楽天モバイルのデータシェア設定をしてみたので、申し込みの流れや注意点をシェアします。
0.simカードの電話番号を確認しておく
1.楽天モバイル データシェア申し込みの流れ
1-1.グループに招待する方法【オーナー】
1-2.データシェアを参加承認する【メンバー】
2.データシェアの内容確認・解散・脱退方法
3.データシェアの注意点
3-1.データ通信量の繰越分を翌月シェアできるシステム
3-2.データシェアの月額料金はそれぞれにかかる
3-3.大容量+ベーシックプランにしても料金はほとんど変わらない
4.データシェアの残量を確認する方法
0.simカードの電話番号を確認しておく
データシェアを設定するためには、simカードの電話番号が必要になります。
音声通話simだけでなくデータsimであっても電話番号は割り振られていますので、確認方法がわからない場合は以下の記事をご参照下さい。
1.楽天モバイル データシェア申し込みの流れ
楽天モバイルのデータシェアは『5回線』までシェアできます。
データシェアを組んだものを『グループ』と呼び、グループを作った人を『オーナー』、グループに誘われた人を『メンバー』と呼びます。※自分自身や家族でなくてもグループの作成可能です。
『オーナー』となる人が『メンバー』を招待、『メンバー』が招待を承認し、『グループ』ができるまでの流れは以下のとおり。
1-1.グループに招待する方法【オーナー】
データシェアを組むには、まずグループのオーナーになりたい人がメンバーを招待します。
にアクセスし『メンバーズステーションへ』をクリック。
『ログイン』します。
今回は『楽天会員ログイン』を利用しました。
楽天モバイル契約時の楽天会員IDでログインできます。
『同意する』をクリック。
複数simカードを契約している場合は複数の電話番号が表示されます。
データシェアのオーナーとしたい電話番号を『選択』し、『選択した電話番号でログインする』をクリック。
ログイン後の画面に「データシェア」とあるので『お申し込みへ』をクリック。
「メンバーの招待」という画面が開きます。
データシェアを組みたいsimカードの『電話番号』を入力します。
画面を下にスクロールし、注意事項に『チェック』を入れ、『メンバーを招待』をクリック。
『参加承認依頼メールを送信』をクリック。
メールの送信が完了しました。
オーナー側のデータシェア設定はこれで完了です。メンバーに承認依頼メールが飛んでいるので、承認してもらいましょう。
1-2.データシェアを参加承認する【メンバー】
データシェアの参加承認メールをオーナーに送ってもらうと「rakumobi@gol.com」からメールが届きます。
『データシェア承認ページのURL』をクリック。※メールは見らずそのままメンバーズステーションにログインしてもよいです。
『メンバーズステーションへ』をクリック。
『同意する』をクリック。
楽天会員でログインの場合はこの画面に。
複数のsimカードを契約している場合、複数の電話番号が表示されます。
データシェアの参加承認メールを送ってもらった電話番号を『選択』し、『選択した電話番号でログインする』をクリック。
ログイン後の画面に「データシェア」という項目があるので『承認画面へ』をクリックします。※参加承認メールを送る人は「お申し込みへ」と表示されていたのに対し、参加承認メールを送られた方は「承認画面へ」という表示になっています。
「データシェア 承認」という画面が開きます。
メールを送った人の電話番号と契約者名が表示されているので、正しいかどうかを確認します。
画面を下にスクロールし、注意事項を『チェック』、『承認する』をクリックします。
「データシェア 承認完了」しました。
以上でデータシェアの設定完了です。
データシェアは承認完了した月の翌月1日から適用となります。
2.データシェアの内容確認・解散・脱退方法
再度メンバーズステーションにログインすればデータシェアのところが「内容確認」という表示に変わっています。
データシェアのグループにどの電話番号が登録されているか確認できます。
「オーナー」の電話番号下4桁と契約者名、「メンバー」の電話番号下4桁と契約者名が表示されています。
データシェアのグループを『解散(オーナー)』した場合や、グループを『脱退(メンバー)』したい場合は、「グループ情報」の下に表示される『解散』ないしは『脱退』から可能です。
ただし、『解散』『脱退』のボタンは招待を承認した月の翌月から表示されるのでご注意ください。※承認後の申し込みキャンセル不可
Source:楽天モバイル: データシェア
3.データシェアの注意点
私的にデータシェアに注意が必要だと思った点は以下のとおり。
3-1.データ通信量の繰越分を翌月シェアできるシステム
データシェアはオーナーとメンバーが当月残したデータ通信量を翌月にシェアできるという仕組みになっています。
オーナーが3.1GBプランなどを契約し、他のメンバー全部をベーシックプランとした場合、オーナーが当月中に3.1GBを使い切ってしまうと翌月メンバーは高速通信を使えなくなるのでご注意ください。
3-2.データシェアの月額料金はそれぞれにかかる
データシェアの月額料金は2017年8月から税込108円/月となります。これはオーナー1名ではなくメンバーそれぞれにかかるので注意。
Source:楽天モバイル: データシェア
3-3.大容量+ベーシックプランにしても料金はほとんど変わらない
オーナーは大容量にしてメンバーはベーシックプランにすると料金が下がるかというとほとんど変わりません。わかりやすい例を3つくらい挙げてみます。
①2人で契約、音声通話5GB&5GBの場合と10GB&ベーシックプランの場合
それぞれ契約:5GB(2,150)+5GB(2,150円)=4,300円
片方をベーシック:10GB(2,960)+0GB(1,250)+100=4,310円
②2人で契約、音声通話10GB&10GBの場合と20GB&ベーシックプランの場合
それぞれ契約:10GB(2,960)+10GB(2,960)=5,920円
片方をベーシック:20GB(4,750)+0GB(1,250)+100=6,100円
③3人で契約、データ10GB×3の場合と30GB×1、ベーシック×2の場合
それぞれ契約:10GB(2,260)+10GB(2,260)+10GB(2,260)=6,780円
残り2つをベーシック:30GB(5,450)+0GB(525)+0GB(525)+300=6,800円
4.データシェアの残量を確認する方法
『楽天モバイルSIMアプリ』をインストールしておけば、スマホでデータシェアの残容量を確認することができます。

おわりに
以上、楽天モバイルのデータシェアについてでした。
料金節約にはあまり効果がないので、あくまでグループ内で繰越分をシェアしたいときに追加するとよいと思われるオプションです。