2016年10月21日にAmazonにて電子書籍リーダーの新モデル『Kindle Paperwhite マンガモデル』が発売されることとなりました。
従来の機種と比べ容量が32GBと大幅UP!画面サイズは6インチのままで、ページめくりが高速化される『快速ページターン』『連続ページターン』機能に対応し、Wi-Fiモデルのみとなります。
購入メリットはあるでしょうか。
1.通常のKindle Paperwhiteとマンガモデルの比較
3.Kindle Paperwhiteマンガモデルで漫画を読むべきか
1.通常のKindle Paperwhiteとマンガモデルの比較
2016年10月19日現在、Kindle端末のラインナップはマンガモデルを加えて5機種となっています。
従来のKindle Paperwhiteと新機種Kindle Paperwhiteは『サイズ』『重さ』『デザイン』は全く同じ。異なる点は、
・容量が4G→32GB
・3GとWi-Fiモデル→Wi-Fiモデルのみ
・価格14,280円→16,280円
といったところです。
価格2,000円UPでストレージ32GBを足したいか足したくないかが判断基準となりそうです。
2.実はページめくり高速化は全ての端末で使用可能になる
あえてページめくりの高速化については比較しませんでした。
なぜなら実は10月末のアップデートにより、すべてのKindle端末にそれらの機能(快速ページターン/連続ページターン/ピンチ&ズーム)が追加されるからです。
(Source:Amazon - Kindle Paperwhite)
Kindle Paperwhite マンガモデルを発売日に買うことで先行して高速ページめくりを体験できますが、数日早いだけなのであまりお得感はないでしょう。
3.Kindle Paperwhiteマンガモデルで漫画を読むべきか
もう一度Kindle Paperwhite マンガモデルの特徴をおさらいすると、
・容量32GB(約700冊保存可)
・micro SD非対応
・高速ページめくりを数日早く体験できる
・価格は従来のKindle Paperwhiteより2,000円高い
・画面サイズ/重さ/デザインは従来のKindle Paperwhiteと同じ
・タブレットと比べてバッテリーが持つ(1日30分使用で数週間)
・タブレットと比べて画面が白黒、アプリインストール不可。
こういったところかと思います。
3-1.マンガモデルで読むべきケース
「タブレットやPCのKindleアプリよりも電子書籍リーダーKindleで漫画を読みたい。」
「容量4GBでは少なすぎる。多くの漫画を保存して持ち歩きたい。」
「バッテリー持ちがよい端末がよい。」
という場合はKindle Paperwhite マンガモデルを購入するメリットが出てくると思います。
3-2.マンガモデルは不要なケース
「充電持ち時間はタブレットくらいあれば十分。」
「6インチでは文字が読みづらい。絵が見づらい。」
「画面はカラーの方がいい。」
「32GBよりもっと多くの漫画を保存したい。」
ということであればFireタブレットかその他の方法で漫画を読んだ方がメリットが大きいと思います。
容量に関してはFire OS 5.1.4よりmicro SDカード(200GBまで)に対応したため、micro SD非対応のKindle Paperwhiteマンガモデルよりもたくさんの漫画を保存できるでしょう。
また、Fireタブレットには画面サイズが7インチ、8インチ、10インチのモデルがあるため、小さい文字や細かい描写も見やすいと思います。
関連記事:第5世代Kindle Fire(2015)の簡易レビューと最初にした設定 まとめ
おわりに
micro SD非対応なところがとてもおしいKindle Paperwhiteマンガ版ですが、約700冊を保存できてバッテリー持ちがよく軽いので、海外渡航中とかはわりと重宝するのではないかと思いました。私的には画面サイズがもうちょっと大きいほうがいいかな~なんて思ったり。