この記事では、Outlook.comでGmailをIMAP設定する手順を案内します。
前準備
GmailのIMAP機能を有効にしておく
GmailのIMAP機能を有効にしておきます。
無効の場合は、以下のGmailヘルプをご参照のこと。
→他のメール プラットフォームで Gmail のメールをチェックする - Gmail ヘルプ
【2段階認証導入済みの場合】Gmailのアプリパスワードを発行しておく
Gmailアカウントに2段階認証を導入している場合は、そのままのパスワードではIMAP設定ができません。
Outlook.com設定用の『アプリパスワード』を発行しておきましょう。手順は以下のとおり。
まずはGoogleアカウントにログインし、
→https://myaccount.google.com/
『セキュリティ』の『アプリパスワード』をクリックします。
『デバイスを選択』から『その他(名前を入力)』をクリック。
デバイス名の入力画面になるので「Outlook.com」などわかりやすい名前をつけて『生成』をクリック。
16桁のアプリパスワードが生成されます。この画面は開いたままにしておきましょう。
Outlook.comでGmailをIMAP設定するまでの手順
まずはOutlook.comにサインインします。
画面右上の『設定マーク』から『Outlookのすべての設定を表示』をクリック。
『メール』→『メールを同期』から『その他のメールアカウント』をクリック。
一番下の『アカウントを手動で構成する(POP、IMAP、または送信専用アカウント)』にチェックを入れて『OK』。
以下のような詳細設定画面が開くので、IMAP設定をしていきましょう。
- 表示名:(任意)
- メールアドレス:Gmailのアドレス(例:xxxxx@gmail.com)
- ユーザー名:Gmailのアドレス(例:xxxxx@gmail.com)
- パスワード:Gmailアカウントで発行したアプリパスワード(例:aaaabbbbccccdddd)
- メール保存場所の選択:(任意)
- 接続の種類の設定:IMAP/SMTP接続の設定
- 受信(IMAP)サーバー:imap.gmail.com
- 受信サーバーのポート:993
- 認証:Basic
- 暗号化:SSL
- 送信サーバーの選択:(任意)
- 送信(SMTP)サーバー:smtp.gmail.com
- 送信サーバーのポート:465
IMAP設定値 参考:https://support.google.com/mail/answer/7126229?hl=ja
全て入力できたら『OK』をクリック。
これでIMAP設定完了です。
Outlook.comの受信ボックスにGmailが追加されていることを確認しましょう。
- タグや子ディレクトリを作っている場合も反映されます。
- IMAP設定であるため、受信/送信メール・既読などの情報は同期されます。
- メール数が多い場合はメールの反映まで時間がかかる場合があります。
- IMAP設定したGmailを使って自分にメールの送信をし、送信/受信できるかどうか確かめてみましょう(届くまで1分前後かかる場合があります)
おわりに
以上、Outlook.comでGmailをIMAP設定する手順でした。
2段階認証設定している場合はアプリパスワードを発行してIMAP設定していきましょう。
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