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無料でOfficeを使う!?Office互換ソフト(無料版のwordとかExcelとか)一覧

あらゆる企業で最も使われているであろうソフトウェア『Microsoft Office』。しかし、Officeの製品版を購入すると数万円の金額がかかるので、Office互換ソフト(無料で使えるOfficeに似たソフト)をまとめておきたいと思います。(最終更新日:2019/5/27)

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1.Microsoft Officeのソフト一覧!?

Office製品といえば『Word』や『Excel』、『PowerPoint』あたりが有名ですが、他にもいろいろソフトがあります。一応再確認。

①『Word』・・・文書作成ソフト

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ビジネス文書作成などに使用。年賀状や暑中見舞い、休業案内など紙文化の残る企業に多数FAXや郵送の必要がある場合は、差し込み文書が便利。

②『Excel』・・・表計算ソフト

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四則演算はもちろん文書作成、売上管理、顧客管理、住所録作成、データ集計、簡易な統計解析などOfficeの中でも特によく使われるエクセル。VBA(マクロ)ができると日々の業務を一部自動化できてさらに便利。

③『Outlook』・・・メールソフト

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メールの送受信や友人、仕事関係者の連絡先管理、予定表作成などに使用。しかしたまに脆弱性が発見されたりする。競合のメーラーといえば『Thunderbird』。

④『PowerPoint』・・・プレゼンテーション用ソフト

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パワポの愛称で知られる営業の方がよく使われるソフト。スクリーンとプロジェクターがあれば、作った資料のスライドショーを映し出せる。図形やアニメーションの設定も簡単。

⑤『OneNote』・・・情報収集・共有ソフト

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メモやメール、画像、ファイル、音声、手書き、スキャンなど簡単に保存・スクラップでき、いろんなデバイス(スマホなど)に共有もできるソフト。各デバイス向けに無料版がありますが、Officeを購入することで追加機能を使えます。競合アプリはevernoteやGoogle Keep。

⑥『Publisher』・・・本格的でオシャレな文書が作成できるソフト

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パンフレットや雑誌、チケットなどを作成の際に使えるソフト。

⑦『Access』・・・データベース管理ソフト

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エクセルよりもさらにデータ管理に特化したソフト。少量のデータならExcelで管理してもいいかも。

参照:家庭向け Microsoft Office 製品のラインアップ

2.MicrosoftOfficeパッケージ版の料金!?

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主な2019年版個人向けOffice製品の料金、ライセンスの期間、インストールできる台数、使用できるソフトは以下のとおり。(全て税込表示)

WindowsPC向け

(1)Office 365 Solo:¥12,744[1年ライセンス/1ユーザー迄(複数デバイス可)] / 上記①~⑦まで使える
(1)Office 365 Solo:¥1,274[1ヶ月ライセンス/1ユーザー迄(複数デバイス可)] / 上記①~⑦まで使える
(2)Office Personal 2019:¥32,184[2台迄] / 上記①~③、⑤まで使える
(3)Office Home & Buisiness 2019:¥37,584[2台迄] / 上記①~⑤まで使える

Mac向け

(1)Office 365 Solo:¥12,744[1年ライセンス/1ユーザー迄(複数デバイス可)] / 上記①~⑦まで使える
(1)Office 365 Solo:¥1,274[1ヶ月ライセンス/1ユーザー迄(複数デバイス可)] / 上記①~⑦まで使える
(2)Office Home & Student 2019 for Mac:¥25,704[永続版/2台迄] / 上記①②④⑤が使える
(3)Office Home & Buisiness 2019 for Mac:¥37,584[永続版/2台迄] / 上記①~⑤まで使える

参考:Office - Microsoft Store 日本

*以前の料金のログ

2016年版*の料金 *2025年10月14日延長サポート終了予定

WindowsPC向け
(1)Office 365 Solo:¥12,744[1年ライセンス/2台迄] / 上記①~⑦まで使える
(1)Office 365 Solo:¥1,274[1ヶ月ライセンス/2台迄] / 上記①~⑦まで使える
(2)Office Personal 2016:¥32,184[2台迄] / 上記①~③まで使える
(3)Office Home & Buisiness 2016:¥37,584[2台迄] / 上記①~⑤まで使える
Mac向け
(1)Office 365 Solo:¥12,744[1年ライセンス/2台迄] / 上記①~⑦まで使える
(1)Office 365 Solo:¥1,274[1ヶ月ライセンス/2台迄] / 上記①~⑦まで使える
(2)Office Home & Student 2016 for Mac:¥25,704[永続版/2台迄] / 上記①②④⑤が使える
(3)Office Home & Buisiness 2016 for Mac:¥37,584[永続版/2台迄] / 上記①~⑤まで使える

