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Wii Uの固定IPアドレス設定とDNSの設定方法!

Wii Uに固定IPアドレスを設定、DNSを設定する方法・手順をシェアします。

1.設定に必要な情報を調べる

2.Wii Uに固定IPアドレスを設定する

3.DNS(サーバー)の設定

 

1.設定に必要な情報を調べる

使っているルータによって設定値が変わってくるので、まずは固定IPアドレスを設定するために必要な情報(IPアドレス/(サブネットマスク)/デフォルトゲートウェイ)を調べます。

 

Wi-Fiに繋がっているPCもしくはスマホで確認することができます。

1-1.PC(Windows)の場合

PC(Windows)の場合は、『スタート』→『検索』のところで『cmd』と入力し『Enterキー』を押します。

『cmd.exe』が検索に出てくるのでクリック。

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cmd.exeの画面が出たら『ipconfig』と入力し『Enterキー』を押します。

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ズラっと英数字が表示されます。

 

現在PCを有線接続している場合は『ローカルエリア接続』、Wi-Fi接続している場合は『ワイヤレスネットワーク接続』と書かれたところに

・『IPv4アドレス』『サブネットマスク』『デフォルトゲートウェイ』

の3つが表示されているので、それぞれの数字をメモに取ります。

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以上でWii Uに固定IPアドレスを設定するための準備はOKです。

 

1-2.スマホ(Android 6.0.1)の場合

スマホを使って『IPアドレス』などを確認する場合は、

『設定』画面を開き、『Wi-Fi』をタップします。

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SSIDが複数表示されます。

現在接続しているSSIDを『長押し』します。

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『ネットワークの変更』をタップします。

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Wi-Fiの設定画面が開くので、IP設定の部分をDHCPから『静的』に変更します。

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静的に変更後、画面を下にスクロールすると『IPアドレス』と『(デフォルト)ゲートウェイ』が表示されているので、それぞれメモにとります。

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以上でWii Uに固定IPアドレスを設定するための準備完了です。

 

2.Wii Uに固定IPアドレスを設定する

固定IPアドレスを設定するための情報は揃ったので、次に任天堂のサポート情報に記載あるとおり、固定IPアドレスを設定していきます。ここからはWii Uを起動させ、ゲームパッドで操作。

 

最初に『はじめる』をタップします。

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次に『インターネット』をタップします。

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『インターネットに接続する』をタップ。

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『接続先の一覧(Xボタン)』をタップ。

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固定IPアドレスを設定したい接続方法を選択します。Wii U/Wiiのロゴマークがあるものが通常使う接続先です。

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『設定変更』をタップ。

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右矢印をタップします。

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『IPアドレス』をタップします。

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『自動取得しない』をタップ。

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『IPアドレス』『サブネットマスク』『(デフォルト)デートウェイ』を設定します。使用環境によって入力する数字は異なるのでご注意ください。主に異なる部分は次の①番と②番。

・IPアドレス⇒192.168.①.②
・サブネットマスク⇒255.255.255.000
・ゲートウェイ⇒192.168.①.001

①はPCもしくはスマホで確認した数字と同じ数字を入力

②はPCもしくはスマホで確認した数字と違う数字を入力2~254の間で任意で入力します。1ケタ台とか小さい数字を入力すると繋がらなくなる恐れがあるので、200~とかの大きい数字の方が無難。

他の「192.168.~」とか「255.255.255.0」とかの数字は基本的にそのまま入力してOKです。(以下、私の場合。)

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捕捉:①について

使用しているルータのメーカーによって①番に払い出される数字は大まかに異なります。一例としては、

・NEC⇒192.168.000.001もしく192.168.010.001
・IO DATA⇒192.168.000.001
・BUFFALO⇒192.168.011.001
・Logitec / ELECOM⇒192.168.002.001
・NTT / コレガ⇒192.168.001.001

こんなところ。

メーカーである程度予想できますが、APをかましていたりルータの型番によったりで①の数字が異なる場合があるので、PCやスマホのIPアドレス/デフォルトゲートウェイで確認したほうがよいです。

捕捉:②について

②番には0~255の値が自動的に割り当てられています。

・192.168.000.000~192.168.000.255

Wi-Fi接続しているスマホやPC、プリンタなどにもこの数字が割り当てられています。今回Wii Uの数字は固定する設定をしていますが、スマホやPCに割り振られている数字と被るとどちらかは通信できないようになります。よって、小さい数字は避け、200~などの高い数字を設定することを推奨。

 

3.DNS(サーバー)の設定

IPアドレスなどの入力がおわったら「~DNSの設定が必要です~」と聞かれるので『設定する』を選択。

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『自動取得しない』を選択。

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『プライマリーDNS』と『セカンダリーDNS』の組み合わせは大体下のような感じ

パターン①:プライマリーDNS『008.008.008.008』/セカンダリーDNS『008.008.004.004』
パターン②:プライマリーDNS『192.168.①.001』/セカンダリー『008.008.008.008』
パターン③:プライマリーDNS『192.168.①.001』/セカンダリー『0.0.0.0』

いずれかのパターンで入力し、『決定』をタップします。

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(これも基本的に上記の数字でOKですが、プロバイダからDNSを配布されている場合はその数字をプライマリDNSにしてもOKです。

また、フレッツ光プレミアム加入者で『NTT加入者網終端装置(CTU)』という機械がある場合は、プライマリDNSを192.168.024.001と設定します。)

 

以上で設定完了です。

『保存する』をタップもしくは『Bボタン』を押します。

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『保存する』をタップ。

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『接続テスト』をタップ。

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正常に設定できていれば接続テストに成功します。『OK』をタップ。

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以上でWii Uの固定IPアドレスの設定完了です。

Wii Uのオンラインゲームをやってみて通信エラーが減るかどうか確認しましょう。

逆につながらなくなってしまった場合は、一旦元の設定(IPアドレス:『自動取得しない』→『自動取得する』)に戻しましょう。

 

おわりに

自動IPの割り当てよりも固定IPにした方が安定性が増すとのことなので、通信エラーが多いと感じる場合は固定IPを試してみてはいかがでしょうか。

(私的にはIPを固定したり、DNSサーバーを変更してもあまり通信エラーの頻度は変わりませんでした。)