試験前に掃除してしまう心理を
- セルフハンディキャッピング
と呼びます。これは、
- 自分の能力が足りないことを知りたくないのでわざと時間を下手に使うこと。
で、試験前に掃除をすることで、試験を受けた結果良い得点が取れなかったのは仕方がないと言い訳をするためにおこなう自己防衛的な行為です。
そんな「取り組みめばいいのに、取り組めない」状態を解決できるのが『ネガティブ想起改善シート』です。
※書籍「YOUR TIME ユア・タイム: 4063の科学データで導き出した、あなたの人生を変える最後の時間術」P185より
ネガティブ想起改善シートの使い方
- Step 1. 「仕事・作業・やること」の欄にうまくできないタスクを書く
- Step 2. 「内容の細分化」の欄にStep 1のタスクを細分化して書く
- Step 3. それぞれのタスクの「予想される困難度」とクリアしたら「予想される満足」を書く
- Step 4.タスクをクリアしたら「実際の困難度」と「実際の満足度」を書く
これを繰り返すことで、「大抵の作業は思ったより簡単でクリアしたら満足度が高い!」ということに脳が気づき、先送りグセ(ex: 試験前の掃除)が治っていきます。
ネガティブ想起改善シートが効く人・効かない人
ネガティブ想起改善シートが効きやすいのは「時間感覚タイプ」の想起がFタイプの人です。
以下より自分の時間感覚タイプテストで20個の質問に回答すると診断することができます。
ほとんどの時間術は効果がない
「ネガティブ想起改善シート」の他にも「To Doリスト」「イフゼンプランニング」「カレンダー」など様々な時間術が存在しますが、そのほとんどは効果がありません。
※書籍「YOUR TIME ユア・タイム: 4063の科学データで導き出した、あなたの人生を変える最後の時間術」P103より
ただし、自分の時間感覚タイプに合った手法を見つけることができれば、非常に大きな効果が得られます。
そんな時間感覚タイプごとの時間術を29個掲載しているのが著名サイエンスライター鈴木祐氏が書いた書籍『YOUR TIME ユア・タイム: 4063の科学データで導き出した、あなたの人生を変える最後の時間術』です。
- 「いつも時間に追われている気がする…」
- 「生産性を高めても人生の満足度が上がらない…」
そんな現代病とも言える時間欠乏症を解決できるヒント満載の書籍でした。