるとこんな感じ。

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・ASUS ZenPad7.0 Z370C 本体

ASUS ZenPad7.0 Z370C 用 Power Case

ASUS ZenPad7.0 Z370C 用 Audio Cover

・ラバーウッドマルチスタンド

・ASUSオリジナル画面クリーナー

・ASUSオリジナルボールペン

 

 

1-1.ZenPad7.0 Z370C 本体、いざ尋常に開封!!

1-2.ZenPad7.0起動。ASUSらしいカラフルかつポップなUI。

2-1.専用アクセサリーその①:Power Case

2-2.専用アクセサリーその②:Audio Cover

3-1.ZenPad7.0 Z370Cの気になるASUSアプリ

3-2.自動起動マネージャーアプリ

3-3.省電力設定アプリ

3-4.AudioWizardアプリ

3-5.Splendidアプリ

3-6.PC Linkアプリ

3-7.Remote Linkアプリ

3-8.Share Linkアプリ

3-9.My ASUSアプリ

 

 

1-1.ZenPad7.0 Z370C 本体、いざ尋常に開封!!

ZenPad7.0 Z370Cの外箱がコレ。

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裏面も、参考のため。

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そしていよいよ、Open the case!!!

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プラスチックフィルムに覆われたZenPad7.0と初のご対面。

USBチャージャーとmicroUSBケーブルも付属。

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淵はシルバー、カラーはホワイトという2万円台タブレットとは思えない上品な見た目。

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背面は程よいザラザラ感で、言うなればルイ・ヴィトンの財布のモノグラムのような手触り。

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本体のデザイン性は非常にファッショナブル。

7インチタブレットと持ち運び安いサイズであるため、

ファッションとしてもつにも適しています。

 

四隅の一角にメインカメラがあり、

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側面にはボリュームボタンと電源ボタン。

上方にはイヤホンジャックがあります。

 

下方にはmicroUSBポートと、

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カバーを開けるための取っ掛かりがあります。

 

 

それでは満を持して、ZenPad7.0を起動してみましょう。

電源ボタン、オン。

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Oops!!!

 

(※ZenPad7.0 Z370Cは電化製品なので充電しないと使用できません。)

1-2.ZenPad7.0起動。ASUSらしいカラフルかつポップなUI。

充電後、気を取り直して、ZenPad7.0の電源ボタン、オン!

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ASUSのロゴとともにandroidの表示が現れました。

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いきなりアップグレードをし始めるZenPad7.0。

そして、起動。

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ASUSらしいカラフルな待ち受け画面。

HOME画面はこんな感じ。

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Googleの基本的なアプリとASUSのアプリが程よく入っています。

 

画面上をスワイプして出てくるメニュー画面の次の画像のように。

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とりあえず現在地はOFFにしました。

Wi-Fiや自動回転、機内モードなどよく使う設定に加え、『ブルーライト軽減フィルター』なるものがあります。

これは、画質をあまりおとさずブルーライトをカットしてくれるという優れた機能。

目に優しい仕様ですね。

 

さらに設定画面はというと。

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通常の1ペイン表示です。

 

Androidバージョンは5.0.2。(9/10現在)

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ということで、外観、表示画面ともにオシャレなデザインとなっております。

 

スペック自体はあまり高くないため、操作感に関しては若干のもたつき、Webページ表示速度の遅さ、アプリが落ちる、といった事象が散見されます。詳しくは別記事参照。

2万円台のタブレットということもあり、

性能よりも見た目とリーズナブル重視の方に適している商品と言えそうです。

 

そして、別売となるZenPad7.0の専用カバー。

これがまた特徴あって使いたくなる要素満載なのです。

 

2-1.専用アクセサリーその①:Power Case

今回同梱して頂いた『PowerCase』。

これをつけるとZenPad7.0の充電容量がなんと2倍に!

