先日fuji Wi-Fiを契約を契約し、モバイルルーター304ZTが送られてきたので、レビューと使い方を簡単にシェアしたいと思います。
304ZTは型番違いの同スペックルータが存在し、
303ZT:ソフトバンク(個人用)
304ZT:ソフトバンク(法人用)
305ZT:ワイモバイル用
となっているので、303ZTか305ZTを使おうと思っている場合にも参考になると思います。
1.304ZT外観
見た目はこんな感じ。
端末下に給電用microUSBとsimスロットがあります。simスロットサイズはmicroSIM。
APN値は303ZT~305ZTで同じという噂があります(ΦωΦ)
端末左右にはボタンはなく、端末上部に電源ON/OFFとロックボタンあり。
この辺の使い方はすぐわかります。
端末背面にSSID(Wi-Fi接続時に表示される英数字)とPASS(Wi-Fiに接続するときに入力するパスワード)が記載されています。
SSIDとPWともにデフォルト(初期値)のままで使用するなら背面を見れば接続できるようになっています。
2.304ZT画面表示
304ZT(303ZT/305ZT)はタッチパネルとなっているので、ルータのみで設定を変更することができます。
設定メニューは、
①データ通信量(通信料を確認できる)
②SSID(SSIDやPASSの設定/変更)
③お知らせ
④インターネットWi-Fi(中継機モードのON/OFF切り替え)
⑤接続数(Wi-Fiルータと接続している機器の数確認)
⑥設定(明るさや周波数、画面ロック、ソフトウェア更新などの設定)
⑦WPS(WPS対応機器との接続)
⑧端末情報
⑨ヘルプ
となっています。
データ通信量が確認できるので、通信量に上限がある契約をしているときはあとどれくらい使えるかの確認に便利です。
接続数がわかるので、不審な端末が接続されているかどうかもすぐ確認できます。
以下、私的によく使う項目を重点的に使い方を案内します。
2-②.SSID
SSIDでSSIDやPWの変更をすることができます。変更しておくと背面のSSIDとPASSで接続できなくなるので、不正接続の防止には少し役立つかも。
2-④.インターネットWi-Fi
インターネットWi-Fiとは304ZTを自宅ルーターやWi-Fiスポットの中継機として使用するモードのことです(いわゆるブリッジモード的なやつをSoftbankルーターでは"インターネットW-Fi"と称しているようです。しかしインターネットWi-FiをONにしていてもSoftbank回線での接続も可能)。
※5GHz帯を使う場合はインターネットWi-FiはOFFになります。ということで私は5GHzをONにしてインターネットWi-Fi機能はOFFにして使用しています。
※3/19追記:インターネットWi-Fiの解釈を間違っていたので修正しました。ご迷惑おかけした旨陳謝致します。
2-⑤.接続数
接続数をタップすると接続している端末のMACアドレスなどがわかります。
妙な端末に接続されている場合はSSIDやPWを変えるなりの対策を取りましょう。
2-⑥.設定
設定では様々な設定項目があります。
(1)画面設定
(2)Wi-Fi設定
(3)国際ローミング設定
(4)スリープ設定
(5)画面ロック設定
(6)ソフトウェア更新
(7)言語設定
(8)リセット
(6)ソフトウェア更新をすることで接続が安定的になったりするので、304ZT(303ZT/305ZT)を入手したときは最初にやっておいたほうがよいでしょう。
2-⑥-(1).画面設定
画面設定で304ZT画面表示の明るさを調整できます。充電持ちを気にする場合は短時間暗めに設定しておきましょう。
2-⑥-(2).Wi-Fi設定
Wi-Fi設定で2.4GHz帯か5GHz帯かを選択することができます。これは便利ですね。
古めのルーターだと2.4GHz帯しか対応していないため、5GHzは周波数帯が空いている可能性が高いです。近所にWi-Fiの電波がたくさん飛んでおり、304ZTとの接続トラブルが多い場合は5GHz帯を活用すると比較的に安定した接続を望めるかもしれません。
ただし端末側(PCやスマホ)が5GHz帯に対応していなければもちろん接続はできないのでご注意あれ。
2-⑥-(5).画面ロック設定
画面ロックをパスコードで設定できます。
紛失時に不正に接続されるリスクが減ります。
2-⑧.端末情報
端末情報で型番やソフトウェアバージョンを確認できます。
電話番号とありますが、simカードの通し番号みたいなもんです。
理論上は契約を調整すればルーターのsimカードで通話できたりするかもしれんけど。
3.303ZT/304ZT/305ZTのスペック
303ZT~305ZTのスペック詳細についてはスペック|Pocket WiFi 305ZT|スマートフォン|製品|Y!mobile(ワイモバイル)をご参照のこと。
充電容量は2700mAh。連続通話時間9時間(公称値)とあります。外出時でも無茶な使い方をしなければ一日は持ってくれるといった印象。移動時はかなり便利なモバイルルーターでした。
おわりに
以上、簡単に304ZTの情報シェアをしてみました。
一昔前の電源ボタンとリセットしかなくクレードルなしでは細かい設定が施せないルーターよりは進化していますね。それでも2014年発売です(笑)2017年3月半ばからsoftbank回線の格安simも出るのでsimロックがかかっていても使える端末となるかもしれません(IMEIロックがかかってたら非常に残念)。