現地時間2016年5月18日(日本時間で5/19 2:00~)、Google I/O 2016にてGoogleが新製品などの発表を行いました。発表内容は大まかには以下のとおり。
・Amazon Echoのような音声作動デバイス『Google Home』
・メッセンジャーアプリ『Allo』と動画アプリ『Duo』
・次期Androidの『Android N』
・Google VRとそのプラットフォーム『Daydream』
・ウェアラブルデバイスの『Android Wear 2.0』
・開発環境の『Android Studio 2.2』『Firebase』『Android Instant Apps』
・ディープラーニングをサポートする『Tensor Flow』
についてです。私的に面白いと思ったところをシェアしていきたいと思います。
1.音声で作動する置き型デバイス『Google Home』
一番最初にAmazon Echoの対抗品『Google Home』を発表。
こんな円柱形のデバイスです。
下の部分の色は自分でカスタマイズすることができて、リビングやキッチンに置いて使います。話しかけると色々してくれるデバイスです。
できることは主に質問検索や音楽再生、動画再生、タスク管理、アラームやライトのON/OFFなど。
Chromecastと連携できるっぽいです。話しかけると動作するところが面白そうでした。どのくらい希望通りのことをやってくれるのか気になりますが、ちょっとほしい。年内には発売する予定とのこと。
2.文字の大小で感情表現できるメッセンジャーアプリ『Allo』
2番目にメッセンジャーアプリの『Allo』とビデオ通話アプリ『Duo』の発表あり。
『Allo』は文字の大小で感情表現ができるのだとか。
(「Yay」がおおきくなったりちいさくなったりしてますね。)
画像に文字を簡単に書き込んで送信も可能。
あと発表中に『Duo』を使って会話するところや紹介動画が再生されていました。『allo』でWhatsappやmessengerに対抗、『Duo』でfacetimeの対抗をするようです。今後に期待。
3.マルチタスク、マルチウィンドウに対応する『Android N』
次期Androidの『Android N』の新機能やパフォーマンスについての解説もありました。
『Android N』のパフォーマンスとしては、アプリのインストールは75%早くなり、コンパイル済みのコードは50%減。
セキュリティについては、より多くのアプリのチェックとより多くのアップデートを加えるぜみたいなことを言ってたと思います。
新機能としては、『Android N』は『マルチタスク』『マルチウィンドウ』に対応。
画面上で動画を見ながら、画面下でメモ(Keep)を使ったりしてますね。画面の大きいタブレットは特に重宝しそう。
あと絵文字も増えるそうです。More Emoji !
4.Google VRとそのプラットフォーム『Daydream』
ダンボールではないGoogle VRの様相も明らかに。新しいVRヘッドセットのイメージはこんな感じ。
コントローラーも付くようです。
Google VR用のプラットフォームは『Daydream』というナイスなネームであり、ホーム画面はこんな感じ。
静止画だとわかりづらいですが、VRなのでもちろんまわりを見渡せます。
ちなみにコントローラーをどうやって使うかというとこうやって、
手首を、
傾けて、
使います。
ゲーム以外にもストリートビューができると紹介をされていました。発売は2016年秋予定。
おわりに
こんな感じでした。
Google Homeは価格次第ですがたぶん買うかも。あとマルチウィンドウ面白そうですね。Android Nも楽しみです。
あと筆者は英語不得意ですが英語が得意であれば海外のリアルタイム更新ブログとかの方がわかりやすいかも。リンク貼っておきます。
http://www.wired.com/2016/05/google-io-2016-liveblog/