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(充電容量:3,450mAh[ZenPad7.0本体] + 3,450mAh[PowerCase] = 6,900mAh

このPowerCaseの中に薄いバッテリーが組み込まれており、

本体のカバーと付け替えることで、充電容量がUPするという仕組みです。

 

本体の裏面カバーを外すとこうなります。

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(左:本体裏/中央:普通のカバー/右:PowerCase裏面)

 

本体裏にあるこの小さい端子から電力供給を行うわけですね。

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本体にPowerCaseを装着すると・・・?

 

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シャキーンっと!特に違和感なくフィットしてますね。

 

通常のカバーと比べると、

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むしろPowerCaseをつけた方が、

シルバーの光沢なラインが映えるのでオシャレに見えます。

 

若干重くなるところがデメリットではありますが、

長時間もっていたとしてもさほど気にならない程度です。

 

公式には駆動時間約6時間アップ。

ZenPad7.0にはこういう専用アクセサリーにより機能を拡張できるという面白みがあります。

 

2-2.専用アクセサリーその②:Audio Cover

もうひとつの同梱物は『Audio Cover』。

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(左:本体裏/右:Audio Cover)

これを装着すると、

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スマホでいうところの手帳カバーを付けたような感じになります。

 

これをつけるとスタンドとして使うこともでき、

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動画なんかをらくらく見れる訳ですね。

あと上記画像のタブレット手前の部分がスピーカーとなっているので、

本体のスピーカーとは異なった音質を楽しむことができます。

 

外観も、

 

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手帳みたいで、

 

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Goodです!

 

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しかし、実際使ってみたところこのAudio Coverは正直オススメしません。

以下、その理由。

・スピーカー内蔵なのでやたら重い。

・音質が良くならない。むしろ悪くなっているとさえ感じる。

・カバーが硬いので外すのが困難。

 特に深爪やつけ爪、ジェルネイルをしている人などは、カバーを取り外す際、確実に指先を痛める。

 SDカードもカバーを外さないと差し込めないため、SDカードをよく使う人にとっては付け外しが面倒。

 

オシャレなカバーだったのでぜひ使いたいところですが、

実用性はイマイチです、おしい。

(あくまで筆者の独断と偏見による感想です。)

 

3-1.ZenPad7.0 Z370Cの気になるASUSアプリ

ZenPad7.0にプリインストールされているASUSアプリがいくつかあったので、

かいつまんで紹介しておきます。

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●ASUSフォルダに入っているアプリ

連絡先/やることリスト/ファイルマネージャー/時計/音楽/天候/自動起動マネージャー(HOME画面にもあり)/電卓/省電力設定/SuperNote/WebStrage/AudioWizard/Splendid

●ZenLinkフォルダに入っているアプリ

PC Link/Remote Link/Share Link

●HOME画面のアプリ

My ASUS/自動起動マネージャー

 

3-2.自動起動マネージャーアプリ

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タブレット起動時に勝手に起動するアプリを無効/有効にできます。

アプリの自動起動を無効にすることで消費メモリを減らすことができます。

3-3.省電力設定アプリ

バッテリーの寿命を最適にするモードと、

バッテリーと性能のバランスモードが選べます。

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特にデフォルト(最適モード)設定よりもパフォーマンスを上げることはできないようです。残念。

3-4.Audio Wizardアプリ

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動画・音楽・ゲーム・ボーカルなどZenPad7.0を使うシチュエーション毎に

ボリュームやベース音、高音域などの出力調整ができます。

音質にこだわりがある人向けのアプリ。

 

3-5.Splendidアプリ

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表示画面の色温度・色相・彩度を調整できるアプリ。

『ブルーライト軽減フィルター』は画質をあまり落とさずブルーライトをカットすることができます。

この機能は画面上部のスワイプでもON/OFF可。

 

3-6.PC Linkアプリ

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PCでZenPad7.0をリモート操作できるアプリ。

USBもしくはWi-Fiで接続。

 

