WF-1000XM5(2023/9/1発売)とWF-1000XM4(2021/6/25発売)のスペックが異なる部分と同じ部分を比較してみました。
SONY公式サイトのスペック表は以下にて。
WF-1000XM5とWF-1000XM4の違い
スペックが異なる部分
以下の部分はスペックが異なります。
商品名 | WF-1000XM5 | WF-1000XM4 |
---|---|---|
ノイズキャンセリング用マイク | 片耳3つずつ | 片耳2つずつ |
Bluetooth | Bluetooth 5.3 | Bluetooth 5.2 |
重さ(イヤホン本体) | 5.9g | 7.3g |
重さ(充電ケース) | 39g 体積15%減少 |
41g |
ドライバーサイズ | 8.4mm | 6mm |
チップ | Integrated Processor V2 | Integrated Processor V1 |
対応コーデック | SBC, AAC, LDAC, LC3 | SBC, AAC, LDAC |
空間オーディオ | Sony 360 Reality Audio support with head tracking | Sony 360 Reality Audio support |
筐体 | 光沢感あり | マット仕上げ |
WF-1000XM5とWF-1000XM4のカタログスペックの違いから、
- ノイズキャンセリング用マイクが合計4→6に増え、チップがV2にバージョンアップしたことでノイズキャンセリング性能向上(SONYはノイズ20%低減を謳っている)
- 新ドライバーユニットの採用、ドライバーサイズが大きくなったため低音域の再現性が上昇
- 体積と重さが少なくなりスリム化
といったところがXM5の特筆すべき進化ポイントかと思います。
また、
- XM5は光沢感があり滑りやすい素材
- XM4はマット仕上げ
という見た目・質感の違いがあり、好み次第ではあるものの旧機種XM4のほうが高級感はあると思います。洗面所で取り外しするときは特にXM5はやや滑りやすいので注意が必要になってきます。
スペックが同じ部分
以下の部分は同じスペックでした。
商品名 | WF-1000XM5 | WF-1000XM4 |
---|---|---|
バッテリー | 8時間 ケースありで24時間 |
8時間 |
防塵防水 | IPX4 | IPX4 |
ANC機能 (アクティブノイズキャンセリング) |
対応 | 対応 |
充電方法 | USB-C 無線(Qi) |
USB-C 無線(Qi) |
小型化してもバッテリー駆動時間はキープしています。
サイズ感の違い
XM5とXM4のサイズ感の違いは以下のとおり。濃い方がXM5。
実機で確かめるべき部分
- 装着感
- 見た目の質感・好み
- 実際の音質・聴き心地
こういった部分は実機で確かめたほうが良さそうです。
ソニーストアで2023年7月25日からWF-1000XM5の先行体験が始まっているので試聴しに行くのも良さげ。
音源は、高音質な『HD(16bit/44.1kHz = CD)』や『Ultra HD(24bit/192kHz > CD)』を選択して聴き比べるとより違いがわかりやすいかと思います。音楽のサブスクの中ではAmazon Musicが特にHDやUltra HD対応の曲数多めです。
XM4からXM5に買い替えるべき?
音質や装着感については試聴してみないとわからないものの少なくとも「軽い!」「小さい!」「ノイキャン性能向上!」といった部分は買い替えメリットがあると思います。
Amazonの発売日(2023/9/1)時点の価格は、
- WF-1000XM5:38,000円(9%OFF)
- WF-1000XM4:28,300円(14%OFF)
となっており、XM4との価格差は概ね10,000円なので、価格差ほどのメリットを見出すのはちょっとキビしいかも。新しく買う人はXM5を選択してもいいかもしれませんね。
XM4にXM5やXM3のイヤーピースを付けてみると音質や付け心地UPでいい感じだったので、XM4のバッテリーが正常な内は使いつつ、キャンペーンなどでXM5を狙っていこうかと思います。