最近SSDを購入したのでHDDと交換予定です。
備忘録としてUSBやらHDDやらSSDやらの『転送速度』一覧を作成しておきます。
1.転送速度とは?
2.SDカード/USB/SATAの『転送速度』の違い!?
3.HDD(ハードディスクドライブ)とSSD(ソリッドステートドライブ)の転送速度の違い!?
1.転送速度とは?
データを伝送する速度のことを『転送速度』といいます。
単位はbps(b/p、ビーピーエス、bit per second、ビットパーセコンド)。
もしくはBps(B/s、Byte per second、バイトパーセコンド)。
1バイト=8ビットなので、1B/sは1bpsの8倍速度が早いことを意味します。
この数値が大きいほど、データの送信(受信)速度が早い。
数字が大きくなる場合はk(キロ)、M(メガ)、G(ギガ)、T(テラ)などの補助単位を使って表示されます。
例①:1,000bps = 1kbps
例②:1,000kbps = 1Mbps
例③:1,000Mbps = 1Gbps
例④:1,000Gbps = 1Tbps
スマホの通信の早さやPCのファイルの読み書きの早さなどに使われる単位です。
2.SDカード/USB/SATAの『転送速度』の違い!?
●SDカードはこういうやつ。
(ScD:容量2GB以下/SDHC:容量4GB〜32GB/SDXC:容量32GB以上)
●USBはこういうやつ(左:フラッシュメモリ/右:USB3.0のケーブル)
(USB2.0は矢印マークのみ。USB3.0は『SS(SuperSpeed)』と書かれている)
●SATAはこういうやつ(HDDとかSSDとかを接続するところ)
それぞれの理論速度は以下の通り。
インターフェース | 規格 | b/s | B/s |
SDカード | CLASS② | 16Mbps | 2MB/s |
SDカード | CLASS④ | 32Mbps | 4MB/s |
SDカード | CLASS⑥ | 48Mbps | 6MB/s |
SDカード | CLASS⑩ | 80Mbps | 10MB/s |
USB | 2.0 | 480Mbps | 60MB/s |
USB | 3.0 | 5.12Gbps | 640MB/s |
SATA | 1.0 | 1.5Gbps | 187.5MB/s |
SATA | 2.0 | 3Gbps | 375MB/s |
SATA | 3.0 | 6Gbps | 750MB/s |
(実行速度はこれよりも劣る)
OS(Windows/Mac/Linuxなど)を入れているデバイスの転送速度が高ければ、PCの起動やブラウザの起動、ファイルの読み書きetcが早くなります。
3.HDD(ハードディスクドライブ)とSSD(ソリッドステートドライブ)の転送速度の違い!?
HDDとSSDはこういうやつ。(左:HDD/右:SSD)
(サイズは2.5インチと3.5インチの場合があります。)
実行速度の違いは下記の通り。
デバイス | 読み込み | 書き込み |
HDD | 146.6MB/s | 144.1MB/s |
SSD | 464.8MB/s | 473.5MB/s |
ドスパラサイトより筆者が表作成。参考:http://www.dospara.co.jp/5info/share.php?contents=lp_ssd_susume
SSDの読み書き速度はHDDの約3倍。
もちろん実行速度なので、商品差や個体差があります。
また、
●HDDはSATA2.0でもSATA3.0でも速度はあまり変わらない。
●SSDはSATA2.0よりSATA3.0の方が速度が出る。
●同じSATA2.0接続でもHDDよりSDDの方が速度が出る。
と、概ねこのようになっているとのこと。
おわりに
・SDカードにLinuxをインストールして、SDブートとか変なことやってみようと思ってましたが、転送速度を調べてみたところ速度かなりおそいかなりツライ。
・外付SSDやUSBメモリにOSを入れる場合はUSB3.0であれば割と快適そう。
・おとなしくHDDをSSDに変えます。