PCとスマホをUSBで繋ぎ、PCでコマンドを打つことでスマホの設定を色々といじれてしまう『ADBコマンド』。『Android SDK Platform-Tools』をインストールすることで簡単にADBコマンドが使用できるようになります。
Windows 10(バージョン1703の例)での導入方法をシェアします。
1.Platform-Toolsインストール方法
まずはAndroid Studio公式ガイドからSDK Platform Toolsをダウンロードします。
SDK Platform Tools Release Notes | Android Studio
同意するに『チェック』を入れ『DOWNLOAD SDK PLATPROM-TOOLS FOR WINDOWS』をクリックします。
好きな場所に『保存』します。
zipファイルがダウンロードが完了したら『解凍』します。
フォルダ上で右クリックを押して『展開』や『解凍』をクリックしましょう。
フォルダの展開先を聞かれます。『参照』を押して自分のわかりやすい場所を指定し『展開(あるいは解凍)』をクリック。
解凍が終わると「platform-tools」という名称のフォルダが表示されます。
フォルダの中身はこんな感じです。
以上で『Platform Tools』のインストール完了です。
このままではまだADBコマンドは使えないので、次に「Pathを通す」という作業をやりましょう。
Platform Toolsのフォルダは後で使うので出したままにしておいてください。
2.Pathを通す方法
画面左下の『スタートボタン』を右クリックし、『システム』をクリックします。
画面右上の『システム情報』をクリック。※この画面がでなかった場合はこの工程をそのまま飛ばします
画面左の『システムの詳細設定』をクリックします。
『環境変数』をクリック。
「システム環境変数」の欄にある『Path』をクリックし『編集』をクリックします。
新しい画面が表示されますが、ここで先ほどのPlatform-Toolsのフォルダを表示させます。画面上のアドレス欄をクリックして『パス名をコピー』しておきます。※右クリック→コピーかCtrl + C
「環境変数名の編集」画面に戻ります。『新規』をクリック。
四角い入力欄が表示されるので、先ほどコピーしたPlatform-Toolsのパスを『貼り付け』して『OK』をクリック。
「システムのプロパティ」も『OK』を押して画面を閉じます。
以上でPathを通すこともできました。正常に設定できていればADBコマンドを使える状態になっています。
3.Pathが通っているか確認する方法
正常にadbコマンドが使える状態になっているかどうか確認するには、画面左下の検索ボックスで『cmd』と入力し、『コマンドプロンプト』を起動します。
adb
と入力しEnterキーをおします。
ずらずらっと文字が出てきたら正常にPathが通っており、ADBコマンドを使える状態です。
正常に設定できていない場合は、「adbは内部コマンドまたは外部コマンド、操作可能なプログラムまたはバッチファイルとして認識されていません。」などと表示されますので設定を見直してみましょう。
コマンドプロンプトを終了するときは、
exit
と入力してEnterキーを押します。
コマンドプロンプトが閉じます。
おわりに
以上でADBコマンドの準備完了です。
コマンドを使ってAndroidの機能をより楽しみましょう。
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