Nexus 5にAndroid 6.0.1の月次セキュリティアップデートが降りてきたので、早速やってみました。バージョンはAndroid 6.0.1のままですが、ビルド番号は『MMB29K』から『MMB29S』に変わりました。
1.今回のアップデートの趣旨
Android 6.0.1の脆弱性に対するセキュリティアップデートです。AOSPの情報によると、下記表12点の脆弱性が修正されます。
参考:Nexus Security Bulletin - January 2016 | Android Open Source Project
2.アップデート前のメモリ消費量&ベンチマークスコア
それでは毎度御馴染み、アップデート前に『メモリ消費量』『ベンチマークスコア』を検証します。メモリ消費量の測定には『Android Assistant』を使用。Antutu Benchmarkは最近スコアが大きく変動するようになってしまっため、今回は『Geekbench 3』をCPUスコア検証に用いました。
・メモリ消費量:34%(636.76MB)
・Single-Core Score:877
・Multi-Core Score:2927
でした。
また、Geekbench 3でも他デバイスの平均スコアを見て比較することができます。
LG Nexus 5の平均値を少し上回るくらいのパフォーマンスをみせてくれました。
あと、アップデート前の端末情報はこちら。
それでは、アップデートを開始します。
3.セキュリティアップデート後のメモリ消費量&ベンチマークスコア
セキュリティアップデート完了です。5~10分くらいで終わりました。
再起動後のメモリ消費量とCPUベンチマークはこちら。
・メモリ消費量:43%(808.00MB)
・Single-Core Score:836
・Multi-Core Score:2664
ちょっとパフォーマンス落ちちゃいましたね。
端末情報はこちら。
ビルド番号以外に変化はありません。
4.今回のセキュリティアップデート変更点まとめ
・メモリ消費量:34%(636.76MB)→43%(808.00MB)
・Single-Core Score:877→836
・Multi-Core Score:2927→2664
・ビルド番号:MMB29K→MMB29S
となりました。今回私の環境では若干パフォーマンスが落ちてしまいましたが誤差の範囲といえるかもしれません。その他アプリ起動などは特に問題なしです。
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