2022年9月16日~日本のWindows 11 一般ユーザーも『Amazonアプリストア』がインストールできるようになりました。Amazonアプリストアをインストールすることで、PC(Windows 11)で『Androidアプリ』を使うことができます。
Androidアプリを使うまでの手順を案内。
Amazonアプリストアをインストールする
Windows 11のタスクバーにある『検索(虫眼鏡のアイコン)』をクリックし検索バーに「microsoft」などと入力すると『Microsoft Store』が表示されるのでクリックして起動します。
Microsoft storeの検索バーで「Amazonアプリストア」と入力すると、検索結果に『Amazonアプリストア』が表示されるので選択して『インストール』。
『Amazonアプリストア』が開くのでAmazonアカウントでサインインします。
ちなみに2回目以降起動するときは単に「アプリストア」と検索すればAmazonアプリストアが表示されます。(ショートカットをつくってもよいですが。)
Windows 11上のAmazonアプリストアの起動後の画面は以下のとおり。
検索バーからアプリを検索しインストール→アプリを起動すればAndroidアプリをWindows 11上で利用することができます。
ただし、2022/9/18時点では使い勝手は良くないです。
- Amazonアプリストアなので、当然Google Playストアよりアプリ数が少ない
- (PCスペックなどの環境にも左右されると思いますが)動きがもっさり
- 対して重くないアプリでもイマイチ動かなかったり落ちたりする
アプリをアンインストールする方法
インストールしたアプリはその他のWindows 11のソフトウェアなどと同じく『アプリと機能』一覧に表示されます。
この画面からAmazonアプリストアのアプリをアンインストールすることができます。
AmazonアプリストアとGoogle Playストアの違い
どちらもAndroidスマホ向けにアプリを提供しているストア。
- 『Amazonアプリストア』は、Amazonが提供しているアプリストア
- 『Google Playストア』は、Googleが提供しているアプリストア
Android OS自体もGoogleが開発しているため、ほとんどのAndroidスマホには最初から『Google Playストア』がプリインストールされているので、ほとんどのAndroidユーザーはアプリをインストールするときは『Google Playストア』からインストールしていることでしょう。
一方、AmazonアプリストアをAndroidスマホにインストールすれば、Amazonアプリストアからアプリをインストールすることも可能となります。ただし、AmazonアプリストアはAmazonが管理しているため、Google Playのギフトカードの残高やGoogle Playポイントを使うことはできません。その代わりAmazonコインを使えたり(50,000コインを41,000円で買える[18%OFF]などのセールをしている)するので、課金プレイヤーはAmazonアプリストアでアプリをインストールしたほうが有利になる可能性があります。ただし、Google Playストアよりもアプリ数が少ないです。
(例えばあなたがAndroidアプリを開発したとしたら。とりあえずユーザーの多いGoogle Playストアにアプリ申請をおこなうことでしょう。特別な事情がない限りユーザーが少ないAmazonアプリストアにまでわざわざ申請しようとは思わないはずです。)
おわりに
Windows 11でAndroidアプリが起動できるMicrosoftの夢の技術でした。タッチパネル搭載PCの精度とWindows Subsystem for Androidの性能が上がれば万能マシンとなりそうですが、快適に使えるようになるのが先か、ポストPC・ポストスマホが流行る時代が先か。