Pixel Watch 2とFitbit Sense 2の主な違いを比較すると以下のとおり。
Pixel Watch 2 | Fitbit Sense 2 | |
---|---|---|
バッテリー | 常時表示で24時間 | 常時表示で6日 |
Google Wallet | 対応 | 日本は未対応 |
Fitbit Pay | - | 対応 |
LTEモデル | あり | なし |
緊急情報 緊急通報 |
対応 | 非対応 |
音声アシスタント | Googleアシスタント | Alexa |
iOS | 非対応 | 対応 |
搭載OS | Wear OS | Fitbit OS |
発売日 | 2023年10月12日 | 2023年9月29日 |
価格 | Wi-Fi:51800円 LTE:59,800円 |
32800円 |
参考情報:Pixel Watch 2 / Fitbit Sense 2 / 比較表
以下、それぞれの項目や注意点を挙げていきます。
Pixel Watch 2とFitbit Sense 2のメリット・デメリット
バッテリー持ちはFitbit Sense 2が長い
バッテリー持ちは常時表示をONした状態の公称値で、
- Pixel Watch 2:24時間
- Fitbit Sense 2:6日
となっています。
リーク情報にあったようなPixel Watch 2のバッテリー持ちの大幅な改善はない模様。残念。
私も2023年7月からFitbit Sense 2を使っていますが、バッテリー切れで悩まされることは今のところなく快適です。
決済はPixel Watch 2が便利
決済はGoogle Walletに対応しているPixel Watch 2の方が登録できるカードや電子マネーが多く圧倒的に便利です。
- Pixel Watch 2:Google Wallet対応
- Fitbit Sense 2:Fitbit Pay対応
Fitbit Sense 2は日本と台湾市場向けにはGoogle Wallet非対応(Source)。登録できるカードが非常に少なく、決済端末としては向いていません。
※裏ワザ的にGoogle Walletの設定ができますが、Suicaが使えなくなります。(2023年10月5日時点)
LTEモデルはPixel Watch 2のみ
Pixel Watch 2のみLTEモデルがあります。
LTEモデルにすると、
- 緊急情報や緊急通報の機能がほぼ常時使える
- ウォッチ単体で通話ができる
- ウォッチ単体でYouTube Musicのストリーミングができる
といったメリットあり。
スマホを持たずにランニングをする、などのシチュエーションが多い人はLTEモデルの検討余地あり。
iOSはFitbit Sense 2のみ対応
Pixel Watch 2はiOS非対応なので、iPhoneユーザーの場合はFitbit Sense 2。
まとめ:Pixel Watch 2は一長一短あり
以下の理由がある場合Pixel Watch 2を選択すべきかと思います。
- Google Walletをスマートウォッチでも使いたい。
- LTEモデルを使いたい。
- 最新機能(今回は緊急機能と緊急通報)を使いたい。
以下の点においてはFitbit Sense 2を選択した方が良さそうです。
- バッテリー持ちは長いほうがいい。
- リーズナブルな方がいい。
- スマホはiPhoneを使っている。
Googleストアの比較表にあるとおり、Pixel Watch初代では対応していなかった皮膚温の感知やストレス検知機能はPixel Watch 2になって使えるようになっており、健康状態のトラッキング機能はFitbit Sense 2とほぼ同等となっています。
健康管理が目的ならどちらも遜色なし。決済機能があったほうがいいならPixel Watch 2、バッテリー持ちが長く睡眠トラッキングも安心してできる方がいいならFitbit Sense 2、といったところが選択肢のキーポイントとなりそうです。