HP(ヒューレット・パッカード)が販売するコンバーチブル(360度回転し折り畳める)PC『HP Spectre X360 13-ae0xx ローズゴールド色』(2017年11月モデル)を購入したので、ハードウェアの写真や使ってみた簡易レビューをシェアします。
購入ショップと選んだスペック
HP Spectre X360 13-ae0xx ローズゴールド色』(2017年11月モデル)の最高級スペックを選択しました。
主なスペックは、
- OS:Windows 10 Pro (64bit)
- CPU:インテルCore i7-8550U(第8世代)
- ディスプレイ:13.3インチ
- 解像度:1,920×1,080
- RAM:16GB
- インターフェース:USB3.1×1 / USB Type-C™ 3.1×2 (Thunderbolt™ 3) / microSDカード
- アクティブペン:同梱
- サイズ:約 307mm × 218mm × 13.6mm
- 重さ:約 1.29kg
- 駆動時間:約16時間45分
- Office:WPS Office付
HP direct shop(本家サイト)では定価177,800円(税込192,024円)します。普段macbookを使っている人ならこれでもかなり安く感じると思いますが、HP楽天市場店でキャンペーンなどを利用すれば実質価格をかなり安く抑えられるので購入タイミングは重要です。
Spectre X360 13-ae-0xx開封の儀
納品されるときは重厚な外箱で届きます。表に保証書、裏に納品書が入ってます。
本体の箱の天面。
本体の底面はゴールド色。箱すらゴージャスなのでこの時点で結構テンション上がります。
蓋を開けるとSpectre X360 ローズゴールドが御目見え。
付属品は電源ケーブル類と説明書類です。
アクティブペンも同梱しています。HPペン初代なので電池で駆動するタイプのペンです。
ハードウェアレビュー
それでは本体を見ていきましょう。
天面はHPの4本線のロゴ入りです。
右側面に『音量ボタン上下』『指紋認証』『USB Type-C × 2』搭載。
側面上部ヒンジは2点でかなりしっかり支えられている印象です。折りたたんで使う度に安心感。
左側面には『USB3.1』『micro SDカード』『イヤホンジャック』『電源ボタン』があります。
キーボードは英字キーボード。同機種でUSキーボードなのはローズゴールド色のみとなっています。トラックパッドの領域も広め。
本体裏面。当然ながら技適あり。
Spectre x360はMade in Chinaだったという衝撃の事実(>_<)Made in Tokyoが良かった…。
インナーケースも用意されておりすっぽりハマります。
本体はさすがに出来が良くて、程よい薄めで上品なピンク色に頑丈なヒンジとキーボード、感度のよいタッチディスプレイと使っていて心地のよいデバイスです。
使ってみた感想
o タイピングがしやすく頑丈。
o USキーボードであるため記号が打ちやすくトラックパッド広め
o スペックが高い割にあんまり熱くならない(膝の上で作業できる程度)
o スペックが高い割に長時間充電が持つ(充電半分くらいでも外出先で普通に電池もってたようなw)
o 軽い。これ一台なら持ち運んでも肩凝らない(2台持った場合はさすがにちょっとずっしりきました)
o タッチパネル対応なのでタブレット不要に。あと簡易な画像加工であれば楽に作業できるようになります。
△ トラックパッドの感度はまぁまぁ。仮想ディスプレイ(4本指左右スワイプで画面移動)操作がもうちょっとナチュラルにいけばいいなぁと思います。
△ 筆圧感知はまぁまぁ使える(1024段階 / HPアクティブペン初代を使った場合の感想)。薄く描こうとすると途切れるので、普通~強いくらいの筆圧で描くくらいなら良いかと。視差はかなり少ないと思いますが、絵描きさんとかにはつらいかも。
ベンチマーク比較
簡単にベンチマークを比較してみました。
CPU
GeekBench 4のCPUベンチマークは、
・シングル:4229
・マルチ:10986
となかなかの高得点。
目安までに、同じ13インチモデルであるSurface GoやMacbook Pro 2018と比較するとこんな感じに。
- | Surface Go | Spectre X360 13inch | Macbook Pro 2018 |
---|---|---|---|
CPU | Pentium Gold 4415Y | Core i7-8550U | Core i5-8259U |
シングル | 1900前後 | 4229 | 4500前後 |
マルチ | 3900前後 | 10986 | 16500前後 |
Surface Goとは価格差が少ないにも関わらず圧勝。Macbook Pro 13インチモデル(第8世代CPU)にはマルチコアで大きく引き離されているものの半額以下でここまで競っているなら御の字でしょう(ただOSが異なるので一概に数値だけで比較できるわけでもありませんが)。
読み書き速度
SSDの読み書き速度も測ってみました。
ご覧のとおり爆速です。
おわりに
何だか寝ながらペンで操作してたら思いの外快適で、デスクトップOSをタッチで操作するのも楽しいなって思いました。充電持ちも良いので自宅から外出先までどこでも使えるデバイスです。ってか今どこでも使ってますw HPのロゴもブランド力があるので、スタバにおけるmac、surfaceの対抗馬としても使えそうw
スペックが高いわりにやたら安く買えたので、コスパ面に関してはsurface goや今後発売されると噂される最廉価版macbookよりも圧倒的に良いと思います(あくまで個人の意見です)。
あとはペン操作なんですがやっぱりiOSやAndroid端末と同等とはみなしづらい部分があります。ここさえ改善できたらかなり理想に近いデバイスになると思うのでドライバ周りをいじってみる予定。