格安simはdocomo系がほとんどでau系は現状2種(mineoとUQ mobile)のみですが、ここにようやくsoftbankの参入が発表されました。7月1日に新会社『SBパートナーズ株式会社』が発足。株主はソフトバンク株式会社が100%です。(同じく7月1日にソフトバンクモバイル株式会社はソフトバンク株式会社に社名変更された。)
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これにてMVNO事業も3大キャリアの三つ巴の構図となりました。
1.3大キャリアのユーザー数!?
2.3大キャリアの売上と利益比較!?
1.3大キャリアのユーザー数!?
ちなみに3社の契約数は下記図のような感じ。
引用元:携帯電話キャリア別シェア動向調査(2015年)-グラフで解説
やはりNTTドコモ強し。とはいえ料金体系をひたすら改悪しているdocomo。顧客の流出に歯止めはきいていない状況です。改悪の効果は売上にも如実に現れています。
2.3大キャリアの売上と利益比較!?
契約数ではdocomo圧勝でしたが、売上となるとなんと最下位に!2014年12月時点ての売上/収益は下記表のとおり。
売上高 | 純利益 | |
NTTドコモ | 3兆3267億円 | 3818億円 |
KDDI | 3兆3519億円 | 3509億円 |
ソフトバンク | 6兆4311億円 | 5794億円 |
ソフトバンクすごいですねー。中国EC事業のアリババへの出資や米国携帯会社スプリント買収なども功を奏し3社の中で圧倒的な売上/純利益を誇っています。
NTTドコモとKDDIは同じくらいですが、ドコモの売上が最下位になってしまうというのは今回が初めて。ドコモしんどい時期に突入です。
おわりに
いまだ格安simの定着率はよくないですが、今後softbankも参入するとなるともっと顧客獲得競争が激化するかもしれません。そうなると格安sim/格安スマホの知名度もアップ。さらにdocomoの顧客流出が進行しそう。docomoの行く末が心配なところです。