スマホの処理性能を測る指標サイト『GeekBench』にて、2022年3月現在未発売のGoogleが発表予定のスマホ『Pixel 6a』のベンチマークが発見されました。
画像引用元:Chromeunboxed
Pixel 6aとPixel 6、Pixel 6 ProのGeekBenchのスコアは以下のとおり。
機種 | シングル | マルチ |
---|---|---|
Pixel 6a | 1050 | 2833 |
Pixel 6 | 1029 | 2742 |
Pixel 6 Pro | 1034 | 2756 |
『Pixel 6a』は、『Pixel 6』『Pixel 6 Pro』と同等のスコアを叩き出しており、Google開発のチップ『Tensor (第1世代)』が搭載されていることがほぼ確定しました。
Pixel 6a
https://browser.geekbench.com/v5/cpu/13177155
Pixel 6
https://browser.geekbench.com/v5/cpu/10489746
Pixel 6 Pro
https://browser.geekbench.com/v5/cpu/10141287
Pixel 6aの仕様
GeekBenchより、Tensorチップ搭載である他に、メモリは6GB、OSはAndroid 12を初期搭載であることが読み取れます。
- OS:Android 12
- コードネーム:bluejay
- チップ:Tensor
- メモリ:6GB(利用可能なのは5.43GB)
iPhone SE (第3世代)との比較
GeekBenchスコア
3月18日発売のAppleの廉価モデル『iPhone SE (第3世代)』はiPhone 13と同じA15チップ搭載です。GeekBenchのスコアは以下のとおり。
※iPhone 14,6はiPhone SE (第3世代)もモデル識別子
引用元:GeekBench
メモリは4GB RAM(うち3.78GB利用可)となっています。
OSが違うので単純比較はできないものの、やはりAppleのiPhone SEは処理性能高し。
価格とストレージ
価格については、iPhone SE 第3世代は64GBが57,800円、128GBが63,800円、256GBが76,800円。
Pixel 6aの価格は確報は現時点で無いものの、過去のPixel Aシリーズは、42,900円~60,500円で販売されていました。ストレージは4a 5Gや5a (5G)と同じく128GBになると言われています。
カメラ
また、iPhone SEがシングルカメラなのに対し、Pixel 6aはデュアルカメラです。
総合比較
処理性能はiPhone SE (第3世代)に優位性があるが、Pixel 6aは撮影や画質、ストレージ、処理性能それぞれ満遍なくスペックの高いバランスのよいスマホと言えそうです。5万円前後で販売されれば高コスパモデルといえるのではないでしょうか。
おわりに
Pixel 6aの発売日は2022年7月下旬に延長になったとも噂されているので、発売まで気長に待ちたいところです。
Pixel 6aと合わせて完全ワイヤレスイヤホンを買うなら、音質のいいSONYのLinkBudsかWF-1000XM4がオススメ。
※2022/5/12 2:00~(日本時間)のイベント『Google I/O』でPixel 6aが紹介されました。発売は2022年7月予定です。