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中古スマホを格安sim運用するときに失敗しない方法!?ネットワーク利用制限やsimロックなど。

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格安simも徐々に知名度があがってきた今日この頃ですが、格安simと同時に格安スマホも買うと若干月額料金があがってしまいます。そこで今回は、今持っているスマホを新しいものにしたいけど、スマホ代を安くしたいという人向けに、今使っているスマホをそのまま使う、または中古スマホを買って運用するという方法を伝授したいと思います。しかし、中古スマホと格安sim、別々に契約&購入すると、(特にスマホ本体の方に)結構落とし穴があるので、慎重に調べていきましょう。(最終更新2016/1/24:記事内容添削)

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1.格安simの料金!?

simカードとは、スマホに挿さってるチップのことで、格安simとは月額料金の安いsimカードのことです。このsimカードをスマホに挿すと、どこでも電話やネットが使えるようになります。

f:id:ahiru8usagi:20150721220448j:plain←画像左上みたいなチップ挿さってるよね!

docomoやau、softbank、Y!mobileではスマホにsimカードが装着された状態でセット販売していますが、最近はMVNOと呼ばれるsimカードを単独で販売する業者も増えてきました。一例として下記のようなところ。

・IIJmio:月額972円(税込)~

・Nifmo:月額756円(税込)~

・楽天モバイル:月額567円(税込)~

ご覧のとおり月額料金が格安ですね。docomoとかで普通に契約すると月1万円とか平気でかかりますし。

MVNOには、データ通信のみ(ネットとかLINEしかつかえない。LINEの無料通話とかはできる)のsimカードもあれば音声通話付(ネットやLINEに加え、普通の電話もできる)のsimカードもあります。

また、MVNOでは格安simだけでなく格安スマホも同時に販売しているところがほとんどなので、これを合わせて買ってしまえば、月額料金を今の半分以下に抑えることができます。はい、おしまい。

 

しかし!

ここであえてsimカードのみを契約し、お気に入りの中古スマホを買って使いたいんだ!(もしくは今使っているスマホをそのまま使いたい!)という人には、続きがあります。

2.どのsimカードでも挿せばいいってもんじゃない!?スマホとsimカードの相性チェック

docomo、au、softbank、Y!mobileから出ているスマホには『simロック』なるものがかけられており、『simロック』がかけられていないスマホを『simフリー』と呼んだりします。

2-1.simロックがかかっているスマホで使えるsimカード

『simロック』がかかっている場合、スマホとsimカードが同じキャリアでないと使用できません。docomo/au/softbank/Y!mobileの店舗で購入したスマホのほぼ全てにこの『simロック』はかかっています。

●docomoスマホの場合

⇒docomoのsimカードもしくはdocomo系格安sim(IIJmio/mineo/楽天モバイルなどなど)だけ使える。

●auスマホの場合

⇒auのsimカードもしくはau系格安sim(mineo/UQ mobile)だけ使える。

●softbankスマホの場合

⇒softbankのsimカードだけ使える。

●Y!mobileスマホの場合

⇒Y!mobileのsimカードだけ使える

現状、格安simのほとんどがdocomo系です。au系格安simは『mineo』と『UQ mobile』の2社だけ。softbankとY!mobileの格安simは未発売。よって、simロックがかかっているスマホの場合、docomoスマホであればdocomo系のお好きな格安simを。auスマホであれば『mineo』か『UQ mobile』の格安simを。softbankかY!mobielの中古スマホを買ったら、格安simなし!softbankかY!mobileで持込契約するしかない!となります。

2-2.simロック解除後のスマホの場合

simロックのかかっていない『simフリースマホ』には、2種類あります。①元々simロックがかかっていないスマホ、と②docomoやau、softbank、Y!mobileのスマホだったが『simロック解除』という手続きをしたものです。『simロック解除』をすると、格安simの選択肢が若干増えます。下記のとおり。

●docomoのAndroidスマホの場合

・docomo系格安sim⇒使える。

・au系格安sim⇒ネットだけ使える(普通の電話ができない)。

●docomoのiPhoneの場合

・docomo系格安sim⇒使える。

・au系格安sim⇒ネットだけ使える(普通の電話ができない)。

●auのAndroidスマホの場合

・docomo系格安sim⇒ネットだけ使える(普通の電話ができない)。

・au系格安sim⇒使える。

●auのiPhoneの場合

・docomo系格安sim⇒使える。

・au系格安sim⇒使える。

●softbankのAndroidスマホの場合

・docomo系格安sim⇒使える。

・au系格安sim⇒ネットだけ使える(普通の電話ができない)。

●softbankのiPhoneの場合

・docomo系格安sim⇒使える。

・au系格安sim⇒ネットだけ使える(普通の電話ができない)。

●Y!mobileのAndroidスマホの場合

・docomo系格安sim⇒使える。

・au系格安sim⇒ネットだけ使える(普通の電話ができない)。

おおまかにはこのようになります。

2-2-1.simロック解除をしてもau系格安simで通話ができない理由

au系格安simカードで通話ができない理由は、docomo/softbank/Y!mobileとauの音声通信方式は違うから。(前者はW-CDMA、後者はCDMA2000)。なので基本au系simはau端末でしか使うことができません。しかし、auのiPhoneだけはW-CDMAとCDMA2000両方に対応しているらしく、docomo系simでもau系simでも通話ができるらしいです。(未実験。)