2013年版**の料金(Windows)**2023年4月11日延長サポート終了予定
(1)Office Personal2013:¥32,184 / 上記①~③まで使える
(2)Office Home & Business 2013:¥37,584 / 上記①~⑤まで使える
(3)Office Professional 2013:¥64,584 / 上記①~⑦まで使える
(Office 365 Solo:¥1,274月 / 上記①~⑦まで使える)
2011年版の料金(Mac)
(1)Office for Mac Home and Student 2011:¥18,360 / 上記①②④⑤が使える
(2)Office for Mac Home and Business 2011:¥35,640 / 上記①~⑤まで使える
(Office 365 Solo:¥1,274/月 / 上記①~⑦まで使える)

ということで、PCにOfficeインストールしてないけど、自宅でちょこっとエクセルいじりたいってときは、購入するとわりとお高い料金かかってしまいます。そんなときに使えるのが無料で使用できるOffice互換ソフト。

3.Office互換ソフト一覧とシェア!?

『Office互換ソフト』とはMicrosoft Officeに似せたソフトのことです。正規のOfficeで作成したファイルと『互換ソフト』で作成したファイルは相互に編集できますが、場合によってはレイアウトが崩れたりします。

互換ソフト一覧表

Office互換ソフトには無料で使えるものや有料のものがあり、調べてみる限り以下のようなものが見つかりました。

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参考:WPS Office(WPSオフィス)|キングソフトのオフィスソフトを30日間無料体験版ダウンロード
参考:カタログ|オフィス統合ソフト JUST Office 3[ジャストオフィス 3]
参考:Microsoft Officeと高い互換性を持つオフィスソフト「Thinkfree Office NEO」|ソースネクスト|ソースネクスト
参考:EIOffice MSオフィス2010対応版|製品情報|イーフロンティア
参考:Polaris Office | 製品一覧 | ジャングルストア

見つけたものだけで有料版5種・無料版2種・Webアプリ2種。こんなにあるんですね。『Word』『Excel』『PowerPoint』はどのOffice互換性ソフトでも使用可能のようです。

Office互換性ソフトのシェア

ちなみにOffice互換性ソフトのシェアは下のとおり。

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参照:ITpro会員100万人に聞く!ICT大調査 - Office互換ソフト利用者は35%、オープンソース製品がシェア1位と2位に:ITpro

『Apache OpenOffice』が一番人気。2位は『Libre Office』、3位に有料の『KINGSOFT Office』がランクインしています(互換性OfficeのシェアなのでG SuiteなどのWebアプリは統計に含まれていません)。

4.無料で使える互換性Office!?

無料で使える互換性Officeを簡単に紹介します。

Apache OpenOffice

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中古PCを買うとたまに入れてくれていたりする『Apache OpenOffice』。普通にExcelやWordの代替として使えます。が、関数の区切りが”,(カンマ)”ではなく";(セミコロン)"であったり微妙にmicrosoft officeと異なる記号の使い方に戸惑います。

Apache OpenOffice - Official Site - The Free and Open Productivity Suite

LibreOffice

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Linuxディストリビューションをインストールすると最初から入っていることがある『LibreOffice』。こちらもMicrosoftOfficeと似た操作感で使用できます。セル内での改行がAlt+EnterではなくCtrl+EnterであったりExcelと操作方法が異なる部分がありますが普通に使用できます。ただし、OpenOffice同様PowerPointの互換性ソフトImpressが若干使いづらく、Calc(Excel)で関数やマクロを組みまくるとエラーが出やすくなったりします。簡易な使用なら使いやすいので、無料版の最有力候補。

ホーム | LibreOffice - オフィススイートのルネサンス
関連記事:LibreOffice Calcのフォント全体を一括で変更/置換する方法!

