このページではWindows 10のデータ通信量を確認する方法や大容量mvnoの料金比較などを行います。(バージョン1607 / ビルド番号14393.693の例)[最終更新:2017年6月19日]
1.Windows 10でデータ通信量を確認する方法・手順
画面左下の『スタートボタン』を押し、『設定』をクリックします。
『データ使用状況』をクリックすると過去30日間のデータ使用状況を確認できます。(イーサネットは有線LAN接続時のデータ通信量)
*simカードを挿せるタイプのPCであれば「概要」と「関連設定」の間に『上限を設定』という項目が表示されているので、そこから通信量上限を設定したり、その後「使用状況の詳細」の右側に表示される『編集』という項目で、『バックグラウンドでのデータ通信を制限する』といった設定もできます(Source)。
また、『使用状況の詳細』をクリックすることでアプリごとの使用状況の確認もできます。
2.Windows 10でデータ通信量を節約する設定
外出先でテザリングやモバイルルーターを使ってノートPCをWi-Fi接続する場合、なるべくデータ通信量を節約したいところですが「Windows Updateの自動更新」や「オフラインファイルの自動同期」などで意図しない通信量の増加に見舞われる場合があります。
それを防ぐ簡易的な方法として『従量課金制接続』をONにする方法があります。
PCをWi-Fiに接続した状態で、『スタート』→『設定』と順にクリック。
『Wi-Fi』をクリックし『Wi-Fi(SSID)名』をクリック。
「従量制課金接続として設定する」という項目を『ON』にします。
これをONにすると、
・Windows Update で、優先度の高い更新プログラムだけが更新される
・Windows ストアからのアプリのダウンロードが一時停止される
・スタート画面のタイルで表示されていた情報の更新が停止する
・オフラインファイルが自動で同期されない
・Windows Updateで、ドライバーがインストールされない
※従量制課金の接続環境でない場合は、設定を無効にしてください。
このような状態になるので、データ通信量を節約できます。外出先などでデータ通信量を余計に増やしたくない場合に活用しましょう。
3.格安simの大容量プラン比較
ノートPCのデータ通信量がわかったところで、テザリング用として適したデータ通信量の格安simの大容量プラン料金を比較してみましょう。独断と偏見による優良企業3社です(というかIIJ系が好きなだけです)。(下記表全て税抜き表示、2017/6/19時点価格)
エキサイトモバイル |
イオンモバイル |
DMMモバイル |
|
---|---|---|---|
速度制限 | 高速通信なし/低速は3日間366MB | ||
データ繰越 | 翌月まで繰越可 | ||
初期費用 (パッケージ代) |
3,000円 | 3,000円 | 500円 |
データ10GB | - | - | 2,190円 |
データ12GB | - | 2,680円 | - |
データ15GB | - | - | 3,280円 |
データ20GB | 3,980円 | 3,980円 | 3,980円 |
データ30GB | 5,980円 | 5,380円 | - |
データ40GB | 7,980円 | 7,480円 | - |
データ50GB | 10,180円 | 10,300円 | - |
Source①:エキサイトモバイル / 速度制限 / 繰越
Source②:イオンモバイル / 速度制限 / 繰越
Source③:DMMモバイル / 速度制限 / 繰越
2017年6月現在はIIJmioやmineoといった人気mvnoも大容量プランをリリースしてきました。また、大手キャリア(docomo/au/softbank)の20GBは6,000円、30GBは8,000円なので通信速度を考えると大容量プランは大手キャリアで組んだ方がコスパ高いかもしれません。
この3社の他にも使い放題プランを提供するDTI SIMや大容量プランを提供する楽天モバイル、FREETEL、U-mobile、b-mobileなどがありますが、速度や安定性を考慮するとこれらの大容量プランは私的にあんまりおすすめしません…。
私の場合だとDMMモバイル15GBあたりがちょうど良さそう。DMMモバイルのみエントリーパッケージを取り扱っていたので、初期費用を抑えたい場合にご活用あれ。
100GBプランモバイルルーター
2017年6月現在、速度制限なしの100GBプランで3,980円のGWiFiなどコスパの高いモバイルルーターが頻出しています。解約金もかからないものもあるので、Wi-Fiルーターを持ち歩いてもよいならコチラを選んだ方が圧倒的にコスパが高いです。
おわりに
以上、PC(Windows 10)のデータ通信量確認・節約設定と格安sim大容量プラン料金比較でした。わりと外出用PCのデータ通信量くらいなら大容量プラン×スマホテザリングでルーターを持ち運ばずに済みそうですが、速度的にストレス溜まりそうです。
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