スマホの契約を『Y!mobile(ワイモバイル)』に乗り換えると1人あたりのスマホ料金を月額1980円にすることができます。
現在の携帯会社(ドコモ / au / ソフトバンク)からワイモバイルに乗り換えて、料金を安くする手順を案内します。
ワイモバイルの料金プラン
ワイモバイルのスマホ料金プランは主に以下の3つです。
- スマホベーシックプランS :月額1980円~
- スマホベーシックプランM:月額2980円~
- スマホベーシックプランR :月額3980円~
画像引用元:ワイモバイル
どれを選べばいいかわからないという場合はまずは『スマホベーシックプランS』を選んでおけば良いです。あとで契約変更も可能です。
機種代金をかからないようにする裏ワザ
現在のスマホをワイモバイルでそのまま使うことで機種代金はかからず、上記記載のプラン金額のまま使うことができます。
ワイモバイルに乗り換える手順
今使っているスマホはドコモかauかソフトバンクで購入した、という人向けに記載。
今のスマホをそのまま使う(新しい機種を購入しない)形で、ワイモバイルに乗り換える手順は次のとおり。
- ①現在のスマホがワイモバイルで使えるか確認する
- ②現在のスマホのSIMロックを解除する
- ③現在の会社(docomo/au/softbank)でMNP予約番号を発行する
- ④ワイモバイルのsimカードを契約する
- ⑤ワイモバイルのsimカードをスマホに入れて、設定をする
以下、詳しく案内します。
①ワイモバイルで使えるスマホか確認する
今のスマホをワイモバイルで使えるかどうかの一覧表が、公式サイトに記載されています。予め確認しておきましょう。
→他社が販売する携帯電話をワイモバイルで利用する | Y!mobile
このページに載っていない端末でも使用可能な場合がありますが、自己責任となります。※とはいえSIMロック解除ができるiPhone、Xperia、AQUOS、Galaxy、Arrows、LG機種、HUAWEI機種であればほとんど使えるでしょう。
②SIMロック解除をする
SIMロックスマホとは?
他社の回線(携帯の電波)を使えないよう制限がかけられたスマホのことです。
ワイモバイルでも今のスマホを使えるようにSIMロックを解除しましょう。
ドコモのスマホの場合
方法①:My docomo(パソコンorスマホ)でsimロック解除をする(手数料無料)
https://www.nttdocomo.co.jp/support/unlock_simcard/201505/index.htmlにアクセスし『My docomo』をタップするとSIMロック解除申請画面にいけます。
方法②:電話でSIMロック解除をする(手数料3000円)
ドコモのスマホで音声通話アプリを開き『151』に発信し、SIMロック解除の手続きができます。※自動音声が流れるので適切なものを選択
方法③:ドコモショップ(お店)でSIMロック解除をする(手数料3000円)
ドコモショップ(お店)でSIMロック解除ができます。
→ドコモショップを検索する | nttdocomo.co.jp
auのスマホの場合
方法①:Myau(パソコンorスマホ)でSIMロック解除手続きをする(手数料無料)
https://www.au.com/support/service/mobile/procedure/simcard/unlock/にアクセスし『SIMロック解除のお手続き』をタップすると、SIMロック解除申請画面にいけます。
方法②:電話でSIMロック解除をする(手数料3000円)
auのスマホで音声通話アプリを開き『151』に発信し、SIMロック解除の手続きができます。※自動音声が流れるので適切なものを選択
ソフトバンクのスマホの場合
方法①:MySoftbank(パソコンorスマホ)でSIMロック解除手続きをする(手数料無料)
https://www.softbank.jp/mobile/support/usim/unlock_procedure/にアクセスし、『ログインする』をタップするとSIMロック解除画面に進めます。
方法②:ソフトバンクショップ(お店)でSIMロック解除をする(手数料3000円)
ソフトバンクショップ(お店)でSIMロック解除ができます。
③MNP予約番号を発行する
MNP(モバイルナンバーポータビリティ)予約番号とは?
