ホテルや街中で公衆無線LANに接続するときに気になるセキュリティ。
暗号化方式としては、
①WPA2-PSK / CCMP / AES
②WPA2-PSK / TKIP / RC4
③WPA-PSK / CCMP / AES
④WPA-PSK / TKIP/ RC4
⑤WEP / WEP / RC4
※左から順に、認証プロトコル / 暗号化プロトコル / 暗号化アルゴリズム
こういったものが挙げられると思いますが、セキュリティの強さは、
①WPA2-PSK / CCMP / AES > ③WPA-PSK / CCMP / AES
となっています。
その他の、
②WPA2-PSK / TKIP / RC4 > ④WPA-PSK / TKIP/ RC4 > ⑤WEP / WEP / RC4
これらの暗号化方式は、脆弱性があり盗聴されるリスクが高いので使用しないこと推奨です。
この記事ではWindows 10で公衆無線LANの暗号化方式を確認する方法をシェアします(バージョン1803の例)
1.Wi-Fiに接続する
まずは、ホテルや街中で暗号化方式を確かめたいWi-Fiに接続します。※公共無線LANに偽装している似ている名前のSSIDが飛んでいたりしますが、こういったあやしいWi-Fiには接続しないよう注意。
画面右下の『Wi-Fi』マークから『SSID』を選択し『接続』します。※今回は暗号化方式を確かめるためだけに接続するので「自動的に接続」はチェックを外しておきます
『暗号化キー(パスワード)』を入力し『次へ』。
「~このPCを検出できるようにしますか?」は『いいえ』を選択。
接続完了です。
2.暗号化方式を確認する
次に接続中のWi-Fiの暗号化方式を確認します。
画面左下の検索ボックスに「コントロールパネル」と入力し『コントロールパネル』をクリックします。
『ネットワークの状態とタスクの表示』をクリック。
『アダプターの設定の変更』をクリック。
最初に接続したWi-Fiの名称(SSID)が表示されているのでこれを『ダブルクリック』します。
『ワイヤレスのプロパティ』をクリック。
ここで暗号化方式を確認できます。
※このSSIDはWEPだったので切断した方がよさそうです。Wi-Fiパスワードは一回入力すると設定が保存されるので、削除する方法については以下の記事をご参照のこと。
おわりに
以上、Windows 10でWi-Fiの暗号化方式を確認する方法でした。AESで暗号化されたサイト(https~)のみを閲覧するかVPN設定をすること推奨です。
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