3-7.Remote Linkアプリ

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PC Linkとは逆に、ZenPad7.0でPCをリモート操作するアプリ。

 

3-8.Share Linkアプリ

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近くのデバイスとファイル共有ができるアプリ

 

3-9.My ASUSアプリ

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ASUSへの問い合わせやASUS STOREの利用などに使えるASUS製品ユーザー専用アプリ。

 

まとめ

ZenPad7.0はスペックがあまり高くないことが悔やまれるものの、デザイン性や専用アクセサリー、表示画面の親しみやすさ、音質・画質を調整できるアプリ、他デバイスとの連携アプリなど2万円台のタブレットとして十分な機能を兼ね備えていることがわかりました。

7インチと手のひらに収まりやすく、シンプルで美しいデザインであるため、持ち運びたくなるような仕様だとおもいます。ただし、背面のカバーだけはやたら外しづらいので、その点は注意が必要です。サブデバイスとして使ってみてはいかがでしょうか。

ZenPad - ASUS Shop

ASUS7インチタブレット『ZenPad7.0(Z370C)』のAntutuスコア検証!?

オシャレな質感と手のひらに収まる7インチタブレット『ZenPad7.0』。

ASUSの2015最新機種となる同タブレットですが、

あまり性能が高くないのではないかというウワサ。

ひとまずAntutuで性能ベンチマークを計測してみました。

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ASUS HP:タブレット | ASUS ZenPad 7.0 (Z370C) | ASUS 日本

1.『ZenPad7.0』のスペック!?

2.Antutuスコアはいかほど!?

●フルテスト1回目(総合スコア:22,091)

●フルテスト2回目(総合得点:21,354)

●HTML5 1回目(総合スコア:10,715)

●HTML5 2回目(総合スコア:10,792)

3.『ZenPad7.0』は買うべき!?

 

1.『ZenPad7.0』のスペック!?

まずはスペック確認。

『ZenPad7.0』の大まかなスペックはこんな感じ。

  Zenpad7.0
発売日 2015年8月21日
価格 2万1384円
OS Android 5.0.2
CPU Intel Atom x3-C3200
1.4GHz クアッドコア
ディスプレイ 7インチ
(1280x800・IPS液晶)
RAM 2GB
ストレージ 16GB

製品仕様詳細:http://www.asus-event.com/pdf/asusjp_spec_tb_Z370C.pdf

メモリ(RAM)は2GBとなっていますが、

3年前発売のNexus7(2012)とそう大差ない性能なのではないかと思われます。

 

2.Antutuスコアはいかほど!?

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まずはベンチマークアプリ『Antutu』で通常のテストを2回やってみました。

●フルテスト1回目(総合スコア:22,091)

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●フルテスト2回目(総合得点:21,354)

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1回目は22,091、2回目は21,354とNexus5の3分の2くらいのスペック。

ちなみに筆者が持っているNexus7(2012)の得点は18,000~20,000前後だったので、

それを若干上回る数値が出ています。

操作感もNexus7(2012)よりはスムーズに動作し、アプリが落ちることも少なめ。

 

しかし、いかんせんブラウザ(Chrome)を使うときは画面変移の遅さや

カクカク感が見受けられます。

 

つづいてHTML5テスト

●HTML5 1回目(総合スコア:10,715)

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●HTML5 2回目(総合スコア:10,792)

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HTML5はテストは10,700点前後。

Periodic・Tree・Birdsはサポートしていないようです。

 

3.『ZenPad7.0』は買うべき!?

