自分のブログやサイトを常時SSL化(http→https)すると、混在コンテンツ(mixed content)のページが出てきます。ひとつひとつ修正をする必要がありますが、ページ数が多いと大変。
そこで今回は簡単に混在コンテンツとなっているページのURLを特定する方法を紹介します。500ページまでなら無料でチェック可。
1.HTTPS Checker起動までの流れ
混在コンテンツのURLを特定するのに今回は無料のソフト
HTTPS Checker Desktop App | HTTPS Checker
を使います。※exeファイルなどのプログラムファイルを使用するので信用しない場合はGithubなどでソースコードを拾って使うことを推奨。
OSはWindows / Mac / Ubuntuにそれぞれ対応していますが、以下、Windowsの例で解説します。
HTTPS Checkerにアクセスしたら『Download Free For Windows』をクリックします。
好きなところにファイルを保存。
ダウンロードできたら『HTTPSCheckerSetup.exe』をダブルクリックして起動します。
最初に登録画面が開きます。『名前』『会社名』『メールアドレス』をそれぞれ入力し確認事項同意に『チェック』を入れ『Register (登録)』をクリックします。※たしかconfirmメールは飛んで来なかったのでテキトーでいいかも。
起動すると以下のような画面になります。
2.混在コンテンツのあるページを特定する方法
混在コンテンツのあるページURLを特定したい場合は、『Mode』をクリックして、『Mixed Content Only』を選択します。
URL入力欄に『自分のサイト/ブログのドメイン』を入力し『Run』をクリック。
HTTP Checkerが自分のサイト内の混在コンテンツを検出してくれます。
結果が表示されました。無料版の場合500ページが上限となっており、上限に達したら自動で止まります。「Total Issues(混在コンテンツの数)」が表示され、混在コンテンツとなっているページのURLも表示してくれます。
さらに『Reveal』をクリックするとどの部分が問題であるかも表示してくれます。ChromeでF12→Consoleする手間が省ける。
それぞれの項目を修正し、再度チェックを行うと無事混在コンテンツ数は0となりました。簡単でしたね。
おわりに
混在コンテンツの数が多いと修正がかなり厄介ですが、URLが特定できるだけでかなり楽になります。できるだけ楽に常時SSL化を推進していきましょう。