2022年3月4日に電動キックボードの改正法案が閣議決定しました。国会で可決されれば公布されます。公布から2年以内に施行。
改正法案のルール
改正法案のルールは以下です。
※内容を保証するものではありません。確実な内容については、改正法案公布後の官報や警視庁HPなどでご確認ください。
- 改正法案の施行:公布から2年以内
- 最高時速:20km/h以下
- 電動キックボードの区分:特定小型原動機付自転車 ※新区分新設
- 年齢制限:16歳以上
- 免許:不要
- 罰則:16歳未満が乗った場合もしくは提供した業者は、懲役6か月以下または10万円以下の罰金
- 規定:信号無視や放置駐車などをした場合、交通反則切符(青切符)や放置違反金制度の対象
- ヘルメット着用:努力義務
- ナンバープレート:必要
- 自賠責保険:必要
- 通行できる公道:車道、自転車専用通行帯
- 歩道の走行:最高時速6km/hに制限した状態で、「歩道通行可」の標識がある場合などの条件下では歩道の走行可。
実証実験中のルールと変わったところ
区分が「原付」ではなく「特定小型原動機付自転車」と新設されることで、電動キックボードに適したルールになりました。現状(実証実験対象エリア以外)ヘルメット着用が必要であるところを、法案施行後は努力義務となります。ただし、ナンバープレート登録と自賠責保険の加入は必須。
どちらかといえば自転車に近いルールになりましたが、年齢制限は16歳以上である点に注意です。
電動キックボードのレンタル
2022年3月現在、電動キックボードを試した場合はレンタルが便利です。
LUUP
- 招待コード:RF1YPVG7入力で初回30分無料
- LUUPの電動キックボードはノーヘル走行可
- 初乗り10分間110円(税込)、10分以降は1分あたり16.5円(税込)
- 東京都心部に多数ポート有り。
movicle
- 招待コード:0RpFXu29zCk6
- movicleはヘルメット着用義務あり(カゴの中に入っている)
- 港区中心に複数ポートあり
おわりに
電動キックボードの改正法案が可決されればだいぶ乗りやすくなります。が、施行は2年以内w乗りたい側としては早めにルール適用をして欲しいところですが、車を日常で使っている側としては怖いルール改正となりそうです。安全運転でいきましょう。