2019年10月15日にニューヨークでおこなわれたGoogleのイベント『Made by Google '19』で発表された新製品をダイジェストでまとめます。
Made by Google '19
Made by Google 2019のフル動画は以下をご参照のこと。
Made by Googleで発表されたこと・新製品 まとめ
ゲームストリーミングサービス『Stadia』の開始時期が発表されました。
- Stadia:2019年11月19日から提供開始。14カ国が対象となっており、日本は含まれていません。(Stadia対象国リスト | support.google.com)
また、以下、5つの新製品が発表されました。
- Pixel Buds
- Pixelbook Go
- Nest WiFi(メッシュWiFiルータ)
- Nest Mini(旧Google Home Mini)
- Pixel 4 / Pixel 4 XL
Pixel Buds
Googleの新しいイヤホン『Pixel Buds』は、2020年春出荷予定。価格は179ドル~。
フル充電で約5時間持続、充電ケースは24時間の充電が必要です。内蔵マイクは、環境に応じて音量を自動調整し、風などのノイズはキャンセルしてくれます。
Pixelbook Go
Chrome OS搭載の『Pixelbook Go』は、ひたすら薄くて軽くて高速を実現したノートPCです。2 in 1 やコンバーチブルではないクラムシェル型のノートPCとなっています。
13.3インチディスプレイ、16GB RAM、256GBストレージ、バッテリー駆動時間は約12時間、重量は1kg弱。CPUはm3からi7の選択可。
米国とカナダで予約を開始しており、イギリスでは2019年11月でも販売を開始します。価格は649ドル~。
Nest WiFi
『Nest WiFi』はGoogle WiFiとGoogleアシスタントを融合したデバイスです。ルーターとアクセスポイントがセットとなったデバイスとなっており、ルーターはWiFi接続を簡単におこなえるようになっており、アクセスポイントは家全体をWiFiで覆うよう機能します。
従来のGoogle WiFiより2倍速度が速く、WiFiのエリアは25%拡大します。
カラーバリュエーションは、スノー・サンド・ミストの3種類。米国では2019年11月4日から販売開始。ルーター+アクセスポイントは$269.99、ルーター+アクセスポイント×2は$349.99となっています。
Nest Mini
Google Home Miniが『Nest Mini』という名称になり生まれ変わりました。
Google Home Miniの2倍の音質と手を近づけただけでLEDが光るようになりました。また、背景のノイズの大きさに合わせて音量を自動調整してくれます。
カラーバリュエーションは、チョーク・チャコール・コーラル・スカイの4色。
Nest Miniは2019年10月22日から$49.99ドルで販売開始。素材は「使用済みプラスチックボトル」で作られており、環境に優しいということをGoogleはアピールしています。
Pixel 4 / Pixel 4 XL
Googleの新型スマホ『Pixel 4』『Pixel 4 XL』は2019年10月24日発売となりました(日本含む)。価格は、89,980円~
主な特徴は以下のとおり。
- Soliレーダー搭載で、スマホに触れることなくジェスチャー(Motion Sense)で操作できる
- × ただし、発売直後の日本版Pixel4ではSoliレーダーは利用不可(Soliレーダー利用には認可が必要なため)。2020年春以降対応予定。
- ○ なお、日本向けPixel 4のみFelica(おサイフケータイ)搭載
- Titan M5 セキュリティチップ搭載で顔認証に対応。データも暗号化され安全
- 低光量カメラとしての機能を搭載しており、天体写真も撮影可
スペック詳細:Pixel 4 と Pixel 4 XL の技術仕様の比較 - Google ストア
おわりに
Soliレーダーのジェスチャー機能を備えたPixel 4 / Pixel 4 XLは未来を感じさせるデバイスで面白い発表となりました。
スマホ自体コモディティ化していることもあり、ワクワク感はあまりありませんでしたが、今後の自動運転車や量子コンピューター、ARデバイスなどの開発に期待したいところです。