(※2015/1/3時点での記事です。過去の情報としてご照覧ください。)
私のスマホが近日2年縛りの呪縛から解放されるので次こそはなるべく安く契約する方法を検索していました。
調べた結果、家族2名でスマホ(Xperia Z3 SO-01G)を10台持てば月々3円で使用できそうです。
使用方法は、
・10台のうち2台は通話無料(カケホーダイ)。
・高速通信は10台で10GB使用可能。
・他8台は使用しない。
MVNO(格安sim)よりも格安かつ好条件ですね。
本来は通常の契約でこうであるべきですが。
あくまで実際に契約してみた訳じゃないので、理論上可能そうであるという話です。
餅の絵を描いてますね、正月だし。
ということで今回はやや初心者向けにスマホ料金を安くする方法を解説してみます。
Xperia Z3 SO-01Gを10台契約する場合の維持費
ではまず実際のプランと料金をみてみましょう。
1台目 | 2台目 | 他8台 | |
カケホーダイ | 2700 | 2700 | |
シェアパック10 | 9500 | ||
spモード | 300 | 300 | |
データプラン(スマホ/タブ) | |||
データプラン(ルーター) | 1200 | ||
シェアオプション | 500 | 500 | |
合計 | 12500 | 3500 | 1700 |
合計(税込) | 13500 | 3780 | 1836 |
月々サポート | -3618 | -3618 | -3618 |
9882 | 162 | -1782 | |
総計 | -4212 |
総計-4212円になってる…ということは毎月4212円もらえちゃう!?
なんてそんなことはなく、0円を下回った場合は、
0円にユニバーサルサービス料が足された3円/月の料金になります。
攻略の要はやはり『月々サポート』と『一括0円』。
他社(au・softbank・y!mobile等)からMNP(番号引き継ぎ)でdocomoと契約すると
「他のキャリアからdocomoに来てくれてありがとう!」と言われ、
スマホ端末代の割引(月々サポート)が増えます。
そして、携帯ショップの看板に書かれていたりする『一括0円』。
通常スマホの端末代は6~7万円とか実はかなりの高額なんですが、
「これを0円であげちゃいますよ!」っていうのが『一括0円』です。
なので、一括0円で契約すると端末代がかからない。この時点すごいお得ですね。
たとえ一括0円でスマホをもらったとしても、月々サポートはなぜか適用され、
月々の料金からスマホ代の分割された金額が引かれるのです。素晴らしい。
加えて最安のプラン。データプラン(ルーター)+シェアオプションにすると、
(1836円-月々サポート)になるため月額の料金がマイナスになります。
ex)データプラン(ルーター)1296円 + シェアオプション540円 - 月々サポート(iPhone5S)3024円 = -1404円
合算請求となるため、他の携帯代からこのマイナス分が引かれるので、
メインで使うスマホ以外にたくさん一括0円で安いプランのスマホを持ったほうが
月額料金が安く済むという現象が起きるという訳です。
ただし、同じキャリア(docomoならdocomo)の回線は1人あたり5回線までしか持てません。
そこで、家族2人で協力して多くの回線を契約し、合算請求することでスマホ代を安くしていくのです。
しかしそもそも「電話番号を2人で10個も持ってね~よ」と思われるかもしれません。
docomoにMNPするための番号を作るには、auかsoftbank、y!mobileで先に契約する
必要がありますが、即座にMNPしたりするとブラックリストに登録され、
再びそのキャリアで契約することができにくくなります。
そこで出てくるのが昨今話題の格安sim。
b-mobileやso-net モバイルLTEという格安simなら電話番号を作り、早めにMNPをしてもブラックリストには入りません。(あくまで2015年1月3日現在で調べた結果です。今後方針変更の可能性もあります。)
しかしこれらの格安simは、『docomo系格安sim』と言われ、docomo回線から周波数を
借りてsimを出している業者なので、上記のsimからdocomoにMNPすると断られたり、
契約条件が悪くなるというのが一般的なようです。
よって、au系simである『mineo』や『UQ Mobile』を用いてdocomoにMNPをする方がベター。
前者は現在のところブラックリストに関する情報はありません。
後者は2014/12/18にサービス開始。2015/1/3現在では情報不足しております。
現在持っている携帯と合わせて格安simを利用して2人で10回線分の電話番号を作って、MNPをする。
とどのつまり下記のようにプランを組めば、月々サポートの金額によっては3円運用が可能です。
・1台目:カケホーダイ+シェアプラン10(docomoメールを使いたいならspモードを付加)
・2台目:カケホーダイ+シェアオプション(docomoメールを使いたいならspモードを付加)
・3~10台目:データプラン(ルーター)+シェアオプション(月額料金を抑えるためだけに契約するスマホ)
冒頭のExcelの表は、Xperia Z3 SO-01Gの月々サポート料金を参考にしていますが、
このSO-01Gの一括0円の案件がとにかく少ない!
2月あたりに出てくる可能性がありますが、現在はiPhone5sなどの一括0円案件が多めです。
iPhone 5Sを10台契約したときの維持費
ちなみに10台全てiPhone5s(月々サポート3024円)の一括0円で契約できた場合は、1728円/月になります。
1台目 | 2台目 | 他8台 | |
カケホーダイ | 2700 | 2700 | |
シェアパック10 | 9500 | ||
spモード | 300 | 300 | |
データプラン(スマホ/タブ) | |||
データプラン(ルーター) | 1200 | ||
シェアオプション | 500 | 500 | |
合計 | 12500 | 3500 | 1700 |
合計(税込) | 13500 | 3780 | 1836 |
月々サポート | -3024 | -3024 | -3024 |
10476 | 756 | -1188 | |
総計 | 1728 |
こういった感じで、安く抑えることが可能ですので、2年縛りから解放されるときに
検討してみてはいかがでしょうか。
注意点その1)携帯ショップによって、一括0円が適用される条件が異なります。
アプリの加入やクレジットカードを作るなど月額料金が上乗せされる場合がありますので、
事前に直接ショップに問い合わせること必須です。
注意点その2)格安simを即MNPしてもブラックリストになる可能性は現在低いですが、
変化の早い携帯業界ですので、いつ方針変更になるかわかりません。
注意点その3)素人目から見ても複雑な携帯プランですが、ショップの人やコールセンターの
人が契約を間違う人的リスクもあります。契約時の書類は必ず保管し、プランの内容を
出来る限り理解しておきましょう。