2022年内に発売されることが期待されているGoogleの次期廉価モデルスマホ『Pixel 6a』の価格について、新たな予想がでています。海外メディアnotebook checkによると、SamsungのGalaxyシリーズの廉価モデル『Galaxy A53 5G』(2022年3月22日発表)と競争力のある価格に設定する可能性があるそうです。
内容を見ていきましょう。
※2022/5/12 2:00~(日本時間)のイベント『Google I/O』でPixel 6aが紹介されました。発売は2022年7月予定、日本価格は53,900円でのリリースとなりました。
Google Pixel 6aの価格予想
リーカーは、Google『Pixel 6a』は、ミドルレンジスマホの競合であるSamsung Galaxy A53に近い価格になると予想しています。
Samsung Galaxy A53は発表時『449ユーロ(約59,000円)』です。
Pixel 6 / Pixel 6 Proはハイエンドモデルに回帰したため、Pixel 6aの登場はミドルレンジスマホのシェア率向上に貢献しそうです。
Pixel 6a vs Galaxy A53 5G
Galaxy A53 5Gの優れているところ
- ディスプレイ(6.5インチ)
- バッテリー容量
- 充電速度(?)
- ソフトウェアのサポート
Pixel 6aの優れているところ
- カメラ性能
- チップセット(Tensor 第1世代):GeekBenchシングルスコア1050|
マルチスコア2833
ディスプレイ
Pixel 6aのディスプレイサイズは6.2インチに対し、Galaxy A53 5Gは6.5インチと、Galaxyの方が少し大きめです。
処理性能
Galaxy A53 5G(チップ:Exynos 1280)はシングルスコア687、マルチスコア2058。(Source)Pixel 6aはシングルスコア1050、マルチスコア2833であるためPixel 6aのチップセットが優秀。Google独自開発のチップを搭載しているため、差が大きく開いています。
カメラ
無意味に画素数(MP=メガピクセル)の高いカメラを搭載しているだけのスマホとは異なり、GoogleのPixelシリーズはソフトウェア面で画像処理の性能に秀でているため、この点においてもGalaxy A53 5Gよりも性能が高いでしょう。
バッテリー容量
バッテリー容量はGalaxy A53 5Gが5,000mAhに対し、Pixel 6aは4,800mAhであると言われているため、ほぼ差はありません。
Pixel 6aは30Wの高速充電をサポートするという予想もありますが、そうなった場合は充電速度においてもPixel 6aが優位になります。(Galaxy A53 5Gは25W)
おわりに
2021年第4四半期のスマートフォン市場のシェアは、Appleがシェア率を大きく伸ばし、Samsungを超えて1位(22%)になりました。2位はSamsung(19%)、3位はXiaomi(12%)、4位はOPPO(9%)という順番になっています。ここにGoogleが上位に浮上してくると面白そうです。Pixel 6aの価格競争力に期待しましょう。