2018年4月18日、microsoftよりWindowsユーザー向けのChromeブラウザ保護拡張機能『Windows Defender Browser Protection』がリリースされました。Chromeブラウザに元々備わっているセキュリティ保護機能と併用可能とのこと。
Windowsデバイス向けの拡張機能であるためMacやLinux、Chromebookユーザーは対象外。
- 1.Windows Defender Browser Protectionを有効にする
- 2.Windows Defender Browser Protectionを無効にする
- 3.Chromeブラウザ搭載のセキュリティ保護機能と併用可
- 4.Microsoft Edgeの検知率
- おわりに
1.Windows Defender Browser Protectionを有効にする
ChromeウェブストアもしくはWindows Defender Browser Protectionのサイトから直接インストールできます。
・Windows Defender Browser Protection - Chrome Web Store
・Windows Defender Browser Protection | Microsoft
Windows Defender Browser Protectionを選択し、
CHROMEに追加を選択→『拡張機能追加』するのみ。
以上でMicrosoft製Chromeブラウザ保護拡張機能『Windows Defender Browser Protection』が有効になりました。
この機能を有効にすることで、ChromeブラウザにMicrosoft Edge同様の保護機能を追加でき、既知の悪質なリンクに対してのアラートと安全なブラウジングをするためのガイドを提供してくれるそうです。
2.Windows Defender Browser Protectionを無効にする
同機能を無効にしたい場合は画面右上のWindows Defender Browser Protectionのアイコンをクリックし、SwitchをOFFにするのみです(2018/4/19時点で機能は保護機能のON/OFFのみとシンプル)
3.Chromeブラウザ搭載のセキュリティ保護機能と併用可
元々Chromeブラウザにもセキュリティ保護機能が搭載されています。画面右上のメニュー→設定→詳細設定→プライバシーとセキュリティの項目で状態の確認可。
Windows Defender Browser Protectionの機能を有効にしても、Chromeブラウザ元々のセキュリティ保護機能が無効となる訳ではないため併用可。
4.Microsoft Edgeの検知率
Microsoftのページでも紹介されていますが、NSS LABSの2017年のブラウザのセキュリティテストによると、フィッシング攻撃の検知率は、
・Microsoft Edge:99%
・Google Chrome:87%
・Mozilla Firefox:70%
であったとのこと。
おわりに
Chromeブラウザの閲覧履歴データをMicrosoftがとりにきてるだけの可能性もありますが(笑)WindowsユーザーはMicrosoft謹製のセキュリティ保護機能でChromeブラウザのセキュリティを高めることができそうです。ご活用あれ。