2022年9月22日、Google秋のイベントよりも早く、新しい廉価版のChromecast『Chromecast with Google TV HDバージョン』が発売されました。価格は4,980円で1080pのHDR対応です。
2020年発売の4KバージョンのChromecastと異なる部分は以下のとおり。
4Kバージョン | HDバージョン | |
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解像度 | 最大2160p 3,840 x 2,160 |
最大1080p 1,920 x 1,080 |
動画形式 | ドルビービジョン、 HDR10、HDR10+、HLG1 |
HDR10、HDR10+、 HLG2 |
チップ | Amlogic S905X3 | Amlogic S805X2 |
RAM | 2GB | 1.5GB |
ベースのOS | Android 10 | Android 12 |
価格 | 7,600円 | 4,980円 |
色 | Sky • Sunrise • Snow | Snow |
4Kバージョンの方が解像度が高く(最大4K)、チップがやや高性能、メモリ(RAM)が多く、選択できるカラーが多い(水色と橙と白)です。
HDバージョンのメリットは価格が安い他に、ベースとなるOSがAndroid 12となっています。
その他以下のようなスペックは同じ仕様となっています。
4Kバージョン | HDバージョン | |
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OS | Android TV OS | Android TV OS |
ストレージ | 8GB | 8GB |
HDR | 対応 | 対応 |
FPS | 60 fps | 60 fps |
本体サイズ | 162.5 x 61 x 12.5mm | 162.5 x 61 x 12.5mm |
本体重量 | 55g | 55g |
リモコンサイズ | 122 x 38 x 18mm | 122 x 38 x 18mm |
リモコン重量 | 63g | 63g |
Wi-Fi | Wi-Fi 802.11ac (2.4 GHz / 5 GHz) |
Wi-Fi 802.11ac (2.4 GHz / 5 GHz) |
本体とリモコンのサイズと重量は全く同じ。ストレージはどちらも8GB。HDR対応、60 FPS、Wi-Fiも2.4GHzと5GHzの11ac対応である点も同じ仕様です。
Chromecast with Google TV HD版のメリットは何よりも価格
4K版の方が解像度も処理速度も上なので、HD版のメリットは基本的に価格だけです。
本体やリモコンの見た目は全く同じなので、
- 4Kのコンテンツは買ってない/観てない
- Google TVでゲームしようとは思ってない
という場合はHD版で十分かと思います。