確定申告を書面で提出した場合、提出した証明として『収受日付印(ハンコ)』をもらえます。
↑こんなやつ↑
マイナンバーカード方式などで電子申告をした場合、当然ながら物理的な収受日付印をもらうことができません。代わりに『受信通知』を提出の証明として利用できるようです。
↑収受日付印(ハンコ)の代わりになる↑
この受信通知が収受日付印の代わりになる根拠としては、e-taxの公式HPを参考としました。
引用元:書面で提出した場合には申告書等の控えに収受日付印がありますが、電子申告の場合どうなりますか。| 【e-Tax】国税電子申告・納税システム(イータックス)
給付金等で収受日付印のある確定申告書控えの提出が必要な場合は、『確定申告の控え』と合わせて『受信通知のスクリーンショット』を添付しましょう。
以下、確定申告提出の受信通知の確認方法を案内します。
※筆者は法律や税務関係の専門家ではありません。当該情報に基づく行動により不利益が生じても当方一切責任は取れませんので予めご了承ください。
【電子申告者向け】収受日付印代わりの『受信通知』を確認する手順
※マイナンバーカードがある人向けの記事です。
※画像はAndroid 11、Pixel 3を使った例です。
まずは、SP(スマートフォン)版e-taxログインページに移動します。
https://clientweb.e-tax.nta.go.jp/UF_WEB/WP000/FCSE00001/SESP0010SCRSP.do
『マイナンバーカードの読み取りへ』をタップ。
『マイナンバーカードの読み取り』をタップ。
マイナンバーカードを作るときに設定した『利用者証明用電子証明書のパスワード(4桁の数字)』を入力し『次へ』。
スマホでマイナンバーカードのチップ(1cm四方くらいのサイズ)を読み取ります。
※スマホの端末によって、読み取りチップ(Felica、1cm四方くらい)の場所は異なります。「機種名 Felica 位置」とかでググると場所がわかるかもしれません。
「ポコッ」という音がしたら読み取り完了です。スマホを外しましょう。
e-taxのログイン後の画面になります。『送信結果・お知らせ』をタップ。
『メッセージボックス』を開き『メッセージボックス一覧』をタップします。
『所得税及び復興特別所得税申告』というメッセージが届いているのでタップします。
ここで確定申告を受け付けたという受信通知を確認できます。『スクリーンショット』を取るなどして画像を保存しましょう。
別途『電子申請等証明書』が必要な場合は画面下の『交付請求』から確認することができます。
まとめ:収受日付印の代わりを受信通知で確認しよう!
マイナンバーカードで確定申告ができるようになり非常に便利になりました。収受日付印代わりの受信通知も簡単に確認できるので、活用して確定申告や給付金申請の手間を省いていきましょう。