PCでWordやGmailの文章を入力しているときにたまにカーソルが青くなってしまい、文章の間に文字を入力しようとしたら文字が上書きされてしまうことはありませんでしょうか。
これを『上書きモード』といい、文章の間に文字を挿入しようとしても文字が上書きされてしまいとても不便になります。今回はこの『上書きモード』をいつもどおりの『挿入モード』にする方法を案内します。
1.『Insert』を押すことで上書きモードと挿入モードの切替ができる
1-1.Insertがそのまま配置してあるパターン
1-2.ファンクションキーの隣に配置してある場合
1-3.テンキーに配置してある場合
1.『Insert』を押すことで上書きモードと挿入モードの切替ができる
カーソルが青くなり入力した文字が上書きされてしまう『上書きモード』とカーソルが細いバーとなり文字と文字の間に文字を挿入できる『挿入モード』は『Insert』というボタンを1回押すだけで切り替えられます。
←こんなボタン(または"Ins"と省略されている場合あり)
キーボードによっては『Insert』ボタンは微妙な位置に配置されているのでそれぞれの切替方を見てみましょう。
1-1.Insertがそのまま配置してあるパターン
Insertキーがそのまま配置してある場合はそのまま押せば『上書きモード』と『挿入もード』を切り替えることができます。
1-2.ファンクションキーの隣に配置してある場合
ファンクションキー(F1~F12)の右側に小さく別の色で『Insert』と刻印されている場合があります。この場合はキーボード左下の『Fn』キーを押しながら『Insert』を押すことで『上書きモード』⇔『挿入モード』の切替可能です。
1-3.テンキーに配置してある場合
数字0~9と+や-、Enterなどが刻印された部分を『テンキー』といいます。『テンキー』には2つのモードがあり、数字を入力できるモードを『テンキーモード』、上下左右ボタンやPageUp、Home、Insertキーなどを押せるモードを『カーソルモード』といいます。
・NumLock(Num LKと略される場合あり)がONの場合⇒テンキーモード
・NumLockがOFFの場合⇒カーソルモード
(テンキーが独立している場合)
なのでNumLockをOFFにした状態で『Insert』キーを押せば『上書きモード』⇔『挿入モード』の切替ができます。
NumLockキーもそのまま押すだけでON⇔OFFの切替が可能ですが、ファンクションキーの隣にNumLockが配置されている場合は『Fn』キーを押しながら『NumLock』キーを押すことで切り替えできます。
おわりに
いかがでしたでしょうか。意図せぬ上書きモードの切替をやってしまった場合にご参照ください。私的には上書きモードはいらないと思っています。
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