クラウド会計ソフト『MFクラウド』と家計簿アプリ『Money Foward ME』を使って、レシートをスマホで撮って仕訳に添付する手順を案内します。
2022年1月から電子帳簿保存法改正により、申請なしに電子帳簿を利用できるようになりました。(Source:国税庁PDF)


レシートをスマホで撮って仕訳とファイル添付する方法
※スクリーンショットは2022年5月時点のものです。アプリのバージョンやWebサイトの更新、使用するデバイスなどによって画面遷移や画面が異なる場合があります。
MFクラウドで帳簿保存をONにする
MFクラウドで帳簿保存を有効化していない場合は最初に下記の手順が必要です。MFクラウドのWebもしくはアプリのどちらからでも良いですが、アプリの場合だと『設定』から『仕訳入力のタイプ』を選択。
『電子帳簿保存法』をタップ。
ここに帳簿保存とスキャナ保存機能があるので両方利用するにチェックを入れて『保存』をします。
以上で設定完了。
仕訳帳の会計年度を更新するときも電子帳簿保存の有効化を聞いてくる画面があったかと思うので、勝手に有効化されてる場合もあるかもです。
スマホでレシートを撮ってクラウドに送る
スマホでレシートを撮る
次に家計簿ソフト『Money Forward ME』アプリを起動し、入出金(ホームや家計簿でもOK)のタブの右下の『カメラマーク』から『レシート読み込み』をタップします。
仕訳したいレシートを撮影します。
金額や日付が正しいことを確認。
宅配BOXの勘定科目が「食料品」は草なので、おかしいところがあったら自分で修正します。
正しく修正できたら『保存』をタップします。以上でレシートの撮影完了
クラウドに送る
入出金一覧の下に表示レシートの内容が表示されているのでタップ。
詳細が表示されるので『確定申告』を有効にして『保存』をタップ。
以上で撮影したレシートがMFクラウドに送信されました。
MFクラウドで仕訳に入力する
今度はMFクラウドを開きレシートの内容の仕訳の確認とファイル添付をします。
MFクラウドにログイン。
『自動で仕訳』から『連携サービスから入力』を選択。
さきほどレシートを撮ったときの仕訳が追加されています。『詳細』を選択。
仕訳のおかしいところがあったら修正します。『添付ファイル』を選択。
ここに撮影した画像が表示されているので、選択し『添付』。
以上で添付ファイル付きの仕訳が完成しました。『登録』します。
以上で家計簿アプリを使って、レシート撮影からMFクラウドに仕訳を登録できました。
おわりに
そのまま仕訳登録した方が早い気もしますが、PCとスマホのファイル共有がめんどくさいwのと、事業用として使っていないQRコード決済アプリで支払った経費を仕訳するときなどはレシート撮影した方がより正確に入力できて良さそうです。
いきなり原本を破棄するのはリスク高いですが、やっと申請なしに電子帳簿保存ができるようになって書類から解放されるのはありがたい限りです。