ドイツ語とフランス語は概ねラテンアルファベット26文字ですが、いくつかそれ以外の文字が含まれるので、種類と入力方法を記載します。
コピペ用
ドイツ語
- Ä | ä → a-umlaut, /ɛː/ アーウムラウト
- Ö | ö → o-umlaut, /øː/ オーウムラウト
- Ü | ü→ u-umlaut /yː/ ウーウムラウト
- ß → eszett, /ɛs'tsɛt/ エスツェット
ドイツ語は上に点々が2個付いた『ウムラウト』3文字+ベータみたいな『エスツェット』1文字をラテンアルファベット26文字に加えて30文字で表記します。
フランス語
- É | é →アクサンテギュ(accent aigu, 鋭いアクサンの意)
- À | È | Ù | à | è | ù → アクサングラーヴ(accent grave, 重いアクサンの意)
- Â | Ê | Î | Ô | Û | â | ê | î | ô | û → アクサンシルコンフレクス(accent circonflexe, 湾曲したアクサンの意)
- Ä | Ë | Ï | Ö | Ü | Ÿ | ä | ë | ï | ö | ü | ÿ → トレマ(tréma, 分音記号)
- Ç | ç → セディーユ(cédille)
- Œ | œ → oとeの合字
- Æ | æ → aとeの合字
フランス語にはアルファベットの上にバッククォートやハットなどを付けて発音や同音異義語の識別に用いる文字があります。合字はその名のとおり2つの文字を1つに合わせて作った文字。
【Android】グローバルキーボードで入力する方法
Androidでドイツ語やフランス語を入力する方法を案内。
アプリ『Gborad』のインストール
GboradをGoogle Playストアからインストールします。

Gboardの設定
Gboardを有効化できているか確認します。機種やOSのバージョンによって手順は異なりますが、Pixel 7 Pro (Android 13)の場合は以下のとおり。
- 設定
- システム
- 言語と入力
- 画面キーボード
- 『Gboard』をON
ドイツ語やフランス語を入力
文字入力の画面を出して、左下の『地球儀みたいなマーク』をタップすると多言語キーボードに変わります。
ドイツ語やフランス語で使われている文字に近いアルファベット(主に母音)を長押しすると、それぞれの文字を入力することができます。(フランス語の合字はAもしくはOを長押し)
ß(エスツェット)はSを長押しで入力できます。

キーボードを追加したい場合
Gboardにドイツ語やフランス語のキーボード配列を追加したい場合、設定画面の画面キーボードの画面で『Gboard』をタップすれば『キーボードを追加』することができます。
が、短期滞在で駅名や地名を調べるくらいなら多言語キーボードで十分かと思います。
おわりに
ドイツの電車に乗った時に全ての駅名がドイツ語表記で英語が併記されておらず、駅名をGoogle Mapで調べるもご丁寧に日本語のカタカナに変換されて表示されてしまい、ドイツ語でググることもできず非常に焦ったことがあります。ググれるようにだけはしておきましょう!w
なお、楽天モバイルなら海外で2GBまで無料で高速通信(ローミング)が使えます。空港の無料Wi-Fiエリアを出てもGoogle Mapや検索が使えるので緊急時に便利。