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au端末をSIMロック解除するときの注意点!?simロック解除とは?

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2015年5月以降のスマホは原則simロック解除可能となりました。総務省のsimロック解除義務化措置によるものと思われます。

これによりauのスマホがどのsimカードでも使える!?と思いきやそう簡単でもありません。そもそもsimロック解除ってなんだったでしょうか。あと今回の発表の詳細とか。今日はその辺詳しくいきましょう。

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目次

1.SIMカードって何!?
2.SIMロックって何!?
3.SIMロック解除って何!?
4.周波数帯と通信方式って!?
5.auのSIMロック解除の条件!?
6.auのSIMロック解除にかかる費用!?
7.auのSIMロック解除の方法!?
8.auのSIMロック解除対応端末!?
9.SIMロック解除ができても2年縛りはなくならない!?
10.SIMロック解除だけでは解決できない問題!? 

1.SIMカードって何!?

ざっくり言うとスマホに必ず挿してあるこれです。

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このちっこいカードがSIMカードと呼ばれており、あなたを特定するための情報(電話番号やSMS、ネットワークの情報)が記録されており、このカードを挿すことで、スマホ/ケータイで電話やインターネットができる、という仕組みになっています。

総務省のsimロック解除ガイドラインにはこんな感じで定義。

携帯電話等の電気通信役務を提供する電気通信事業者との間で当該役務の提供を内容とする契約を締結している者を特定するための情報を記録した電磁的記録媒体をいう。 

2.SIMロックって何!?

では、あなたのスマホに挿してあるSIMカードを友達の持っているスマホに挿して使ってみましょう。そのまま電話やWebが使える場合と使えない場合があります。これは端末(スマホ/ケータイ)ごとにSIMロックなるものがかけられているからです。通常同じキャリアの『スマホ x simカード』の組み合わせであれば使用できますが、『他社スマホ x あなたのsimカード』や『あなたのスマホ x 他社simカード』の組み合わせは使用することができないようになっています。

(例:docomoスマホ に docomo simカード を挿す⇛使用可能)
(例:softbankスマホ に docomo simカード を挿す⇛使用不可)

キャリア(docomoやau、softbank)が、他社のsimカードスマホにロックをかけているためです。これをsimロックといいます。

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画像引用元:http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Keyword/20100511/347867/

3.SIMロック解除って何!?

上記図に示されている通り、スマホに設定されているSIMロックを解除すること、これがSIMロック解除です。SIMロックを解除すると、あなたのスマホに他社のSIMカードを挿しても、電話やWebが使えるようになる可能性があります。 

でも、テキトーにスマホとsimカードを組み合わせても上手く動作しない可能性大。(例えばauのスマホをsimロック解除して、docomo系の格安simを挿すとか。)

スマホとsimカードが対応している『周波数帯』と『通信方式』が一致していないと使えないからです。

4.周波数帯と通信方式って!?

スマホの大手キャリアといえばdocomo・au・softbankですが、それぞれの会社ごとに、発している電波の周波数が微妙に異なっています。一覧表はこんな感じ。

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画像引用元:http://mayoi-inu.hatenablog.jp/entry/2015/01/28/201750

一口に携帯の電波っていっても周波数がこんなに分けられています。 

そして、今回いち早くSIMロック解除に適応した『Galaxy S6 edge SCV31』の対応周波数は以下の通り。(○がついている部分がGalaxyが受信できる周波数)

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画像引用元:https://cs.kddi.com/support/simcard/compatible_network/

LTE:800MHzと1.7GHzと2.0GHz
3G(WCDMA):2.0GHz 

これがキャリア(simカード)の周波数とスマホの対応周波数の違いとなりますが、一致している周波数帯がないと、当然電話やWebが使えません。

ここで今回のGALAXYにdocomoのSIMカードを挿した場合を考えてみましょう。見た感じdocomoの周波数とGALAXYの対応周波数では、『バンド1』と『バンド2』が共通しているので、auのスマホでもSIMロック解除してdocomo simカードを挿せば使用できる!?と思いがちですが、1点問題点があります。auとdocomo/softbankでは、3G回線の通信方式が違うため、通話ができない可能性があるという点です。(au:CDMA2000 / docomo・softbank:W-CDMA)

そういえばVoLTEはLTE回線で通話を行う技術なので、VoLTE対応にすればあるいは使える可能性もあるかもしれません。実際に使ってみないとわからないという怖さがあります。逆に言うと、auの端末にauのsimカードを挿せばほぼ確実に電話もWebも使えるわけですから、わざわざ周波数なんかを勉強して他社SIMカードを利用するよりは、そのまま同じキャリア(または同じ系統のMVNO)のsimカード使ったほうが安全ですね。

5.auのSIMロック解除の条件!?

今日(4/22)正式発表があったauでは、SIMロック解除の条件に

・購入日から180日が経過していること
・2015年5月以降に販売された端末であること

といったルールを設けています。6ヶ月間は他社のSIMカードは使わせませんよ、ということです。(詳細

6.auのSIMロック解除にかかる費用!?

auスマホのSIMロック解除にかかる費用は以下のとおり。

①auショップでの手続き可:事務手数料3,240円(税込)
②Webでの手続きも可:0円

7.auのSIMロック解除の方法!?

SIMロック解除の受付が完了したら、解除した端末で次の手順を実施します。

①他社のSIMカードを挿入
②電源を投入してWi-Fiに接続
③設定ファイルの更新 (設定ファイルのダウンロードおよび端末再起動)

そうするとSIMロック解除完了です。 

8.auのSIMロック解除対応端末!?

5月以降発売した携帯電話という発表でしたが、ちゃっかり4月23日発売の『Galaxy S6 edge SCV31』も対象となっています。

また、iPhone 6とiPhone 6 Plusについては対象外とのこと。

9.SIMロック解除ができても2年縛りはなくならない!?

スマホの料金プランは通常2年縛りとなっており、途中解約すると9,500円(税抜)の違約金が発生してしまいます。これがあることにより、途中でauのスマホのSIMロックを解除したところで、その会社を解約して他社のsimカードだけを契約するとなると結局、違約金(9,500円)と新規契約時の事務手数料(3,000円とかが一般的)がかかってしまうので、2年縛りのプランがなくならないのならSIMロック解除できても意味ないのでは、という意見もチラホラ。

10.SIMロック解除だけでは解決できない問題!?

実はSIMロック解除しても解決できないことがチラホラあります。SIMロック以外の機能制限(APN ロック、IMEI ロック、キャリア内ロック等)もかかってたりするので、例えば他社SIMカードを使うと、『テザリングできない』とか『システムアップデートできない』とか、そういう問題に直面する可能性もあります。

国内スマホは、SIMロックこそかけてはいましたが、キャリアの周波数に最適化された端末を販売していました。あと、SIMロック解除したところで、他社SIMカードの周波数帯とスマホの受信できる周波数帯が合わなければ使えない、というリスクも発生するのでイメージみたいに「どのSIMカードでも使える!」みたいな想像をしていると痛い目をみるかもしれません。

 

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