日本時間6/23午前2時から始まった『EU緊急首脳会議』。これはギリシャの支援を続けるか否かを決める会議ですが、ひとまず週内合意(今週までにギリシャを助けるか決めます)ということが決まったようです。
今後のスケジュールとしては、
・24日:ユーロ圏財務相会合にてギリシャ支援の大筋合意
・25日:EU首脳会議にて6月末の金融支援の期限延長の正式合意
となる予定。
やや前向きの見通しとなったためかギリシャ株は上昇。これを遠因として日経平均株価も前日比+381.23(+1.87%)と上昇(そこまで関係あるかどうかは不明)。いまのところギリシャの影響はかなり限定的なものとなっています。
為替・ユーロの動き!?
というわけで筆者も日本時間午前2時に為替の動きを見ていた訳ですが、相場動かないのなんの。激しい乱高下が見れると思っていましたが、まったくそんなことはありませんでした。
●ユーロドル
●ユーロ円
午前11時に数十pips下がってはいますが、日常で起こりうる範囲ですね。もうギリシャのデフォルト危機を材料に相場は動いていないということでしょう。
しかしまぁ、ギリシャ株価・日経平均株価は上昇したにもかかわらずユーロは下がるという面白い動きを見せてくれております。
今後の展開!?
ギリシャ支援策を週内合意するということなので、まだギリシャデフォルトの可能性が消えたわけではありません。
が、すでに織り込み済みの事象であまり市場に影響を与える材料でもなさそうですが、しばらく様子見することにします。