Android 10ではアプリの位置情報の権限を以下3つから選択できるようになりました。
- 常に許可
- アプリの使用中のみ許可 ←new!
- 許可しない
アプリごとに位置情報の権限を変更する手順を案内します。
※画像はPixel 3、Android 10、ビルド番号QP1A.190711の例です。端末やバージョンにより画面遷移が異なる場合があります。
アプリごとの位置情報の許可をオン/オフに設定する手順
『設定』を開き、『位置情報』をタップします。
『アプリの権限』をタップします。
この画面では、位置情報取得の許可を与えているアプリ一覧が表示されています(常に許可/アプリの使用中のみ許可/許可しない、の順)。
位置情報の権限を変更したいアプリをタップします。
ここで位置情報の権限を変更することができます。好みの設定に変更しましょう。
※Android 9 Pie以前のバージョンでは、位置情報の許可のON/OFFの切替のみ可能で、「アプリ使用中のみ許可」の選択肢はありませんでした。
最近使用したアプリから位置情報権限を変更する方法
最近使用したアプリから位置情報権限を変更するには、マルチタスク画面を開き、画面上中央の『アプリのマーク』をタップします。
関連記事:【Android 10】ジェスチャーナビゲーションの切り替え方と使い方(ホームボタン・戻るボタン・タスクボタンがない) - あんりふ!
『アプリ情報』と表示されるのでタップ。
『権限』をタップ。
アプリに許可/不許可している権限一覧が表示されます。
『位置情報』をタップ。
この画面で位置情報の権限を変更することができます。好みの設定に変更しましょう。
通知から位置情報の権限を変更する方法
バックグラウンドで位置情報を取得しているアプリが合った場合、通知が届くようになりました。通知をタップすることで、位置情報の権限を変更することができます。
位置情報を取得されたくないアプリに気づきやすくなりました。
おわりに
個人情報収集への規制が年々強まる中、Android 10では位置情報の権限設定がより細かに設定できるようになりました。
気になる場合は、位置情報権限を「アプリの使用中のみ許可」あるいは「許可しない(アプリが正常に動作しない場合があります)」に設定しておきましょう。