※2015/1/11時点の記事で内容が古くなっています。過去の情報としてご照覧ください。
au系格安simのmineoが2015年2月から値下げを行うようです。
最安はデータ通信のみのプラン『シングルタイプ』で918円/月(税込)のようです。
2015/2~の新料金表は下記参照。
高速通信1GB+音声通信で1,576円/月(税込)なので、
やはりdocomo系の格安simには料金で及ばないといったところですね。
VoLTEが普及しつつあるといえども、3Gの通信方式が違う端末を持つのもツライ。
mineoの費用
ただし、docomoへMNPをしたいが、au/softbank/y!mobileの電話番号を持っていない場合は、
mineoを利用してMNP弾を作るのには役立ちそうです。
mineoのMNP転出にかかるトータル費用も計算してみました。
新規契約事務手数料 | 3,000 |
MNP転出料 | 2,000 |
解約金(1年未満の解約) | 9,500 |
通信料1ヶ月分 | 1,460 |
合計 | 15,960 |
合計(税込) | 17,236 |
1ヶ月でMNP転出するとすれば17,236円とややコストがかかるが、
現状のキャッシュバックでカバーできうる範囲だろう。
UQ mobileの費用
また、もうひとつのau系格安simである『UQ mobile』で
MNP転出したときのトータル費用も計算してみた。
新規契約事務手数料 | 3,000 |
MNP転出料 | 3,000 |
解約金(1年未満の解約) | 9,500 |
通信料1ヶ月分 | 1,680 |
合計 | 17,180 |
合計(税込) | 18,554 |
完全にmineoの劣化バージョンみたいな金額が出ています。
1ヶ月で即MNPするとして18,554円といったところですね。
筆者がMNPを試したわけではないので、実際ではなく理論上の費用になります。
また、ブラックリストのようなリスクもあるため、Web検索でかなり調べましたが、
mineo及びUQ mobileを実際に即日MNPにしたといったような事例は見当たりませんでした。
ブラックリストについて触れているのは下記の記事くらいでしたね。
【MNP弾】auのMVNO mineoを弾にする費用を計算してみる。需要は微妙かもしれない。 | 真紅のモバイル生活(改)
また、mineoやUQ mobileで何回線まで同時に開通できて、
何回線まで同時にMNPできるのか、といったところの詳細も不明です。
キャッシュバックや一括0円は少なくなり、格安simも出てきている今、
あえてブラックリストのリスクを犯してまで携帯電話の回線を増やそうと
考える人は少ないということでしょう。
au系格安simで即MNPする場合は、料金体系をよく理解し、自己責任にて実行しましょう。
auプリペイドの費用
また、auの端末(よほど古くない限りはガラケーでも可)を持っていれば、
auプリペイドを契約することで、若干安く回線を増やすことができます。
プリペイド契約手数料 | 4200 |
チャージ料 | 6000 |
MNP手数料 | 2100 |
合計 | 12300 |
合計(税込) | 13284 |
13,284円でいけそうですが、こちらはmvnoではなく通常のauの回線での契約になるため、
即MNPをするとブラックリストになる可能性濃厚です。
90日(3ヶ月)以上保有しておけばその可能性は低くなるということですが、
au側の運用ルールにもよるでしょうから、確実ではありませんのでご注意下さい。
<まとめ>
・mineoは17,236円、UQ mobileは18,554円でMNP転出できる。
・au系simはdocomo系simに比べてどうしても見劣りする。
・au端末があればauプリペイドを利用できるが必ず90日以上寝かすこと。
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2/11追記
au系SIMの使い道はやはりdocomoへのMNP!
docomo以外(au/softbank/Ymobile)へのMNPであれば、
docomo系SIM(so-net等)を使った方が安くMNPできます。
docomoへのMNPで安く契約する方法は次記事参照。
また、docomo系SIMで作るMNP弾の総費用試算記事はコチラ↓
mineoの開通実践。