性能面を見るとどうしても購入を躊躇してしまいそうですが、

『ZenPad7.0』の魅力は性能ではなくもっと別のところにあります。

それはkawaii外観や手にもったときの質感、

専用アクセサリーの楽しさだったりします。

 

開封の儀については次の記事参照のこと。

 

関連記事:

Nexus7(2012)を初期化して軽くする!?root化なしで割りとサクサクに

前回の記事で多少Nexus(2012)が軽くなりましたが、

それでも十分に快適でなかったので初期化を試してみました。

 

初期化後の感想としては、

・動画や音楽を聴く分には十分なサクサク感。

・ブラウザはやはり挙動が遅いと感じる。

・初期化前よりもかなり使えるようになった。

・リビングに置いておく遊ぶようのタブレットとしては十分な動き。

といった感じです。

ほぼ使えなかった頃のモッサリ感に比べるとだいぶいいですね。

 

1.Nexus(2012)初期化の流れ

初期化の方法はいろんな方が書かれているので、

下記のような記事をご参考にどうぞ。

①Nexus7(2012)のバックアップをアプリ『Helium』でとる

必要なもの:Nexus7(2012)・PC・USB(オス)-microUSB(オス)ケーブル

※USBケーブルは、『充電のみ』『通信のみ』『充電と通信両方』できるものがあります。安いUSBケーブルだと『充電のみ』の場合があるので、必ず『通信ができるUSBケーブル』を用意しましょう。

 

バックアップの復元がわりと失敗しやすいので、

上記記事下コメントに記述あるとおり、

『.json』ファイルがなくなっていないか要注意です。

 

②Nexus7(2012)を初期化する

必要なもの:Nexus7(2012)

 

2.どうしても軽くならない場合はダウングレードする!?

今回初期化を試したNexus7(2012)はAndroid5.1.1でしたが、

これを4.4とか4.3にダウングレードすることで

軽くすることができるようです。

こういう記事がわかりやすいですね。

Android 4.3(Jelly Bean)などにダウングレードしたほうが

サクサク感はアップするようですが、

こういう記事を見ると脆弱性の観点から

せめて4.4以上のOSにした方が無難そうです。

おわりに

ということで、GoogleファンならびにASUSファンの方は、

引き続きNexus7を使い倒していきましょう。

【Android5.1.1】重いNexus7(2012)を高速化!?初期化をせずに軽くしてみた

初代Nexusタブレット『Nexus7(2012)』。

Android4.4あたりまでは問題なく使えていたタブレットでしたが、

Android5.0(Lolipop)にアップグレードしたあたりからもっさり感が半端なく、

ブラウズするのも億劫に。

 

今回そんな重いNexus7(2012)を初期化せずに少しだけ軽くしてみました。

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画像引用元:タブレット | Nexus 7 | ASUS 日本

1.Nexus7(2012)の性能チェック

2.まずは、Android全般で使える軽量化措置を試す。

3.アニメーションを短くする(なくす)ことで体感速度を上げる。

4.キャッシュパーティションを削除することでNexus7を軽くする

5.結果

1.Nexus7(2012)の性能チェック

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最初に私のNexus7(2012)のベンチマークをアプリ『Antutu benchmark』でチェック。

AnTuTu Benchmark - Google Play の Android アプリ

総合テストとHTMLテストの2回ずつやってみた。

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総合テスト1回目:19,419

総合テスト2回目:19,292

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HTML5テスト1回目:15,741

HTML5テスト2回目:16,057

 

特に今回の軽くする処置を施したところで

CPUの性能が上がるということはないと思うが、

逆に下がったりしないかをチェックするために

念のためベンチマークを測ってみた。

 

