画面割れiPhone 5sをフリマアプリで安く譲ってもらえたので、今回はじめてiPhone修理に挑戦してみました。
はじめは右上から稲妻が走ったように割れていた液晶ガラスが、
このとおり。
劇的ビフォーアフターBGMの脳内再生余裕ですね。端末はスペースグレイでしたが、フロントパネルはホワイトにしてみました。かかった費用はトータルで4,480円!(送料込、税込)普通に修理する場合の半額以下に抑えられました。
今は自分で修理してみての感想や注意点なんかをシェアしていければと思います。
※私が試してみてうまくいった方法を一例として掲載しています。当該情報に基づいて起こされた行動によって生じた損害・不利益等に関して、当ブログの関係者はいかなる責任も負いませんので予めご了承ください。
1.用意したもの/道具の解説
iPhone 5sを修理するのに使った部品や用意したものはコチラ。
交換用のフロントパネル(ホワイトは3,800円)とベッセルのドライバー(680円)です。これに加え『ピンセット』とヒートガン代わりの『ドライヤー』を用意しました。
これは購入せず家にあるもので代用しました。 家にない場合は用意したほうがいいです。(ピンセットはなくてもできるかも。ドライヤーは必須。)
1-1.EK 高品質 iPhone 5s タッチパネル 液晶パネルセット 修理パーツ付き
まず交換用の部品は必須ですね。Amazonで比較的評判の良かった『EK タッチパネル』を使いました。注文後3日でこんな感じの箱で届きました。
中身を空けるとパネルと工具一式入っています。
EKの交換用パネルの表と裏です。
中国製とのことなのですごい粗悪品がくるのではないかと心配していましたが、かなり質感の良いものが届きました。よかった。
また、工具はiPhone修理に必要な『吸盤』『星型ドライバー』『ヘラ』など同梱。
フロントパネルと工具一式を購入するときの注意点
Amazonで販売されている『iPhone 5s交換用フロントパネル』は無論Apple純正品ではなく、第3者が販売しているため、品質が低かったり、紛い物が販売されている可能性があります。
Amazonにて同商品を様々なショップが販売していますが、私は今回『STK SHOP』というところから購入しました。ショップの評価件数が多く、評価が高かったです。商品の安さだけではなく、販売するショップの評価を加味することを推奨します。
1-2.マイクロドライバー
上記の交換用フロントパネルにドライバーが同梱されているので、別途用意する必要はないのではないか、と思い付属のドライバーでiPhone 5sを解体していったところ以下の部分のねじを回すことができず積みました。
ベッセルマイクロドライバーを購入して続けてみたところ、力も要らずあっさり取り外し可能に。無事、必要なところまで分解できました。
うまい人であれば付属品のドライバーでできてしまうのかもしれませんが、力まかせにやるとねじを潰してしまう可能性もあるので、マイクロドライバーだけは別途用意することをおすすめします。
1-3.その他あると便利なもの
プライヤ型の『オープナー』や『オープニングツール』と呼ばれる工具があったら、iPhoneのフロントパネルを開けやすいかも。
吸盤だとまぁまぁ力が必要で、フロントパネルを開けた衝撃でホームボタンをつなぐコードを切断させてしまいそうになりました。私は今回購入しませんでしたが『オープナー』があると便利だと思いました。
2.iPhone 5sのフロントパネル交換の手順・注意点
道具一式揃ったらiPhone 5sを修理していきます。方法は様々なWebサイト、ブログ、動画で紹介されているのでここでは注意点やコツのみ紹介していきます。
2-1.iPhone 5s 修理手順の動画を見る
自分で修理.com というサイトが作った動画をYouTubeで見れます。この動画がかなりわかりやすかったので、これを見ながらやれば間違いないと思います。
⇒日本一分かりやすい iPhone 修理動画 iPhone 5s バッテリー 交換 | 自分で修理.COM - YouTube
ただし、動画の2:15~バッテリーのコネクタを外すという手順を説明されているのですが、私はこれを外さずにやってみたところ問題なく交換できました。
安全のため念のためにバッテリーのコネクタを外しておくということかと思います。
ちなみに、自分で修理.com というサイトでもiPhone修理用の部品・工具セットを販売していましたが、金額が少し高かったので買いませんでした(ごめんなさい)。もしかするとAmazonで買うよりもパーツの品質が高いという可能性はあるかもしれません。
2-2.うまくいかなかったところ
割れたパネルを外し、新しいパネルに交換して再度組み立てるところですが、フロントパネルと本体をつなぐ3つのコネクタがなぜかなかなかハマりませんでした。
一旦雑にはめてフロントパネルを閉じたところ、タッチスクリーンの右側少ししか反応しない状態に。
再度開けなおしてもう一度コネクタをしっかりつないだところうまくいきました。
なので、一回コネクタを接続できたと思ったら、
そのまま半壊半開の状態で iPhoneを起動して、タッチパネルが反応するか確かめるほうが効率良いです。
一旦フロントパネルを閉じてしまってから再度吸盤で開けるのはしんどいですからね・・・。
3.完成図
以上でiPhone 5sフロントパネルの交換完了!無事タッチパネルも反応してくれました!
ホワイトのフロントパネルにスペースグレイ黒のホームボタン、うん、いい感じ。
パネルの品質はiPhone純正品には敵わないため、液晶の画質やタッチ操作の感度が落ちるという記述が散見されましたが、iPhoneユーザーの方からみてどうでしょう?
旧液晶画面
交換後液晶画面
「画像ではよくわからない」?そ、そうですよね。私的にはあんまり違いはわかりませんでした。言われて見ればやや黄色味がかっている気はします。タッチ操作はスムーズなので今のところ問題なく使えています。
4.割れiPhoneを買って自分で修理をやってみる
今回の記事を見て「iPhone持ってないけど、割れiPhone修理をやってみたい!」ということであれば、万が一修復できなかったことを考えると、できるだけ安く購入したほうがいいと思います。
私の場合は流行りのフリマアプリ『メルカリ』で購入しました。割れスマホはジャンク品扱いをしてくれる人もいるので比較的安く譲ってもらいました。
個人相手ではなく中古スマホの専門店の方が安心できるということであれば、ショップはいろいろありますが、ムスビーというサイトでジャンク品(画面割れスマホなど)も取り扱ってます。
【白ロム・機種変更】携帯電話の「売りたい」「買いたい」はムスビーで!
そこそこ掘り出し物もあるイメージです。
安価に購入できれば、iPhone修理はリーズナブルでいい娯楽になると思いますよ。
おわりに
以上で用意した商品代は4,480円でした。パネルではなくフロントガラスのみ交換すればもう少し安くできますが、難度が上がるため今回はパス。交換の手間とパネルの品質を考えると通常どおり修理に出すのとそうコスパは変わらないかもしれません。割れiPhone修理は改造を楽しめる人向きです。
NexusやFireはカスタムROMを入れたりして主にソフト面で楽しめますが、iPhoneは交換部品が安いのでハードをカスタムして楽しめますね。あとはローズゴールド色のケースを付けてiPhone SEっぽく仕上げていきたいと思います。今日はこのへんで。