※2015/1/5時点の記事です。現在docomoでは、データプラン(ルーター)に変更すると月々サポートが付かなくなるという条件になりました。過去の情報としてご照覧ください。
前回の記事でdocomo携帯の3円運用の方法を説明しましたが、
家族2名で10台を全て一括0円という実現の難しい内容での試算でした。
今回は、1人で2台持ちすることで月額費用を格安simより安くする方法をご案内します。
docomo2台持ちを試算してみた結果
結論からいくと、
1、電話カケホーダイ
2、docomoのメールが使える
3、4G LTEの高速通信が使える
前提条件:他社番号からiPhone5s x 2台にMNP
という内容で、月額2808円(税込)でした。
内訳やプラン詳細は下記の通りです。
1台目 | 2台目 | |
カケホーダイ | 2700 | |
データSパック | 3500 | |
spモード | 300 | |
データプラン(スマホ/タブ) | ||
データプラン(ルーター) | 1200 | |
シェアオプション | 500 | |
合計 | 6500 | 1700 |
合計(税込) | 7020 | 1836 |
月々サポート | -3024 | -3024 |
3996 | -1188 | |
総計 | 2808 |
spモードをはずす(docomoメールいらない)とか
eビリング割引(領収証いらない)とかを適用すると、
月額2444円(税込)まで下げることが可能かと思われます。
これは同じ4GのLTE通信ができる格安simの
『BIGLOBE LTE・3G 音声通話SIM エントリープラン』
で一月に25分電話をかけたときと同じ金額になります。
・エントリープランの月額1800円(税別)→1944円(税込)
・biglobeアプリでの音声通信:10円/30秒→20円 × 25分→ 500円
∴1944+500=2444円/月(税込)
格安simの場合は、新しい端末をつけるとdocomo2台持ちをするよりも
月額料金が上がってしまうので、ここでも攻略の要は一括0円と月々サポートになります。
・docomoの端末をすでに持っており、あれこれ考えるのが面倒臭い人は格安sim。
・新しい端末が欲しいが月額料金をなるべく安く済ませたいという人は、docomoのスマホ2台持ち。
・家族で多くの端末を管理できるのであればシェアプラン
といった選択肢になるかと思います。
ここでdocomoのプランに関する素朴な疑問に答えるコーナー。
Q1:そもそもカケホーダイ(2916円)-月々サポート(3024円とか)で
0円運用できるんじゃないの?
A1:月々サポートの適用条件というものがあり、音声通話だけの契約では
月々サポートが適用されません。
適用するためにはデータプランやシェアプラン、シェアオプション等の加入が
必要です。
Q2:MNPする前の他社(auやsoftbank、y!mobile)番号とかもってないけど、
どうしたらいい?
A2:au系格安sim(UQモバイルやmineo)で番号を作る方法があります。
docomo系の格安sim(現状ほとんどがこれ。Biglobeやso-netなど)を
docomoにMNPしようとすると断られたり、CB額が減額になる可能性が高いそうです。
ただ、契約直後にMNPするとブラックリストに入る可能性があるので
事前に調べておきましょう。
Q3:今、docomoのスマホ持ってんだけど
A3:現在の電話番号をメインスマホで使いたいなら格安simにMNPすべきかもしれません。
他社で0円維持出来るのは、auのGRATINAとsoftbankの108SHくらい。
後者に関してはsoftbankなので何かしら料金が加算される可能性大。
両者共にガラケー。
docomoスマホ2台持ちでは、1台で電話/メール/高速通信ができるので、
もう1台は寝かせておけますが、ガラケーにメインの電話番号を移してしまうと
どうしても端末を2台持ち運ぶ必要が出てくるので2台持ちに抵抗のない人向け。
以上より、格安simかdocomo2台持ちあたりが、
一人で現実的な通信費用節約方法になってくるかと思います。
月々サポートの金額が減るとかいうリスクもありますし。
にしてもこういう計算って楽しいですね。ではでは。
注:あくまで管理人の計算結果です。実際にこの金額になるとの確約はできかねます。