2.まずは、Android全般で使える軽量化措置を試す。

とりあえずAndroidのタブレットだけでなくスマホなどでも使える、

軽量化の方法を試してみた。

①『バックグラウンドアプリ』を停止する。

『設定』→『アプリ』→『実行中』を開き、余分なアプリは停止する。

※バックグラウンドで稼動しているアプリを停止することで、動作を軽くする。

②『キャッシュ』を削除する。

『設定』→『アプリ』→『すべて』を選択。『Chrome』などのアプリをタップし、『キャッシュを消去』を選択。

それぞれのアプリのキャッシュ消去が面倒な場合は『Android Assistant』などのアプリで一括消去が出来る。

Assistant for Android - Google Play の Android アプリ

③『Chrome』以外のブラウザを使う。

ブラウザに限っての話ですが、『キャッシュの削除』でもブラウザが快適に動かない場合は、『Chrome』以外のブラウザを使うことで、改善される場合があります。

『Firefox』や『Opera』などを使用してみましょう。

Android 版 Firefox - Google Play の Android アプリ

Android 用 Opera ブラウザ - Google Play の Android アプリ

④余分な『ウィジェット』『アイコン』『アプリ』を消去する。

・ホーム画面にある余分な『ウィジェット』『アイコン』を長押し→スライドして削除

・『設定』→『アプリ』→『ダウンロード済み』タブで余分な『アプリ』を選択し『アンインストール』

※余計なメモリ消費を抑えたり、容量をあけるため、これらを消去し、動作を軽くする。

⑤『再起動』をする。

手っ取り早い方法としてタブレットを再起動。

電源ボタンを13秒押すことで再起動ができる。

もちろんいったん電源をおとして再度長押しでもいい。

※再起動することで動作を軽くする。

 

とりあえずはこんなところ。

あとはメモリ解放アプリとか使ってみてもいいかもしれない。

 

3.アニメーションを短くする(なくす)ことで体感速度を上げる。

ウィンドウと閉じたり開いたりするときなどのモーションの時間を短くすることで体感的な速度を上げることができる。

この設定は『開発者向けオプション』から行う必要があるが、デフォルトではこのオプションが表示されていないため、『開発者向けオプション』を表示し、設定する。

方法は次のとおり。

①『設定』→『タブレット情報』を順にタップ

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②『ビルド情報』を7回タップ→デベロッパーになる

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③『設定』の画面に戻ると『開発者向けオプション』が表示されているのでタップ

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④各種スケールをタップし、設定を変更する。

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※アニメーションオフにすると画面の切り替わりが一瞬となり、若干使いづらくなるので、『.5x』推奨。もちろん『オフ』にした方が早くなるのでお好みで。

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※この設定をすると画面の変移が早くなり、体感速度が上がる。

 

4.キャッシュパーティションを削除することでNexus7を軽くする

キャッシュパーティションを飛ばすことでNexus7が若干軽くなります。

方法は意外と簡単。

①電源を落とす。

②『音量を下げるボタン』+『電源ボタン』を同時押しで起動。『ブートローダー』を呼び出します。

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③『音量を下げるボタン』を2回押して『Recovery mode』を表示。『電源ボタン』を押して『Recovery mode』で起動する。

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④↓の画面が出たら、『電源ボタン』を押し、『音量を上げるボタン』を押す。

 

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⑤選択肢が出てくるので、『音量を下げるボタン』で「Wipe Cash Partition」を選択。『電源ボタン』で決定。

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⑥「Cash Wipe Complete」の表示が出たら完了!『reboot system now』でNexus7を再起動するか『power down』で電源を切る

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以上でキャッシュパーティションを飛ばすことができます。

 

5.結果

高速とまではいかないものの、体感としてNexus7(2012)の動作がやや軽くなったように感じられます。特にアニメーションを『.5x』にすることで全体的な動作は軽く感じました。

また、ブラウザに関しては『Chrome』→『Firefox』にするだけでかなり快適に動作します。途中でフリーズしたり強制終了したりといったことが『Firefox』ではまだ起こっていません。

 

そして、以上すべての作業を終えたあとに再度ベンチマークテスト。

特に目立った変化はありませんでした。

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総合テスト1回目:18,995

総合テスト2回目:19,525

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HTMLテスト1回目:15,215

HTMLテスト2回目:15,890

 

しかしまぁ、劇的に早くなるわけではないので、

どうしようもないときはやはり初期化やダウングレードをするしか

方法はなさそうですね。

 

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