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WSLのUbuntu 16.04でPythonの仮想環境(venv)をつくるまでの流れ【Windows 10】

Windows 10のmicrosoftストアから導入したUbuntu 16.04(WSL)を使ってPython3の導入とvenvを使った仮想環境づくりをしてみたので流れをシェアします。

Windows 10にUbuntuを導入する方法については前回の記事をご参照のこと。

ahiru8usagi.hatenablog.com

Ubuntuのバージョンは16.04LTSでした(2018年4月時点)。

f:id:ahiru8usagi:20180405195650p:plain

1.Pythonとvenvをインストールする

最初にapt-getコマンドでPython3とvenvをインストールします。

sudo apt-get install -y python3
sudo apt-get install -y python3.4-venv

 

Python3のインストールができたら

python3 -V

でバージョンの確認とかしてみましょう。3.5.2でした。

f:id:ahiru8usagi:20180405195658p:plain

※一応ユーザー名は全部黒塗りで消してる。

2.venvで仮想環境をつくる

次のコマンドを実行します。

python3 -m venv [仮想環境名]

f:id:ahiru8usagi:20180405195707p:plain

特に何も反応はありませんが、カレントディレクトリ内にtestディレクトリが作成されました。今回testとしていますが仮想環境名はなんでもいいです。

ls test/

でディレクトリ内を見てみるとbin include libなどが確認できます。

f:id:ahiru8usagi:20180405195715p:plain

 

3.仮想環境に入る(アクティベート)

次のコマンドで仮想環境に入ります。

. test/bin/activate
※.(ドット)と引数の間にスペースを入れる

f:id:ahiru8usagi:20180405195724p:plain

user名の頭に(test)と表示されたら仮想環境にアクティベートしている状態です。

仮想環境内でPython 3の実行可。

f:id:ahiru8usagi:20180405195734p:plain

 

コマンドのパスはtest/binディレクトリ内を指しています。

which python

f:id:ahiru8usagi:20180405195744p:plain

仮想環境を抜け出す(ディアクティベート)

仮想環境を抜け出すときは、

deactivate

f:id:ahiru8usagi:20180405195752p:plain

頭のディレクトリ名がなくなったら抜け出せています。

 

4.インタラクティブシェルの起動

python

とのみ入力してEnterを押すとプロンプト(インタラクティブシェル)が起動。

f:id:ahiru8usagi:20180405195801p:plain

 

とりあえず四則演算とかで遊んでおきます。

f:id:ahiru8usagi:20180405195812p:plain

インタラクティブシェルから抜け出す

exit()

もしくはキーボードの

ctrl + D

でもとに戻ります。

f:id:ahiru8usagi:20180405195823p:plain

 

5.仮想環境を削除する

venvでつくった仮想環境を削除するときは

rm -rf [仮想環境名]

f:id:ahiru8usagi:20180405195831p:plain

ディレクトリまるごと削除でOKでした。

 

おわりに

Pythonの仮想環境作成まで非常にスムーズでした。

anacondaよりWSL?