ファンレスノートPCの中でコスパが高いと人気のASUS名機『X205TA』を入手し数日経つので使用感なんかを簡単にレビューしておきたいと思います。
ASUSのファンレスノートPC『X205TA』の人気の理由は、
・3万円前後と価格が安い!
・12.8時間の長時間駆動!
・厚み17.5mmという驚異の薄さ!
・980gという1kgに満たない軽さ!
・eMMCのため起動が早く動作もそこそこ軽い!
・質感の良く高級感を出すデザイン!
大体こんなところです。
購入時はこんな箱で届き、
フタを開けるとこんなん。
本体と電源ケーブル類と説明書などが出てきます。
そしてWindows 10にして起動するとこんな感じ。結構おしゃれです。
閉じても本当に薄いですよね~。17.5mmですからね。
USB2.0が2口しかないのは玉に瑕。
X205TAレビュー
X205TAの見た目◎
期待以上です。
3万円前後のPCとは思えない高級感と触り心地。
これならスタバで使っても大丈夫だ、問題ない。
X205TAの軽さ◎
980gというのは本当に軽くて持ち運びたくなります。
500mlペットボトル2本より軽いってすごいですよね。
X205TAの充電持ち◎
充電ケーブルを外して2日くらい放置してみましたが普通に6割以上の充電が残ってました。
普段Nexusの充電の短さに慣れているのでどんだけ持つのかと感心。
X205TAの起動の早さ◎
さすがのeMMCだけあって十数秒で立ち上がります。
起動とシャットダウンにストレスがないところが◎
画像編集〇
GIMPは起動に若干時間がかかるもののふつうに動きます。
この記事記載の画像の編集もX205TA上のGIMPでやってみました。
画面が小さいのでどうしても作業スピードは落ちます。
Thunderbird◎
メーラー、特に異常なし。
これが3万円前後、ややもすると2万円前半で購入できるのでコスパは高いと思いますが、低スペック故に使いづらい点も多少あります。
ストレージが64GB!
X205TA初期モデルは32GBでしたが、人気機種となったためか64GBモデルが登場しました。
これで必要最小限のソフトウェアはインストールできるようになったかなという印象。
microSDやクラウドを併用する必要はありました。
メモリ2GB RAM!
メモリが少ないのでブラウザで複数のウィンドウやタブを開くともたつきます。
通常のブラウジングやアプリの起動時もひっかかることがあるので普段使いであっても微妙にストレス発生。
動画視聴△
読み込みは比較的スムーズであるも画質はあんまりよくなかったです。
音質はふつうにいいと思います。
動画編集×
とても無理。
ドライバの対応△
ドライバが対応していないことが多く、Windows 10にアップグレードすると初期設定画面では、
・タッチパッド ×
・キーボード ×
・サウンド ×
な状態に。
キーボードはスクリーンキーボードで何とかなるとしてもマウスは必須。
無線LANすら効かなくなる事例があるそうなので、その場合マウスとWi-Fiレシーバーをもってないと詰みます。
USBインターフェースが2つしかない!
Ubuntu 16.04をインストールしようとした場合、LiveUSBで一つUSBが埋まりさらにLive起動時は、
・無線LAN ×
・Bluetooth ×
・タッチパッド ×
・キーボード 〇
・サウンド ×
の状態になるのでUSBハブがないとどうしてもUbuntu16.04のインストールが進まない!
さらにUSBハブを使ってインストールを完遂し、ドライバ類を有効にしてもサウンドだけはならないというおまけ付き。前途多難。
おわりに
ちなみにこの記事はX205TAで書いてみました。
外出時専用のセカンドPCとしては十分に使える機種だと思います。
価格も安いので紛失・盗難してもまぁよいかと思える金額であるところもよいです。
ただ疑似Chromebookにほぼできなかったり、Ubuntuが完全に動作しなかったりともう一歩面白味がほしいので、今度HP新作ファンレスノートPCのStream 11-y000も試してみたいな~なんて思っています。4GB RAMモデルが34,800円(税抜)とか安すぎよね。