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WF-1000XM4にXM5の純正イヤーピース『EP-NI1010』を付けてみた感想

2023年9月1日に『WF-1000XM5』発売に伴い、WF-1000XM4の純正イヤーピースEP-NI1000はソニーストアでは販売終了。

  • EP-NI1000(XM4に付属する純正イヤーピース):販売終了
  • EP-NI1010(XM5に付属する純正イヤーピース):2023年9月1日販売開始
  • EP-TC50(XM3に付属する純正イヤーピース):販売中(2023年9月時点)

今回は旧機種XM4に新機種XM5の純正イヤーピース『EP-NI1010』を装着してみたので、簡単に感想を記載します。

EP-NI1000
WF-1000XM4純正イヤーピース
 
EP-NI1010
WF-1000XM5純正イヤーピース
 

XM5のイヤーピースの方が小さいので要注意

最初に注意喚起。XM4とXM5の純正イヤーピースでは同じMサイズでも大きさが違いました。以下はXM4のMサイズとXM5のMサイズとLサイズの画像です。

XM4、XM5、ノイズアイソレーションイヤーピース、サイズ比較

※左:EP-NI1010 Mサイズ(XM5純正)
中央:EP-NI1000 Mサイズ(XM4純正)
右:EP-NI1010 Lサイズ(XM5純正)

外径は、

  • XM4のMサイズ = XM5のLサイズ

といったサイズ感です。

内径はXM5の方が若干小さいですが、取替は問題なくできました。

XM4にXM5の純正イヤーピース(Mサイズ)を付けた場合

装着状態は芳しくありません。

XM4、イヤーピース、XM5 Mサイズ 

XM4にXM4純正イヤーピース(Mサイズ)を付けた場合

以下のとおり同じMサイズですが、XM4純正イヤーピース(EP-NI1000)なら「密閉されています」との表示が出ます。※筆者はXM4のMサイズがちょうどいい耳の大きさです。

XM4、イヤーピース、XM4 Mサイズ 

XM4にXM5の純正イヤーピース(Lサイズ)を付けた場合

XM4にXM5の純正イヤーピース(EP-NI1010)Lサイズを装着したら無事「密閉されています」との表示が出ました。

XM4、イヤーピース、XM5 Lサイズ

XM4にXM3の純正イヤーピース(Mサイズ)を付けた場合

XM3の純正イヤーピースも少し小さいサイズ感となっています。

XM4、ノイズアイソレーション、トリプルコンフォート

※左:XM3純正トリプルコンフォートMサイズ(EP-TC50)
右:XM4純正ノイズアイソレーション(EP-NI1000)

トリプルコンフォートのMサイズでは装着テストは失敗。

XM4、イヤーピース、XM3 Mサイズ

ワンサイズ上げたほうがいいかも

装着する人の耳の大きさによっても異なると思いますが、XM4よりもXM5のイヤーピースの方が小さいので、ワイサイズ上のものを買ったほうがいい可能性が高いです。

  • XM4本体 → XM5イヤーチップ
  • Sを使っている → M
  • Mを使っている → L
  • Lを使っている → (なし?)

XM5とXM3のサイズ表記と外径は同じくらいです。

  • XM4本体 → XM3イヤーチップ(トリプルコンフォート)
  • Sを使っている → M
  • Mを使っている → L
  • Lを使っている → LL

耳が大きい人で、XM4の時点でLサイズを使っていた場合は、XM5のイヤーピース(EP-NI1010)で合うサイズは無いかもしれません。

XM3の純正イヤーピースならLLサイズがあるのでこれならサイズは合うかも、水洗いもできるので評判良しです。

EP-TC50
WF-1000XM3純正イヤーピース
 

【XM4 / XM5】装着状態テストのやり方

XM4、XM5のアプリを開き、

  • 『システム』タブ
  • 『最適なイヤーピースを判定』をタップ
  • 『装着状態をテストする』をタップ

で装着状態をテストできます。※アプリバージョンAndroid版10.1.0の例

Sony | Headphones Connect
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開発元:Sony Corporation
無料
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WF-1000XM4にXM5の純正イヤーピースを付けてみた感想

XM4にXM5のLサイズのイヤーピース(EP-NI1010 L)を装着し、Amazon Music UnlimitedにてUltra HD対応の曲を聴き比べしてみました。

  • 音の鮮明さ:10% UP
  • 遮音性:5% UP
  • 装着時の快適さ:5% UP
  • 感情移入度:±5%

※あくまで一個人の定性的な感想です。

バスドラやハイハット、ベースのメロディラインやシンセサイザーの音の粒や流れがよりよく聞こえるようになり、総合的に10%くらい鮮明に聞こえる印象を受けます。遮音性も気持ち5%くらいUP。XM4のイヤーピースが劣化していたという要因もあるかもしれません。装着しているときの快適さはXM5のイヤーピースの方が圧迫感が少し少なく快適度5%くらいUPです。音はより鮮明に聞こえるものの感情移入度は曲によって±5%上下する印象です。音の鮮明度や遮音性を上げても感情移入度は単純には上昇しないところが人間の感性の面白いところです。

XM4でイヤーピース変更するのはコスパ良いか?

現在使っているXM4や中古のXM4を購入したりして、イヤーピースのみXM5の『EP-NI1010』に交換して音質+遮音性をUPしたり、水洗い可能なXM3の『EP-TC50』に交換したりしてアップグレードして使っていくのはアリよりのアリ。

筐体はXM4がマット仕上げ、XM5が光沢感あるデザインとなっているので、前者の質感が好きな場合はXM4を選ぶメリットが増えます。

ですが、XM4は発売から2年以上が経過しているためバッテリーが劣化している個体も多そうです(関連記事:XMシリーズ発売日一覧)。その辺のリスクを許容できるならXM4、新品で保証も付いている方がいいならXM5を選択すると良さそうです。

SONY WF-1000XM5
ワイヤレスノイズキャンセリングイヤホン
 
SONY WF-1000XM4
ワイヤレスノイズキャンセリングイヤホン
 
EP-NI1000
WF-1000XM4純正イヤーピース
 
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WF-1000XM5純正イヤーピース
 
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WF-1000XM3純正イヤーピース