2-2-2.スマホの対応周波数の問題

また、ひとくちに携帯の電波と言っても、キャリア(docomo/au/softbank/Y!mobile)各社それぞれ周波数帯が異なるので、他社のsimカードを挿しても快適に通信ができる補償はありません。スマホがキャッチできる周波数とキャリアの発信している周波数が全く一致していない場合、電波を拾うことができないので、つながりません。基本的には同じキャリアの同じスマホでないと通信できないと思っていたほうが無難です。

2-2-3.softbankとY!mobileスマホのsimロック解除

softbank/Y!mobileのスマホは格安simがないため、simロック解除の価値が高いですが、docomo系simが動作するという補償はないので、softbank端末を買う場合は事前にスマホの対応周波数などを調べておきましょう。(余談:softbankはY!mobileのことを格安simであると位置づけていますが、厳密には格安simではありません。周波数帯も異なります。)

2-3.simフリースマホの場合

元々simロックがかかっていなかったスマホです。いわゆるAPPLEストアで購入したiPhoneやGoogleストアで購入したNexus、その他ASUSやFREETELなどメーカーのサイトから直接購入したスマホです。

●simフリースマホの場合

・docomo系格安sim⇒使える。

・au系格安sim⇒ネットだけ使える(普通の電話ができない)。

simフリースマホの場合も基本的にはdocomo系格安simを使います。auの通信方式CDMA2000は世界的にも少数派であるため、simフリースマホは基本的にdocomo/softbank/Y!mobileの通信方式W-CDMAを採用しています。

 

格安simがそのスマホで実際に動作するかどうかは格安sim業者のホームページに記載されています。(例⇒auプラン(Aプラン)動作確認端末一覧 | mineo(マイネオ))目的の中古スマホが使いたい格安simで使えるかどうか確認しておいたほうがよいでしょう。

3.simカードが合っていても通信できない場合も!?ネットワーク利用制限が『×』

中古スマホ購入時に最大の注意点がこの『ネットワーク利用制限』と呼ばれるもの。スマホには本体を識別するためのIMEI番号という15桁の数字が割り振られています。もし、とあるスマホが盗難されたり不正利用されたりした場合は、docomo/au/softbankがそのスマホのIMEI番号からのアクセスを拒否。そのスマホのネットワーク利用制限が『×』になって、電話やネットができなくなります。

要は、中古スマホを購入するときは、ネットワーク利用制限が『○』のものを選ぶべきだ、ということです。百歩譲って『△』のものを。『×』はもっての他。

また、購入前に中古スマホのIMEI番号がわかれば、ネットワーク利用制限を調べることができます。

3-1.IMEI番号の確認方法

端末によって異なりますが、大まかには、

・『設定』→『端末情報』から確認

・電池パックを外したところに記載。

・本体裏面に刻印。

といったところで見れます。

3-2.ネットワーク利用制限の確認方法

各キャリアのHPでIMEI番号を入力します。

docomoスマホのネットワーク利用制限確認

auスマホのネットワーク利用制限確認

softbankスマホのネットワーク利用制限確認(Y!mobileもこちらから)

記号には4種類あり、それぞれの意味は下図のとおり。

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×は利用制限中の端末で通信できません。端末見つかったら回収される場合があります。

△は一応通信可能ですが、端末の残債があるなどの理由で○ではないスマホです。元の購入者が分割購入をしており、支払いを止めてしまうなどの理由で×になってしまう場合があります。また、通常購入した場合でも1~2ヶ月△になっている場合もあります。

○は使用可能なスマホ。しかし、最近のオークションや中古ショップで買ったスマホが、購入当初は○だったにもかかわらず、途中から×になってしまうというケースもあるらしい。可能性は低い。

-(ハイフン)はネットワーク利用制限がかかっていないので使用可能。simフリースマホは基本的に-(ハイフン)です。

 

よって、中古スマホを購入する前に、必ずIMEI番号をチェックし、ネットワーク利用制限が○であるかを確認しておきましょう。

4.格安simを契約し、中古スマホを購入したら、APN設定!?

中古スマホと格安simが届いたら、スマホにsimカードを挿します。それだけでは通信ができるようにならないので、スマホの設定からAPN設定というものをしてあげる必要があります。こうすることで、スマホがsimカードを認識できるようになります。格安simの説明書に必ずAPN設定の方法が記載してあるので、記載あるとおり設定してみましょう。

うまく設定できれば、無事、中古スマホ×格安simカードでの運用実現です。

 

まとめ

単純に格安simと中古スマホを分けて購入する場合の注意点をおもいつく限り書いてみました。こんなに色々考える必要があるとなると、やはり普通にsimカードとスマホはセット販売の方がいいような気がします。幸いMVNOでも格安simと格安スマホをセットで販売しており、スペックの高いものもあるので、そういうのを利用するほうが無難で早いかもしれません。

もちろん、手間を惜しまなければ今使っているスマホをそのまま使ったり、安くて好きな中古スマホを選択できるというメリットがあります。試行錯誤を楽しめる人向き。

 

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