WPS Office(KINGSOFT Office)

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有料版Office互換性ソフトで最も人気なKINGSOFT Office。後継版はWPS Officeに名称変更となりました。1ライセンス¥3,880~¥9,880と比較的安価なので中古PCなどにMicrosoft Officeの代わりとして付属していたりします。互換性もそれなりに評判〇。しかし、どうせなら本家MicrosoftOfficeを買ったほうがいいかもしません。また、KINGSOFT Office利用者は2017年9月30日迄ならWPS Officeに無料移行可能です。

【KINGSOFT Office】オフィス互換ソフト販売本数No.1、30日間無料体験!

Polaris Office

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こちらも有料版互換Officeとなる『Polaris Office』。WORD/SHEET/SLIDE/PDFのパッケージ版が¥3,500前後とリーズナブルでPDF編集機能も搭載。互換性は高いもののやはり図やフォントのずれは他社製品と同じく一部発生する場合はあります。AndroidおよびiOSアプリは無料で提供されておりDropboxやGoogle Driveとも連携可能。ファイルをリンク共有(ON/OFFの切替可)することでSNS投稿でシェアすることも可能とマルチデバイス編集やファイル共有に便利な互換Officeです。

Polaris Office | Amazon
Polaris Office | 製品一覧 | ジャングルストア

5.ブラウザで使えるOfficeアプリ!?

ブラウザ上で使用できるOfficeアプリもあります。ChromeやSafari、Microsoft Edgeなどのブラウザ上で動作するので、いろんなデバイス(Windows、Mac、スマホ)からアクセス・編集できるところが強み。しかしWebアプリであるため動作は鈍くなります。

【G Suite】ドキュメント、スプレッドシート、スライド

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Google提供の『ドキュメント(Word互換)』『スプレッドシート(Excel互換)』『スライド(PowerPoint互換)』。ブラウザで各ページにアクセスし、Googleアカウント(Gmail)でログインするだけで使用できます。またはChromeブラウザの拡張機能として追加するか、Googleドライブの新規作成から各アプリのファイルを作成することができます。保存領域はGoogleドライブを使用するので無料で保存できる容量は15GB。Basicプラン(600円/月)で30GB、Buisinessプラン(1200円/月)で無制限で保存できます。

機能は製品版Officeよりも制限されるものの、Excelのマクロに相当するGoogle Apps Script(GASと略される)が便利。コアJavascriptとGAS特有のメソッドを用い、スプレッドシートの取得やGmailへの連携、Googleカレンダーの添削、各種APIとの連携など無料の範囲でも驚く程強力な使い方ができます。

ブラウザでアクセス:ドキュメント / スプレッドシート / スライド / フォーム
Google Drive容量UP(Basic / Buisiness):G Suite
プロモーションコード(1年間20%OFF):DC3ATQ79JQUHUEF (Basic) | DCGTJFEFMPYYMNN (Buisiness)
Chrome拡張機能:Office Editing for Docs, Sheets & Slides - Chrome Web Store

【Microsoft】Office Online

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Microsoft提供の『Word Online』『Excel Online』『PowerPoint Online』『OneNote Online』『Sway』。ブラウザ上で各ページアクセスし、microsoftアカウントでログインすると使用できます。保存領域はOneDriveを使用するので無料で保存できる容量は5GB。239円/月で50GB、1274円/月で1TB保存できます。

Microsoft純正だけあって互換性は抜群。ファイルが開けなかったりレイアウト崩れが出たりといった心配が少なく、無料でこれだけのツールが使えるのは驚きです。ただし、製品版よりも機能は制限されています(Excel Onlineだとソルバーやマクロが使えないなど)。Officeが入っていないならとりあえず『Office Online』で代替可能。

ブラウザでアクセス:Word / Excel / PowerPoint / OneNote / Sway
One Drive容量UP:Office 365 Solo
Chrome拡張機能:Office Online - Chrome Web Store
関連記事:OneDriveの同期フォルダーのExcelファイルをOffice Onlineで開いて編集する方法!

まとめ

ということで、頻繁にOfficeを使うならやはり本家MicrosoftOfficeを買ったほうがいいでしょう。OfficeがPCに入っておらずちょこっとExcelとかを簡単に編集したいだけの場合はブラウザで使える『Office Online』や『G Suite』が手軽に使えて便利です。Webアプリでは動作が遅すぎて使いにくい場合は、互換ソフトLibreOfficeが使いやすいのでオススメです。

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