健康第一ですが突発的に病気してしまうことはあります。
お薬代も結構高くなってしまいがちですが、ジェネリック医薬品希望シールを保険証・おくすり手帳に貼って安いお薬(効果は同じ)を処方してもらう方法を案内。
1.ジェネリック医薬品希望シールの使い方
ジェネリック医薬品希望シールはこれです。私も先日手に入れました。
<表>
<裏>
シールには「ジェネリック医薬品を希望します。」と記載されています。
使い方は簡単。
健康保険証
小さい方のシールは健康保険証右上の日付の下や左上の「健康保険」と表記されているところの下にシールを貼れるちょうどいいサイズの空白があるのでそこに貼ります。
お薬手帳
大きい方のシールはお薬手帳の表面の空白部分に貼ります。
これを貼っておくと病院や薬局で薬をもらうときにジェネリック医薬品を処方してもらえる可能性が上がるので、お薬代が安くなるというわけです。
ただし、
①その病院や薬局にジェネリック医薬品の在庫がない
②その薬にジェネリック医薬品が存在しない
③処方箋でジェネリック医薬品への変更不可と明記してある
などの場合は無論ジェネリック医薬品は出してくれません。
口頭で希望を伝えてもOK
病院や薬局で口頭で「ジェネリック医薬品があればそれを使いたい!」と希望すれば出してくれると思いますが、病気のときって声出すのもツライときありますからね(汗)。保険証やお薬手帳に貼っておいたほうが楽でいいと思います。
2.ジェネリック医薬品とは?
新たに製造・発売された薬『新薬 (先発医薬品)』には特許期間があり、その特許期間は出願してからおよそ20年〜25年だそうです。
新薬の特許が切れたあとにそれを製造・販売した会社とは別の会社が模倣して作るのが『ジェネリック医薬品(後発医薬品)』。同じ有効成分で作るので研究費用が抑えられ、価格は新薬の2〜7割程度で販売できるというわけです。
他社が作るので薬の製造工程が異なったり味・形・大きさ・においが異なる場合がありますが、すべての薬は厚生労働省が審査し、新薬同等と承認したもののみジェネリック医薬品として販売できるので、効能は申し分ないと言えるでしょう。(参考)
なのでジェネリック医薬品は効果は新薬同等で安いというお得なお薬なわけですね。でも高いお金を出して買った薬のほうが治る気はしますけどw(プラシーボ効果)
3.ジェネリック医薬品希望シールの入手方法
ということで新薬じゃなくても構わないということであればジェネリック医薬品を希望しておいたほうがお得です。入手方法はいくつかあります。
3-1.健康保険証に同封されている
社会保険などの健康保険証と一緒に『ジェネリック医薬品希望シール』が同封されている場合があります。そのまま貼ってしまいましょう。
3-2.厚生労働省に郵送してもらう
下記宛先(厚生労働省)に必要事項と『ジェネリック医薬品希望シール』発行希望の旨を書いて送れば、郵送してくれます。
リーフレット、シールをご希望の方にお送りいたします(1回につき各100部を上限といたします。)。
ご希望の方は、(1)お名前、(2)お送り先、(3)希望するもの及びその部数、(4)使用目的をご記載のうえ、メール又はファックスをお送りください。
(E-mail:generic@mhlw.go.jp、経済課FAX:03-3507-9041)
3-3.PDFをダウンロードしてプリントアウトする
厚生労働省HPの
http://www.mhlw.go.jp/bunya/iryou/kouhatu-iyaku/dl/140319.pdf
にアクセスすると『ジェネリック医薬品希望シール』のPDFファイルをダウンロードすることができます。
印刷して切り取って保険証・お薬手帳に貼っつけましょう。
おわりに
健康でいるのが一番ですが万が一病気してしまった場合はジェネリック医薬品でリーズナブルに治療していきましょう。