現在の電話番号そのままで、他の会社に契約を切り替える際に必要となる番号のことです。
現在の電話番号そのままでワイモバイルに乗り換えるために『MNP予約番号』を発行しましょう。
ドコモの場合
方法①:Mydocomo(パソコンorスマホ)でMNP予約番号を発行する
https://www.nttdocomo.co.jp/support/cancellation/cancel_mnp/index.htmlにアクセスし『お手続き』からMNP予約番号発行画面に進めます。
方法②:電話でMNP予約番号を発行する
音声通話アプリで『151』に発信し、MNP予約番号を発行手続きをおこなえます。※自動音声が流れるので適切なものを選択
方法③:ドコモショップでMNP予約番号を発行する
ドコモショップでMNP予約番号を発行手続きができます。
→ドコモショップを検索する | nttdocomo.co.jp
auの場合
方法①:MyauでMNP予約番号を発行する
https://www.au.com/support/service/mobile/procedure/contract/cancel/cancellation/procedure-mnp/にアクセスし『こちら』をタップするとMNP予約番号発行画面に進めます。
方法②:電話でMNP予約番号を発行する
音声通話アプリを開き『0077-75470(無料)』に発信すると、MNP予約番号発行手続きができます。
方法③:auショップ(お店)でMNP予約番号を発行する
auショップ(お店)でMNP予約番号の発行手続きができます。
ソフトバンクの場合
方法①:MySoftbank(パソコンorスマホ)でMNP予約番号を発行する
https://www.softbank.jp/mobile/support/cancellation/にアクセスし、画面を一番下あたりまでスクロールし、『My Softbankでお手続き』からMNP予約番号発行画面に進めます。
方法②:電話でMNP予約番号を発行する
音声通話アプリで『*5533』もしくは『0800-100-5533』に発信し、MNP予約番号発行手続きをおこなうことができます。
方法③:ソフトバンクショップでMNP予約番号を発行する
ソフトバンクショップ(お店)でMNP予約番号を発行することができます。
④ワイモバイルのSIMカードを契約する
ワイモバイル(公式オンラインストア)にアクセスし『simカード』をタップし、注文します。
- 契約方法は「のりかえ」を選択
- 途中で「MNP予約番号」入力画面が表示されます
- 申し込み完了後、「本人確認書類(免許証など)」のアップロードが必要な場合があります
- 申し込み完了後、約1~2日でSIMカードが届きます
⑤ワイモバイルのSIMカードをスマホに入れて、設定する
SIMカードとは?
スマホに挿してある12mm四方前後の小さいチップです。契約中のsimカードをスマホにさすことで、携帯の電波(電話番号発着信とモバイルデータ通信)が利用可能になります。
ワイモバイルのsimカードが届いたら、今使っているスマホにsimカードを差し替えて、通信設定をおこないましょう。
simカード付属の書類にも方法が記載ありますが、Web上で手順を確認したい場合は公式サイトをご参照のこと。
→(iPhone)ワイモバイルスマホ初期設定方法 | ymobile.jp
→(Androidスマホ)ワイモバイルスマホ初期設定方法 | ymobile.jp
ざっくり案内すると以下のとおり。
iPhoneの場合
①simピンを使ってsimカードを取り出し、ワイモバイルのsimカードを入れます。
②ブラウザアプリ(Safari)を開いて、https://www.ymobile.jp/service/others/simonly/iphone/にアクセスし『構成プロファイル』をダウンロード&インストールします。
Androidスマホの場合
①simピン等を使ってsimカードを取り出し、ワイモバイルのsimカードを入れます。
②『設定』からAPNを新たに設定します。設定値は以下のとおり。※2019年10月11日時点 / 記載ない項目はデフォルトのままでOKです
名前:Y!mobile
APN:plus.acs.jp
ユーザー名:ym
パスワード:ym
MCC:440
MNC:20
認証タイプ:CHAP
MMSC:http://mms-sMMS
プロキシ:andmms.plusacs.ne.jp
MMSポート:8080
APNタイプ:default,mms,supl,hipri
設定が終わったら通信できるようになっています。ワイモバイルを楽しみましょう。
初心者にワイモバイルがおすすめである理由
スマホの料金を安くするには、ワイモバイルに乗り換えるのが最もおすすめです。
理由を簡単に記載します。
通信速度が速い
スマホの回線(電波)を提供する会社をざっくり分けると以下3つに分類できます。
- キャリア→ドコモ、au、ソフトバンク、(楽天)
- サブブランド→ワイモバイル(Softbankの子会社)、UQ mobile(auの子会社)
- mvno(格安sim)→IIJmio、OCNモバイルONE、mineo、LINEモバイル、etc...
キャリアが最も通信速度が速く、次にサブブランド、最後にmvnoとなります。
mvno(格安sim)は契約してみればお分かりの通り、ブラウザが閲覧できない程速度が低下する時間帯があり日常で使う際に不便が生じます(モバイルSuicaのチャージができない、QRコード決済アプリが開かない、クーポンアプリが開かない、など)。
サブブランド(ワイモバイル / UQ mobile)は通信速度が明らかに優遇されており、日常生活で困る程速度が低下することはほとんどありません。
料金が安い
キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)は通信速度は速いものの、料金プランが複雑で高くなってしまいがちです。
サブブランド(ワイモバイル / UQ mobile)なら、料金が安いわりに無料通話が付いており、データ通信の容量が大きくコスパがよいです。
※もちろん、徹底的にコストカットをしたいならmvno(格安sim)でもよいでしょう
店舗数が多い
2019年2月の調査(Source)では、
- ワイモバイルの店舗数:949店
- UQ mobileの店舗数:189店
となっています。
困った時は店舗で相談したいという場合は、店舗数が多いワイモバイルの方が安心でしょう。
2019年10月1日以降、キャッシュバック等が制限
2019年10月1日に改正電気通信事業法が施行され、端末の補助の上限が2万円となり、キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)で考えなしに契約すると、高額な月額料金となってしまうようになりました。
普段スマホをあまり使っていないにも関わらず、月に6000円以上支払っている場合は月額料金が高すぎるので、ワイモバイルへの移行をおすすめする次第です。
おわりに
初心者向け、ワイモバイルへの移行でスマホ料金を安くする方法についてでした。
公式サイト:Y!mobile