3600円で買える高コスパで有名なスマートウオッチ(トラッカー)『Mi Band 5』を購入してみたので簡単にレビューします。
今回購入したのはグローバル版です。グローバル版は日本語化できませんが、文字盤は狭いですし特に英語で困ることはありませんでした。アプリは日本語化可能です。
モデル | 中国版 | グローバル版 | 日本版 |
---|---|---|---|
アプリ | 日本語○ | 日本語○ | 日本語○ |
文字盤 | 日本語× | 日本語× | 日本語○ |
技適 | × | ○ | ○ |
NFC | ○ | × | × |
※Mi Band 5のグローバル版と日本語版の主な違い
Mi Band 5の開封の儀や初期設定、使い方
開封の儀
Mi Band 5は細長いパッケージに入ってやってきます。本体と充電器、説明書が付属。
初回起動時に言語設定の画面になるので『English』を選択。※グローバル版には日本語がありません。日本語版の方が500円高いので、ジャパンプレミアムといったところでしょう。
言語設定を済ますと以下のような画面になります。ペアリング待機状態です。
スマホでBluetooth接続画面を開くと『Mi Band 5』が検出できるのでタップすれば接続完了。お手軽!
Mi Fit設定
Mi Band 5はスマホアプリ『Mi Fit』をインストールしてデータを同期することでその機能をフルに使えます。※Mi FitはZepp Lifeに名称変更となりました。
Mi Fitアプリをインストールしたら、『プロフィール』欄の『デバイスの追加』からMi Band 5の連携をおこなうことができます。
Mi Fitには設定項目がたくさんあります。全体の機能をざっくり見て、最初に使いやすいようにカスタマイズしておきましょう。
設定項目は以下のとおりです。※2021年5月時点 ※太字は筆者が最初に設定変更した項目です
- ストア→Mi Band 5の壁紙を変えることができる
- 画面のロックの解除→Mi Band 5でスマホのロック解除の設定
- 着信→着信通知や連絡先の情報表示の設定
- イベントリマインダー→リマインダーを設定
- アラーム→アラームの設定
- アプリ通知→アプリを選択して、Mi Band 5で通知を表示する
- 座りすぎ通知→座る時間が1時間で振動する
- SMS受信→SMSの受信通知、バンド振動
- 目標達成通知→歩数などの目標を達成するとバンドが振動
- MI AI→アシスタントのMi AIを有効⇔無効にする
- バンドを探す→バンドを振動させる
- 検出可能→付近のデバイスに表示されるようにする
- アクティビティ心拍数の共有→心拍数を共有できるようにする
- バンドの位置→右腕か左腕か、どちらにつけるか選択
- 手首を持ち上げて情報を表示→手首の動きを検知してディスプレイ表示
- 言語→Mi Band 5の言語表示設定変更
- 心拍数モニタリング→心拍数、睡眠、ストレス、運動など測定する項目を選択
- ナイトモード→夜になったらバンドを暗くする機能
- 携帯の着信音を探す→Mi Band 5でスマホを鳴らす機能を使ったときの着信音設定
- バックグラウンドで実行→バックグラウンドで実行する理由記載
- ショートカット設定→Mi Band 5を横にスワイプしたときに出てくる画面を設定
- ディスプレイ設定→Mi Band 5を上下にスワイプしたときに出てくる画面を設定
- ワークアウト設定→Mi Band 5のワークアウトを使うときに出てくる項目を設定
- 世界時計→Mi Band 5の世界時計を使うときに出てくる都市を設定
- バイブレーション→各通知のバイブレーションの仕方の設定
- 天気設定→Mi Band 5の天気を見るときに表示される都市の設定
- ラボ→スマホカメラのシャッターをMi Band 5でしたいときに設定
- ペアリング制限→現在ペアリングしているスマホ以外とペアリングできなくする
- Mi スマートバンド5についてもっと詳しく知る→おすすめの機能が表示される
- ヘルプ→ヘルプ画面表示
- アップデートを確認→アップデートを確認
- ファームウェアバージョン→ファームウェアのバージョン確認
- Bluetoothアドレス→Bluetoothのアドレスの確認
- ペアリングの解除→ペアリングの解除
Google Fitとの連携方法
『プロフィール』→『アカウントの追加』からGoogle Fitと連携することができます。
Google Fitと連携すると、Mi Band 5で測定した心拍数がGoogle Fitで見れたり、と健康状態をGoogle Fitで一元管理できます。
が、しかし以下のような問題点を観測しました。
- 歩数計はMi Band 5(Mi Fit)とGoogle Fitで数千歩くらい余裕でずれる
- 心拍数が同期されないことがある
- MiFitとGoogle Fitを同時に起動してしばらく待ったり、Google Fitで心拍数の項目をタップして元に戻ったりすると、MiFitの心拍数が反映される場合がある
測定精度やデータ連携はイマイチでした。
Mi Band 5を使ってみた感想・レビュー
所管
もっとも期待していた歩数計と心拍数の正確さとデータ連携でしたが、イマイチGoogle Fitにスムーズにデータが反映されずヤキモキしました。トラッカー(スマートバンド)の価値は生体データトラッキングによる健康管理にあると思っているので、この点は非常に残念です。測定精度やデータ連携のスムーズさについては、今後のGoogle傘下のFitbitの進化やPixel Watchの登場に期待したいところです。
デザイン
デザインはスポーティながらスマートで私的には気に入っています。日常やジムで使うには全く問題なし。ただしビジネスユースとしては少しカジュアルすぎるきらいがあるかと思いました。非公式ですが黒以外の色の交換バンドも安価に販売されているので、手軽に試せます。
価格
価格は私が購入したときはAmazonで3600円でした。大満足の価格です。
機能
防水、心拍数、睡眠、ストレス、アラーム、ストップウォッチ、天気、世界時計、etc...欲しい機能はひととおり揃ってました。
充電持ち
フル充電から3日使って現在73%です。ひたすら充電持ちはいいですね。
防水性能
装着したままシュノーケリングしても水道水で洗っても正常動作。5 ATM(水深50mまで防水)だけのことはあります。
まとめ:スマートウォッチ(トラッカー)入門に最適!
Mi Band 5はひたすら安価ながらスマートウォッチ(トラッカー)としての機能をひととおり備えているので、初めてスマートウォッチ(トラッカー)を使いたい人におすすめできるアイテムかと思います。
実際のところスマートウォッチにできてスマホにできない、といった機能はないので、飽きたら付けなくなるというのはあるあるです。安価なMi Band 5で試してみる価値は大いにあるかと思います。