try UQ mobileにて『AQUOS L2』(メーカー:シャープ / 発売日:2017年6月2日)をレンタルしたので本体レビューを簡単にやってみたいと思います。
UQ mobileの回線速度測定は前回の記事にて。
1.AQUOS L2の見た目
2.初期状態
2-1.HOME画面(Feel HOME)
2-2.プリインストールアプリ
2-3.設定画面
2-4.端末情報とSIMステータス
2-5.初期占有RAMとROM
3.ベンチマーク測定
3-1.Antutu Benchmark
3-2.Geek Bench
1.AQUOS L2の見た目
AQUOS L2のディスプレイ側と背面はこんな感じです。防水仕様。
端末左上に『SIMカードスロット』『microSDカードスロット』を搭載。端末右上に『ボリュームキー上下』『電源ボタン』があります。
端末ディスプレイ上部に『スピーカー』『インカメラ』『センサー』、端末側面上部に『イヤホンジャック』、端末側面下部に『micro USB Type-B』『マイク』、端末側面右下に『ストラップホルダー』があります。
非常にシンプルな設計という印象。ディスプレイの透明感や背面のアルミ感はiPhoneを彷彿とさせる質感ですので、持っててわりと満足できるデザインかも。
2.初期状態
AQUOS L2の初期状態でインストールされているアプリやOSのバージョン、占有メモリ、ストレージなどをチェックしていきます。
2-1.HOME画面(Feel HOME)
デフォルトのホームアプリは『Feel HOME』というやつです。
左側がディスプレイ、右側にアプリ一覧が表示されます。
ドロワーがないのでアプリのショートカットの出し入れ操作に違和感。
タスクボタン『□』タップでツール類が出てきます。『ツール(どこでもコピー/「書」メモ)』『画面縮小』『チャイルドロック』を使用可能。
私的には特に使わない機能。
2-2.プリインストールアプリ
AQUOS L2のプリインストールアプリは38個ありました。メーカー製アプリやキャリアアプリがインストールされており全て削除(アンインストール) は不可です。
まとめるとこう。
アラーム・時計 | 安心アクセスV | Googleアプリキーボード |
アルバム | 設定 | Google Play ストア |
おサイフケータイ アプリセットアップ | 体験しよう! | Google Play Music |
からだメイト | 電子書籍GALAPAGOS | Google Playムービー&TV |
カレンダー | 電卓 | Google Play開発者サービス |
クラウド プリント | 電話 | OfficeSuiteShortcutApp |
コンテンツマネージャー | 電話帳 | PCメール |
スクロールオート | Chrome | SHカメラ |
ドキュメント | Clip Now | SHSHOW |
ドライブ | CosmoSia | SIM Toolkit |
フォト | Duo | UQ mobile ポータルアプリ |
マップ | Gmail | YouTube |
メッセージ | Googleアプリ | - |
使わないアプリが結構あったので試しに10個ほど無効にしてみましたが、今のところ不具合なしです(無効にできないアプリもあります)。
2-3.設定画面
設定画面にも『ヒカリエモーション』『便利機能』『エモパー』などの独自機能が表示されています。
特に絶対必要といったものはないですが『便利機能』の中にある『Clip Now』をONにすると、画面左上の角から右にスワイプするとスクリーンショットを撮れるようになるのでこれは便利かも。
スクショ画像は音量下+電源ボタンを押したときとは別の場所に保存されます。
2-4.端末情報とSIMステータス
2017年8月末時点でAndroid 7.0(Android 7.1.2に未対応)でした。UQ mobileを挿しているのでネットワークは「au」と表示されています。当たり前ですが技適あり。
2-5.初期占有RAMとROM
初期状態で占有されているメモリ(RAM)は1.9GB中 約0.88GB。
初期状態で占有されているストレージ(ROM)は7.93GB中 約1.29GB。
残り1.02GB RAM、6.64GB ROMしかないのでアプリをたくさん入れて使ったり、たくさん動画や画像を撮ったりには向いてないです。
3.ベンチマーク測定
『Antutu Benchmarkスコア』と『GeekBench』でAQUOS L2のベンチマーク(性能)を測定してみました。
3-1.Antutu Benchmark
1回目:40347点
2回目:41690点
4万点を超えています。初期状態では重い感じもなかったので現状では必要最低限の性能を満たしているといった印象を受けます。
3-2.Geek Bench
1回目:629 / 2299
2回目:637 / 2306
マルチスコア高め。ブラウザも普通に動作するので特に問題なしです。
関連ページ:AQUOS L2 スペック | UQ mobile
おわりに
SHARPを買収した鴻海(ホンハイ)。iPhoneの製造を請け負っているフォックスコングループの一角であることが影響しているのか、AQUOS L2のプロダクトはどことなくiPhoneに似てますね(笑)現在スマホメーカーはHUAWEIが世界シェアTOP3に上がったりと勢いありますが、ここに鴻海×SHARPが食い込んできたりすると面白そうです。
AQUOS L2はSHARP製だけあって国内機能(防水・おサイフケータイ・au VoLTE)を有しており、性能もストレスなく使える水準だったので、思いのほか使いやすい端末でした。
使い続けると重くなってるかもしれませんが、格安simと同時に格安スマホの購入を検討しているなら、2017年8月時点では選択肢にいれてよいスマホだと思います。
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