Amazonのノイズキャンセリングイヤホン『Echo Buds (第2世代)』が届いたので簡単にレビューします。日本では2022年2月24日発売となりました。
- Amazon Echo Buds 第2世代のギャラリー
- Echo Buds 第2世代 ペアリング方法
- Echo Budsの気になるスペック
- Echo Buds 第2世代を使ってみた感想
- SONYのWF-1000XM4と比べてみた感想
- おわりに
Amazon Echo Buds 第2世代のギャラリー
パッケージ
Echo Buds 第2世代のパッケージは以下のようなデザインでした。
付属品
本体の他に充電ケーブルとイヤーチップ、ウィングチップが付属します。
充電ケース
充電ケースはややチープな素材の印象。サイズはコンパクトで持ち運びしやすいです。
イヤホン本体
イヤホン本体にAmazonのロゴあり。ステムレスで(棒の部分がなく)丸みを帯びたデザインです。
デザインは可もなく不可もなく、といった印象でした。
Echo Buds 第2世代 ペアリング方法
Echo Buds 第2世代を購入すると、配送予定日に設定方法記載のメールがAmazonから届きます。さすがAmazon、Amazonさすが汚い。
ペアリングの手順
Echo Buds 第2世代の充電ケースを開けて背面のボタンを長押しすると、LEDランプが青色点滅するので、この状態がペアリングモードです。
AlexaアプリをDLおよび起動して設定を始めましょう。
ちなみにいきなりAndroidのBluetooth接続画面でEcho Budsの接続を試みたら拒否されました。※一旦iOSもしくはAndroidのAlexaアプリでペアリング(アクティベート)しないと、通常の設定画面でBluetooth接続はできない模様(Amazon.comヘルプより)
\ OMG!!! /
Alexaアプリを開いたら画面右下の『その他』から『デバイスを追加』をタップします。
デバイスは『Amazon Echo』の『Echo Buds』を選択します。
あとは画面に従い設定を進めていけば設定完了です。
権限付与について
Echo Buds 第2世代の海外レビューより「個人情報の取得が多い」との批判が多かったです。位置情報以外は設定スキップでペアリング可能でした。
- 位置情報→常時ON
- 連絡先→許可しなくてもいい
- 音声ID→作成しなくてもいい
- Alexaで探す→設定しなくてもいい
- Alexaワークアウト→設定しなくてもいい
タップ操作の設定
設定後の初期状態ではイヤホンの操作は以下のようになっています。
- シングルタップ:再生/一時停止
- タブルタップ:次の曲
- トリプルタップ:前の曲
- 長押し:ANC/アンビエントの切り替え
Alexaアプリより操作のカスタマイズすることもできます。『ホーム』の『デバイスの設定を開く』から『Echo Buds』を選択し『タップ操作』からカスタマイズ可。
Echo Budsの気になるスペック
ノイズキャンセリング機能アリ
ノイズキャンセリング機能はついています。性能は中程度。
対応コーデックはSBCとAAC
SBCとAACに対応していました。
マルチポイント非対応
マルチポイント接続はできないので注意。
イコライザーは高音・中音・低音
イコライザーは、Treble(高音)・Middle(中音)・Base(低音)を調整することができます。
Echo Buds 第2世代を使ってみた感想
Echo Buds 第2世代を使ってみた感じの感想は以下のとおりです。
- x Alexaアプリがないとアクティベートできないのは面倒
- x 対応コーデックは『SBC(360msと遅延長め)』、『AAC』のみ
- x マルチポイント機能には非対応
- o Alexaアプリでデバイスの更新ができる
- △ 音質は合格点。ハイエンド機(WF-1000XM4)には敵わない。
- △ 高音域強め、低音域弱めという印象。
- o 価格がリーズナブル
- △ 価格のわりにはノイズキャンセリングは機能する。周囲の雑音がXM4が70~80%くらい消えるとすると、EchoBuds 第2世代は50~60%カットくらいの印象
- o イヤーチップテスト機能搭載で適切なイヤーチップを選べる。パッシブ&アクティブノイズキャンセリングの効果も上がる。
- o LEDの色で充電残量がわかる。緑40%以上、黄40%以下、赤残り少ない状態
- o IPX4で防滴
- o ウィングチップも付属する
- o 片耳でも使える
SONYのWF-1000XM4と比べてみた感想
音質はどうしてもSONYのXM4の方が良いです。価格帯は3.3万円対1.2万円ですからねw Echo Buds 第2世代は低音域の重低音感がいまいちな印象です。高音域(ピアノ、ギター、ハイハットなど)はシャリシャリよく聞こえるのに対し低音域(ベース、バスドラなど)はあまりクリアに聞こえず、イコライザーで調整しても音量は大きくなるが音質は良く聞こえないといった試用感でした。
※イコライザー設定:『Alexaアプリ』を開く→『デバイスの設定を開く』→『Echo Buds』を選択
ただし、1.2万円という価格帯でこれだけの音質とノイズキャンセリング性能があれば御の字だと思います。コスパ良いデバイスといってよいのではないでしょうか。オンライン会議やフィットネス、カフェでのリモートワークなどの用途に適していると思います。
逆に音楽それ自体を楽しみたいとか、高品質なノイズキャンセリングで没入感や集中力が欲しいという場合はやはりSONYのWF-1000XM4が良さそうです。仮にどちらかくれると言われたのなら迷わずXM4を選びます。
おわりに
Amazon Echo Buds 第2世代の感想でした。最初にこれが日本上陸していたらたぶんこれを使っていたと思いますが、一旦XM4を使ってしまうとなかなかその他のノイキャンイヤホンに切り替えることができませんw Echo Buds 第2世代の方がコスパはいいと思うので、欲しい場合はAmazonのセール時期なんかを狙ってみるとよさそうです。