ビットコインなどの暗号通貨を預けたら金利をもらえるサービス『BlockFi』を使ってみたので、現在の金利や、このサービスの安全性について簡単に解説します。
現在の金利は公式サイトに記載のとおりです。
BlockFi:Crypto Interest Rates | BlockFi Interest Account (BIA) Rate
また、紹介コード(以下URL)経由でアカウント開設し、$100分(約1万円強)以上の入金をおこなうと$10分のBTCをもらえます。
→ https://blockfi.com/?ref=8c6e9e02
※筆者は暗号通貨市場の専門家ではありません。当該情報に基づく行動において不利益被ったとしても、当方では一切責任取れませんので、投資判断は必ずご自身でおこなってください。
BlockFiの安全性
BTCを預けると年利5%(2021年5月時点、複利)で運用できるBlockFiですが、一番怖いところはBTCなどの暗号通貨を預けた後「出金できない」とか「倒産した」とかで預けたものが帰ってこないリスクだと思います。
大切な資産を預けるリスクを負えるかどうか、しっかり吟味した上で判断しましょう。
※以下、全て2021年5月時点情報です。
出金までの時間
出金を申請し、1営業日はホールド、その翌営業日の8:00PM EST(日本時間午前10:00)と記載あり。実際にはそこからトランザクション確認がかかるのでもう数時間(ビットコインの込み具合に依る)かかります。
※BlockFi、出金申請画面
よくあるのは定期預金みたいに1年間引き出せない、とかのサービスです。
BlockFiの出金時間は普通の取引所と同じ水準。問題なし。
出金手数料・上限額
出金手数料は月1回まで無料。(すべての通貨、あわせて1回のみです)
それ以降の手数料とひと月あたりの出金上限額は以下のとおり。
BlockFiの出金手数料・上限額は問題なし。月1回無料は◎
ビジネスの実態がある
BlockFiのビジネスは、暗号通貨を担保に法定通貨を貸し出し、その金利差で儲けるというものです。
いわゆるポンジスキームと呼ばれるねずみ講であったり、「これからビジネスやります!」といって飛ぶみたいな詐欺ではありません。
暗号通貨を担保に法定通貨を借りる人がいるのか?という需要面について。例えば暗号通貨すべてを法定通貨に変えてしまうと多額の税金がかかってしまうため、法定通貨を借りて、金利差分だけ決済すれば節税になる、という場合もあるでしょう。
利子の調整
BlockFiは数ヶ月単位で利子を調整しています。
暗号通貨の変動幅や貸し手・借り手の受給によって利子を調整するのは当然のことなので、ひとつの信頼の指標になるかと思います。
BlockFi貸し出し利息の表の一部:https://blockfi.com/rates/
出資者の存在
BlockFiには、例えば以下のような会社が出資しています。
- リクルート:日本で有名なあのリクルート社
- coinbase:世界32ヶ国で暗号通貨取引所サービスをおこなう米大手企業
BlockFiの出資者の一部:https://blockfi.com/investors
どんな企業が出資しているか、これも一つの信用の指標になるかと思います。
SNSのアクティブ度
BlockFiは以下のようなSNSを運用しています。
- Twitter:10.5万人フォロワー
- YouTube:チャンネル登録者数5320人
- Facebookページ:7290人フォロワー
- Telegram
アクティブに情報を発信しているかどうか、を見れると思います。
ハッキング体制
BlockFiに預けた暗号通貨は、Geminiによって保管されています。 そして暗号通貨の95%をコールドウォレット、5%をホットウォレットで管理しています。
引用元:https://coincentral.com/blockfi-review/
保険体制
万が一ハッキングを受けた場合の保険も用意されています。保険会社はAonというところ。
安全性のまとめ
上記のような情報から、BlockFiの危険度はそこまで高くないサービスだと思っています。※あくまで個人の意見です。
日本の取引所のレンディングサービスよりは、非常に条件がよいですし。
紹介コードを使ったアカウント開設方法
以下URLよりBlockFiのアカウントを開設し、条件を満たすと$10分の暗号通貨をもらえます。
→ https://blockfi.com/?ref=8c6e9e02
条件は以下のとおり。
- 紹介コード有りでアカウント開設
- 100ドル相当以上の暗号通貨かステーブルコインを入金
- 来月第2金曜日に$10が配られるので、それまで100ドル相当以上分を保持
アカウント開設時の注意点
自分でアカウント開設してみたところ、特に難しいところはありませんでしたが、KYC(本人確認書類の提出)で少し手間取りました。
免許証かパスポートの写真を送ると自動で画像認識してくれるのですが、免許証だとなかなかOKにならなかったので、パスポートで提出することにしたところうまくいきました。
パスポートをお持ちの場合はそちらでKYCしたほうがスムーズかと思います。
レンダリングの開始の仕方
至ってシンプルで、BlockFiのアドレスに任意の暗号通貨もしくはステーブルコインを入金(deposit)するだけで勝手に金利が付きます。
入金しておくと毎日「○○$」という利息のレポートが更新されますが、実際に利息分が入金されるのは、毎月最初の営業日となります。
現在の受け取り金利は公式サイトをご参照のこと。
まとめ:放っておくだけでいいので楽
暗号通貨は税制が厳しく法定通貨やその他の資産クラスに変換しづらいところが難点ですが、BlockFiなら暗号通貨をそのまま運用できるのでお得です。
ただ先に述べたのようなリスク面は必ず考えておくべきところかと思います。あくまで投資はご自身の判断でおこなってください。